今回は「HGグフイグナイテッド(イザーク・ジュール専用機)」のガンプラレビューです。

機動戦士ガンダムSEED DESTINYに登場し、イザーク・ジュールが搭乗するグフイグナイテッド(イザーク・ジュール専用機)をご紹介。
2007年発売。
イザーク機のブルー・ホワイトを主体とした成形色に変更されているほか、簡易スタンドが付属します。
という事で、HGグフイグナイテッド(イザーク・ジュール専用機)をレビューしていきたいと思います!
HG グフ イグナイテッド(イザーク・ジュール専用機)

ZGMF-2000、ニューミレニアムシリーズのグフイグナイテッド(イザーク・ジュール専用機)のボックスアート。
内容ですが、HGグフイグナイテッド系共通ランナーを使いつつブルーとホワイトを基調とした成形色に変更されているのが最大の特徴です。
ぶっちゃけ、新規造形はありませんw(*´ェ`*)

組み立て書にはイザークさんが記載。

ホイルシールは、フライトユニットの色を補うものが中心です。
HG SEEDシリーズの当時物という事で、シールも付属しない色の足りない箇所はチラホラとあります。

付属品一覧がこちら。
※「MMI-558テンペスト ビームソード」「MA-M757スレイヤーウイップ(2種類)」「シールド(裏側に収納状態のビームソードを格納)」「簡易スタンド(+交換用支柱)」
画像右下のパーツはフライトユニットを組み立てる際に使うパーツで、完成後は不要のパーツとなります。

そして完成したHGグフイグナイテッド(イザーク・ジュール専用機)がこちら。
グフイグナイテッドのHGは4種類も発売されているので、ほんとはHGスラッシュザクファントムを発売してほしかったというのが本音です(*ノェノ)
が、このイザーク専用機のセールスポイントとしては無塗装でもイザーク機が組める点、この1点だと思います。

キット自体はHG SEEDシリーズの中でも良プロポーションで立体化されているのが特徴で、ご覧のように劇中再現度の高い姿で立体化されています。

それでは細かく見ていきます!

可動域から。手足はそこそこ広がります。
肩は軸接続、足はボールジョイント接続です。

手足の関節は90度ほど曲がり、キレイにヒザ立ち可能です。

上半身を少し引き上げれば、360度腰を撚ることができます。

頭部をアップで。モノアイはシールで、非可動です。
アンテナ先端には安全フラッグ有り。

頭部は上下はめ込み式で、側面にぐるりと合わせ目が出ます。
動力パイプは設定でもホワイトのままなので、塗装の必要はありません。

胴体・腰部はオレンジ部分がシールです。
腰側面に合わせ目が出ます。

スパイクアーマーはシンプルな2パーツ構造です。前後はめ込み式で、

上部に合わせ目が出ます。バックパックまわりのフライトユニットにも合わせ目あり。
肩は前方向への可動に優れています。

腕は「肩内部ブロック」「前腕部前後」に合わせ目があります。

両腕にはM181SEドラウプニル4連装ビームガンを装備。
銃口は凹形状になっているものの開口されていないので、ピンバイスなどで穴をあけると見栄えが良くなりそうです(*´ェ`*)

股下のカバーパーツを外せば、スタンド用の3mm穴が露出します。

脚部は前後ほとんどの場所に合わせ目が出ます。
色分けは優秀で、スラスター内部のオレンジ以外はパーツ分割により色分け済み。足裏に肉抜きもありません。

フライトユニットは各部細かく動きます。
左右の翼はボールジョイント接続です。

色分けは悪く、上側ホワイトはシールが付属するものの下面は全く色分けされていません。(バックパック中央らへんも)

シールドはホワイト1色で、表面・裏側とも要塗装です。
プラによる凹凸接続で、ロール回転します。

シールド内部には、収縮状態のMMI-558テンペスト ビームソードが収納されています。

手に持たせる場合は展開状態のテンペストを持たせます。
両側のビーム刃はサイズがちょっと合っていないので、要調節といったところ。(↑写真では奇跡的に曲がっていないように見えてますw)
グリップ部分と手穴サイズが合っていないので、持たせる角度によっては抜け落ちてしまう感じです。

「俺が出る!」
グフイグナイテッド(イザーク・ジュール専用機)、出撃!

それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!

ジャキン……ビームソードを構えるイザーク!

アクション!

4連装ビームガンで。

シールドでタックル!

こちらはMA-M757スレイヤーウイップ。
専用の手首パーツは右手分のみ付属します。手首付近のパーツを外して取り付けるので、ガッチリと保持できます。

襲いかかるグフイグナイテッド!


ムチを振り上げるイザーク!

スレイヤーウイップは、↑の伸びた状態のものも付属します。

動かすと更にかっこよくなるな……(*_*)

ディアッカのブレイズザクファントムとディスプレイ。



HGグフイグナイテッドのバリエーションを比較。
※左から「HGグフイグナイテッド」「ハイネ専用機」「本キット」

成形色以外は同じです。
※細かな事を言うと、量産機にはマーキングシールが付属します



キャラクタースタジオ3のイザークフィギュアとディスプレイ。


「いま俺が殴りたいのは、あいつだけだ!」

HG グフイグナイテッド(イザーク・ジュール専用機)の感想
ということでHG グフ イグナイテッド(イザーク・ジュール専用機)のご紹介でした。
内容的には色以外他のグフイグと同じため感想がかぶりますが、劇中再現度の高いプロポーションが最大の長所だと思います。
その他は当時ものキットという事で合わせ目が多いほか、ビームソード・シールド・フライトユニットなどシールも付属せず色の足りないところが多いため、多少手を加えるモデラーさんにはオススメといったところ。
イザーク専用機の場合は白いパーツが多いので、塗装派モデラーさんは他タイプのグフイグナイテッドを再現するのにも塗りやすいキットだと思いますぞ……(*´ェ`*)
以上、「HG グフイグナイテッド(イザーク・ジュール専用機)」のガンプラレビューでした!











