今回は「1/144 ジャベリン」のガンプラレビューです。
機動戦士Vガンダム、機動戦士クロスボーン・ガンダムに登場したジャベリンをご紹介。
1993年発売、1/144スケールの旧キットになります。
という事で、旧Vガンのプラモの中でもトップクラスに人気が高い(ついでにレア度も)1/144ジャベリンをガッツリと見ていきたいと思います!
1/144 ジャベリン
ガンダムベース東京の売り上げランキングでも堂々の6位に輝いたジャベリンさん。※2017年11月期
U.C.0149時代のジムシリーズという事で、全宇宙世紀作品の中でも最強クラスの強さを誇るジムでございます……(*´ェ`*)
※ジム:RGM-79、ジャベリン:RGM-122
ホイルシールの量は多めで、フェイスマスクのグレー部・胸ダクト等オレンジ部・腰まわりのグレー部を補うものが付属します。
JAVELINの文字が印字されたシールも付属。
こちらが付属武器一覧。
※「ビームライフル」「ショットランサー×2」「ビームサーベル×2(形状違い)」「ビームシールド」
ディスプレイスタンドとディスプレイカードも付属します。
スタンドの支柱は形状違いが2本同梱。
このVガン1/144シリーズ、安価な旧キットながらクリアパーツが多く付属するのが嬉しいっす……(*´ェ`*)
そして完成した1/144ジャベリンがこちら。
ザンスカ勢は1色ランナーが多いイメージですが、ライトブルーとライトグレーの2色のランナー構成になります。
ご覧の通り、プロポーションは完璧っす……(*´ェ`*)
接地性も良く、ビームシールドにクリアパーツが使われているなど旧キットの中でも非常にクオリティが高い部類だと思います。
これは売れるのもわかりますぞ……。
ショットランサーは背部に2基装備。
手に持たせる事もできます。※後述
可動域も悪くなく、手脚もそれなりに上がり腕・脚関節もそこそこ曲がります。
上半身も360度回転し、旧Vガンプラモの中でもトップクラスの可動域を誇ります。
頭頂部のメインカメラ、デュアルセンサー(目)、フェイスマスクはシールが付属します。
今からジャベリンを組もうと思っているモデラーさんはある程度塗装すると思うので問題ないかもしれませんが、
頭頂部のメインカメラ(オレンジシール)はサイズが合っていないので、今回カットして貼りました。
一応ご報告。
頭部は前後はめ込み式で側面に合わせ目が出ます。
ちなみに奥まっている目は後ろ側のパーツと一体型なので、シール(もしくは塗装)ははめ込む前に処理する必要があります。
胴体も前後はめ込み式で側面に合わせ目が出ます。
胸部ダクトと、
腰まわりのグレーはシールで補います。
フロントアーマーはVフレームによるボールジョイント接続で、ある程度可動します。
上から見ると胴体・バックパックまわりに合わせ目が出ます。
ショルダーアーマーは1パーツ成形で合わせ目が出ません。
また、側面のアポジモーターも別パーツになっています。
アポジモーターの形状は今の目で見てしまうとしょぼいので、改造派モデラーさんはこのあたり交換した方が良さげです。
肩内部と二の腕(ホワイト部)は1パーツで合わせ目無し。
前腕部には合わせ目が出ます。
関節がポリキャップむき出しの点はシリーズ共通。
太ももは筒状パーツで合わせ目が出ませんが、↑の下脚部は左右はめ込み式のため合わせ目が出ます。
側面のアポジモーター(ホワイト部)は別パーツ化されています。
甲パーツとスリッパは別パーツになっているため、塗装しやすいパーツ分轄になっています。(スリッパはグレーに要塗装)
足裏は肉抜きのようなスラスター形状のような簡素な作りになっていますw
メインスラスターはバックパックと一体化されています。
このあたりは左右のショットランサーを含め、ガッツリと合わせ目が出ます。
ショットランサー基部は可動し、角度がつけられます。
それでは武器を装備させ、ポージングいってみます!
ビームシールドは左腕と側面のパーツ(ビームシールド発生器)の間に挟み込んで接続。
シンプルな取り付け方で、そこまでポロリもしませんでした。
ビームライフルは右側面に肉抜きがあります。
凸形状も造形されており、ここを使って脚部側面にマウントします。※後述
ビームライフルで攻撃するジャベリン!
想像より動いてくれるので、ポージングが決まりやすいぞ!(>ω<)
カッケェ!
色分けは圧倒的に足りませんが、成形色がいい感じですね。
ビームライフルは脚部側面にマウント可能です。
プラ同士の軸接続になるため、付け外ししまくっていると緩んできそうではあります。
お次はビームサーベル!
柄一体型のクリアピンクのエフェクトパーツが付属します。
刃先が湾曲したものもついてくるのがタマランです。
ショットランサーを脇の下に構える事もできます。
連邦の機体でありながら、何気にブッホ・コンツェン(クロスボーン・バンガード)の独自技術が使われている武装だそうです……(*´ェ`*)
強そう!
……なんだけど、ジムっぽくもあるので強いんだか弱いんだかよくわからない機体になっているところが魅力的。
(クロボン時代には高性能機、Vガン時代には旧型になっています)
ショットランサーは手に持たせる事も可能です。
持たせ方としては↑が正しいかもです(*´ェ`*)
付属のディスプレイスタンドを使ってパシャリ。
本体自体は良くできていました。
塗装するだけでもめちゃめちゃ化けそうだぞ……。
旧Vガン1/144の連邦MSでディスプレイ。
※1/144ジェムズガン
1/144 ジャベリンの感想
ということで1/144 ジャベリンのご紹介でした。
当時物としては可動域が広くスタイルも良好という事で、旧Vガンキットの中でも完成度は非常に高いです。
もちろん旧キットという事で全身に合わせ目があり色もほとんど足りませんが、本体自体を大工事する必要はなさそうな点から改造しやすいガンプラに仕上がっていると思います。
※ポリ製のハンドパーツだけは交換推奨
ガンイージのレビューでも書きましたが、食玩のGフレームにジャベリンを組み込む改造も面白そうなので少し晒してみます↓
↑食玩のGフレーム(フレームセット)に、
ジャベリンを組み込んでいる最中の画像。
フレームサイズが1/144スケールの旧Vガンと相性がいいです。
ぶっちゃけ完成できるかまだわかりません(放置中w)が、うまくいけば世界一動くジャベリンができると思うのでマッタリやっていこうと思います……(*´ェ`*)
※使用フレーム↓
1/144ジャベリンの総評としては可動域・スタイル良好な点から同シリーズの中でもクオリティが高く、いじりやすいガンプラに仕上がっていると思いますぞ!
以上、「1/144 ジャベリン」のガンプラレビューでした!
『中古 1/144 RGM-122 ジャベリン』の在庫を見る