今回は「HGUC リゲルグ(UC Ver.)」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムUCに登場した、袖付きリゲルグ(ユニコーンバージョン)をご紹介。
2019年発売のプレミアム・限定品になります。
成形色がパープル・ダークブルー主体のカラーリングに変更されたほか、新規造形の袖が付属。
更に「ギラ・ドーガ用のビーム・マシンガン」「ビーム・ナギナタ」「左の銃持ち手」が追加で同梱します。
という事で、HGUCリゲルグ(ユニコーンVer.)を通常リゲルグとの比較画像を含めじっくりとレビューしていきたいと思います!
HGUC リゲルグ(ユニコーンVer.)
本編にも一瞬登場した袖付きリゲルグさん。
主な特徴ですが、同じプレミアム・バンダイ限定のHGUCリゲルグの成形色違いに「袖付きの前腕部」が新規造形で付属する点になります。
ホイルシールは主に袖部分を補うものが付属。
袖付きMSの宿命なのだ……(*´ェ`*)
付属品一覧がこちら。
※「専用ビーム・ライフル(リゲルグ用)」「ビーム・マシンガン(ギラ・ドーガ用)」「ビーム・ライフル(ゲルググ用)」「ビーム・ランサー」「ビーム・ナギナタ」「ハンドパーツ×5(うち左の銃持ち手が新規)」「リアアーマーのカバーパーツ(ナギナタをマウントしない時用)」
通常リゲルグからの変更点は青の太字部分になります。
ビーム・マシンガンとビーム・ナギナタはそれぞれHGUCギラ・ドーガ、HGUCゲルググに同梱するものと同じ形状のものが付属。
左の銃持ち手は新規造形パーツとなります。
そして完成したHGUCリゲルグ(ユニコーンVer.)がこちら。
ご覧の通りパープル・ダークブルーを主体とした成形色に変更され、袖部分のほか劇中再現用の左手部分(銃持ち手とビーム・マシンガン)が付属するのがこのキット最大の売りになっているぞ……(*´ェ`*)
元を辿れば、2006年に発売されたHGUCシャア専用ゲルググがベースとなります。
18年前のガンプラを使用しているため作りが古いですが、ABS樹脂だった関節パーツはKPS素材に変更されています。
※HGUCリゲルグ同様
それでは細かく見ていきます!
今のガンプラ目線で見てしまうと可動域は狭いですが、腕は大きく上がります。
腕関節は90度、脚関節は90度以上上がり上半身は回転します。
そこまでポージングに困ることはありませんでした。
頭部のアンテナはリゲルグ専用タイプが付属。
それ以外はHGUCゲルググと同形状で、モノアイに凸形状はありません。
ヘルメットを外し、ツマミを動かせばモノアイが可動します。
HGUCゲルググ・リゲルグ同様、接続強度がキツめで多少動かしづらいです。
胴体側面に合わせ目が出ますが、公式の作例基準だとモールド扱いのようでした。
ただ段落ちモールド化はされておらず、劇中や設定画ではモールドはないため合わせ目と認識してOKかもしれません。
肩は軸接続になり、胴体と肩の間にウイング・バインダーを噛ませる構造です。
ウイング・バインダーは前後はめ込み式で、極力合わせ目が出ないパーツ分割構造です。
バインダー内部には、大型スラスター3基と円盤型宇宙機雷6基が造形されています。(機雷の展開ギミックは無し)
スラスター内部はイエローで要塗装となります。
バインダーは単体で大きく上へ上がります。
新規造形の袖部分。
肩内部の球体パーツに合わせ目が出ますが、その他はあまり目立ちません。
前腕部に合わせ目が出ますがここも作例ではモールド、設定画ではモールド無しといった感じです。←こういうの多い(*´ェ`*)
前腕部先端のカバーは開閉し、グレネード・ランチャーの銃口が露出します。
写真→の部分に合わせ目が出ますが、ご覧の通りあまり目立たない位置です。
下半身はHGUCゲルググと同じで、脚可動の妨げにならないようサイドスカートが展開します。
脚部は関節パーツに合わせ目が出ます。
その他は公式の作例基準だとモールド扱いのようでしたが、気になるようなら要処理といったところです(*´ェ`*)
股下のカバーを外せば角型のスタンド穴が露出。
足裏に肉抜きは無く、細かくスラスター形状が造形されています。
※脚部はHGUCゲルググから変更無し
ランドセルはHGUCリゲルグの成形色違いですが、UC仕様ではリアスカートにビーム・ナギナタをマウントします。
ミサイル・ポッドのカバーは開きます。(位置を差し替える感じ)
それでは武器を見つつ、アクションポーズいってみます!
ビーム・ランサーを抜刀するリゲルグ(ユニコーンVer.)!
襲いかかる袖付きリゲルグ!
ビーム・ランサーは連結する事ができます。
……カッケェ!!!(>ω<;)
表情付き平手パーツがいい味出してるぞ……。
リゲルグ用の専用ビーム・ライフルを装備させてみます。
旧キット1/144リゲルグでも同梱しなかったライフルなので、何気に貴重品(*´ェ`*)
専用ビーム・ライフルで攻撃する袖付きリゲルグ!
HGUCゲルググの流用部分が多いのに、派手なウイング・バインダーとライフルのおかげでかっこ良く見えてしまうというズルいキットになっておりますw(*_*)
劇中でも使用し、ユニコーンVer.の特徴でもあるギラ・ドーガのビーム・マシンガンを装備させてみます。
グレー1色成形のため、ここは要塗装です。
この武器のためにHGUCギラ・ドーガのグレーのランナーが丸々一つ入っていますが、使えそうなパーツはマシンガン部分だけなので余剰パーツが多く出ます。
ちなみに、
ビーム・マシンガンは右手には装備できません。(ハンドパーツ穴とのサイズが合わないため)
劇中でも左手に装備していたので問題ないかもですが、一応ご報告。
※逆にその他のライフルは左手でも装備可能です
ビーム・マシンガンを構えるリゲルグ(ユニコーンVer.)!
2丁持ちでディスプレイできるのが、地味にいい感じ。
強者感ハンパないわ……。劇中ではアレだけど……w
ゲルググタイプのビーム・ライフルも同梱します。
※HGUCゲルググのものと同形状
ビーム・ナギナタを装備!
劇中のように『右手にビーム・ナギナタ』『左手にビーム・マシンガン』の構成で展示可能です。
弱点はHGUCゲルググ同様、ハンドパーツ穴とサイズが合わずプラプラする点。
柄にマステを貼るなどして調整した方がいいと思われ。
敵を捉える袖付きリゲルグ!!!
さて、運命やいかに……。
HGUCリゲルグと比較。
違いは『袖付きの前腕部』『左の銃持ち手が付属』『ビーム・マシンガン(ギラ・ドーガ用)が付属』『ビーム・ナギナタが付属』する点となります。
HGUC リゲルグ(ユニコーンVer.)の感想
ということでHGUC リゲルグ(ユニコーンVer.)のご紹介でした。
ほとんどZZ版のリゲルグと感想がかぶるので、ユニコーンVer.で追加された部分の感想を。
まず新規造形の左の銃持ち手ですが、凹凸形状を合わせて保持させるわけではないので少し外れやすいです。
ビーム・ナギナタもベースキットのゲルググ同様プラプラするので、武器の保持部分が弱点だと思われます。
パーツ数はリゲルグより多いので、ZZ版・袖付き版のこだわりがないモデラーさんにはこちらのユニコーンVer.の方がオススメといった感じです!
以上、「HGUC リゲルグ(ユニコーンVer.)」のガンプラレビューでした!