今回は「HGUC ゲルググJ」のガンプラレビューです。
「機動戦士ガンダム0083 ポケットの中の戦争」に登場したゲルググJ(イェーガー)。
2004年に発売、HGUCナンバーは45番という事で10年以上前のガンプラになります。
実はHGUCゲルググ(シャア専用)はHGUCナンバー70番なので、ゲルググJの方が先行発売されておりランナー流用はありません。
という事で、今回は古いHGUCながら成形色が綺麗なゲルググJをご紹介します!
※↑写真のビームサーベルはキットには付属しません
HGUC ゲルググJ
このゲルググJ、かなり昔に作ったのですが引っ張り出してきて改めて見てみると今の目で見ても十分かっこいい姿に驚きました。
※合わせ目消し+スミ入れ+ちょい汚し+つや消しスプレーで製作しています
今のガンプラ基準で見ると可動域が狭いですが、立ち姿は十分通用しますね。
バックパックには長いプロペラントタンクを装備しているので、ゲルググというよりもゲルググマリーネに近い形状をしています。
シャア専用ゲルググっぽいカラーリング。
今回特に思ったのは成形色のレッドがかなり綺麗なのでつや消し吹くと見栄えがかなり良くなる点です。
この時代特有の足裏に肉抜きが出ない作りをしています。
※足裏は少し塗装しています
手脚もそこまで広がらず、膝の曲げ具合も狭いです。
可動域に関してはさすがに古さが目立ちます。
ブレードアンテナは設定的に標準装備です。
通常のゲルググと違い、口周りがチューブ状のようになっているのでますますゲルググマリーネ臭がします。
胸に貼る「522」のマーキングシールが付属。
胸のダクト内は要塗装です。
肩にもシールが付属、前後で合わせ目が出ます。
写真では見えにくいですが側面ダクト内のレッドは要塗装です。
腕の銃身、ビーム・スポットガンは色分けされています。
脚はふくらはぎに合わせ目が出ますが、前側には出ない構造。
通常ゲルググの3倍の推力を誇るメインスラスターとプロペラントタンク。
スラスター内のレッドは要塗装です。
このゲルググJはスラスターの数がとにかく多いです。
上記写真のみならずリアスカート内、脚の中にまであるのでスラスター内レッドはランナー状態で塗った方が楽かもしれません。
2本の長いプロペラントタンクはモナカ構造なので合わせ目が出ます。
武装はビーム・マシンガンを装備。
サイトレンズは色分けされておらず、マシンガン自体にも合わせ目が出ます。
ビーム・マシンガンを構えるゲルググJ!
可動域が狭いのでポージングは限られますが、
マシンガンに手を添える事ができる左手のハンドパーツが付属するのがとてもイイです。
このゲルググJには近接武器が付属しないので、釣り用具のミライトでサーベルを自作してみました。
サーベルを押し込むと
光ります。
このミライト、お手軽改造な上めちゃめちゃ安いのでオススメです↓
この古いHGUCとは思えないプロポーションよ……。
HGUC ゲルググJの感想
という事でHGUC ゲルググJのご紹介でした。
合わせ目は肩、腕、ふくらはぎ、プロペラントタンク、武器等にアリ。
色が足りない箇所は胸・肩ダクト内、合計24箇所のスラスター内レッド、ビームマシンガンのサイトレンズになります。
合わせ目・部分塗装が必要な箇所もそこまで難しいところではないですが、パチ組み派は注意といったところ。
……という事で完璧に作ろうとするとそれなりに手を入れるところが多いですが、成形色、プロポーションに関しては今の目で見ても通用するクオリティではないでしょうか。
作っていて思ったのは、手を加えれば加えた分だけ見た目にフィードバックされる古き良きガンプラといった印象です。
可動域は狭いものの立ち姿がメチャメチャかっこいいのでゲルググJ好きなら満足する出来だと思いますぞ!
以上、「HGUC ゲルググJ」のガンプラレビューでした!