今回は「HG赤いガンダム」のガンプラレビューです。

機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)に登場し、シャア・アズナブルとシュウジ・イトウが搭乗する「赤いガンダム」をご紹介。
2025年発売。
「ビーム・ライフル」「ビーム・サーベル」「シールド」に加え、「ハンマー」「ビット」といった豊富な武装が付属します。
ということで、HG赤いガンダムをレビューしていきたいと思います!
HG 1/144 赤いガンダム

地球連邦軍から奪取したモビルスーツ「RX-78-02ガンダム」を、シャア専用機として改修した「赤いガンダム」さん。
設定的にはパイロットと機体の連動性を高めるための「アルファ型サイコミュ」が搭載され、サイコミュ連動型無線誘導端末「ビット」が試験的に導入されたMSとなります。
価格は2,750 円(税10%込)円です。

組み立て書には、シャアとシュウちゃんが記載。
超厳密にいえば本キットにはビットが2基しか入っていないので、シュウジの赤いガンダムが再現できるキット、と思っていいかもしれません。
バンダイさん、ビット4つ別売りで出してくれませんかね……(*_*)(キラキラのエフェクト付きとかで)

ホイルシールとマーキングシールがこちら。
今回結構細かなところにシールを使うので、小範囲に貼るものは予備分も収録されています。実際製作中に目のシールをなくしてしまい、予備分があってマジで助かりました……(*ノェノ;)
シールドのジオンマーク(画像右のマーキングシール)は選択式で、通常のものと掠れた状態のものが印刷されています。

そして完成したHG 1/144 赤いガンダムがこちら。
シャアレッドっぽい成形色で再現されており、「レッド」「サーモンピンク」と2色使われています。あとはグレーのランナーが中心です。

細身のスタイルながら、ビットを装着しても自立が安定します。
各関節は基本的にKPS接続になっていて、接続強度がちょうどよく止めたい位置でピタっと止まってくれる印象です。
KPS出たてのころは緩いキットもあったのですが、最近このあたりは安定の出来といった感じですね。

それでは各部細かく見ていきます!

可動域は広く、手足は大きく広がり上を向く動作も超得意です。

特徴的な頭部をアップで。
ジークアクスもでしたが、HGながら12パーツも使われていて、モールドも細かいです。

後頭部も面白いデザインになっていて、バルカンの給弾ベルトのデザインになっています。
ただ、アンテナ先端には安全フラッグがあります。

超アップで。一応色分けは細かいのですが、バルカンの砲口など細かなグレーは足りません。

胴体をアップで。胸部中央には、ジオン軍のマークを貼ります。

各部ブロック構造になっていて、真横を向けるのはもちろん前後左右と柔軟に可動します。

基本的な関節はKPS接続ですが、肩まわりは一部ポリパーツが使われています。
ボールジョイント接続になっていて、

このように外側に引き出すことができます。
肩自体もボールジョイント接続のため、前後に可動します。

腕部。前腕部前面とヒジ部アタッチメントパーツは、一部ホイルシールで色を補います。

腰部のヘリウムコア(四角い部分)が、太もも側についているのが面白いです。脚部の細かな黄色い部分は、シール。
股間まわりはボールジョイント接続による固定タイプで、前後にスイング可動などはせず。
股下にはアクションベース用の3mm穴が空いています。

手足がよく曲がるので、キレイにヒザ立ち可能です。
足裏は「こういうデザインっぽい肉抜き」があるのですが、よく見ると「RX-78」というモールドがあるのに驚きましたw
ガンプラ作らなきゃ、絶対気付かないぞこれ……(*_*;)

背中の接続規格は、最近よくある2穴タイプです。

バックパックのデザインが面白く、コア・ファイターを背負っているようなデザインになっています。
下部のバーニアも、細かく造形されています。

赤いガンダム、出撃!

それでは武装やギミックを見つつ、アクションポーズいってみます!

ビーム・ライフルがこちら。通常ハンドに持たせます。
合わせ目は、段落ちモールド化されていました。

シールドは、ヒジ付近のアタッチメントパーツを差し替えて取り付けます。
グリップは固定されていますが、中央のグリップを手で掴んで保持することも可能です。

ビーム・ライフルで攻撃!

シールドはジョイントパーツを使用することで、バックパックへ懸架することもできます。

ビットは機体各部のアタッチメントパーツを差し替えることで、「肩部」「腕部」「脚部」の3箇所に取り付けることができます。

こんな感じ。ガッチリと装着されるので、落下の心配はありません。

ビットは単体でも、3mmスタンドに対応します。
側面に2個所、穴が空いています。
ただイエローをはじめとして結構色が足りないので、このあたりが中心的な塗装ポイントとなります。

ビットで攻撃!

カッケェ!(>ω<;)

本キットにスタンドは付属しないので、そのあたりはご注意を。

脚部にビットを装着してみます。

こんな感じ。ビット、6基欲しい……(*ノェノ)

ビーム・サーベルのグリップは着脱でき、

キレイな色のビーム刃も2本付属します。

アクション!

二刀流で。

ハンマーはチェーンパーツにより、様々な表情付けが可能です。
↑枠のパーツを取り付ければ、3mmスタンドに対応します。

どこかで見たことあるなと思ったら、「RG 1/144 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0用武器セット」で使われていたガンダム(およびハイパー)ハンマーのチェーンランナーが流用されているようでした。
こちらは半完成品になっていて、ランナーからカットしてクリアパーツを抜くだけでOKです。


ハンマーで攻撃!


ボックスアート風でパシャリ。

いい感じ……。

HG 1/144 GQuuuuuuXと一緒にディスプレイ。
並べると、めっちゃいいですね!(>ω<)



「僕はまだ死なない…ガンダムがそう言っている」
HG 1/144 赤いガンダムの感想
ということでHG赤いガンダムのご紹介でした。

主に色の足りないところは「ビット」「ハンドパーツ」まわり。細かなことをいえば頭部や腰部などもちょこちょこ足りないので、部分塗装は推奨のキットに仕上がっています。
贅沢をいえばビットは6基つけて欲しかったというのが本音ですが、それでもハンマーがついてきて、ポロリするところもなく動きまくるので非常にクオリティの高いHGといった印象です。
シャアファンもジークアクスファンも、マストアイテムで間違いないでしょう。

その他のシャア系キットは↓からどうぞ。
以上、「HG 1/144 赤いガンダム」のガンプラレビューでした!















