今回は「MGストライクガンダム+I.W.S.P.」のガンプラレビューです。

機動戦士ガンダムSEED MSVより、ストライクガンダム+I.W.S.P.のMG版をご紹介。
2006年発売。
ストライク本体はダークトーンカラーの成形色で再現されており、ストライカーパック「I.W.S.P.」のほか台座も付属します。
9.1m対艦刀やコンバインドシールドをはじめ、PG版のストライクガンダムに付属したボーナスパーツである大剣「グランドスラム」のMGサイズ版も同梱。
という事で、MGストライクガンダム+I.W.S.P.をレビューしていきたいと思います!
MG 1/100 ストライクガンダム+I.W.S.P.

ちなみに1/144スケールでは、HG ストライクルージュ+I.W.S.P.としてルージュに同梱する形のものが発売されています。(HGCEではなく旧HG GUNDAM SEEDシリーズのガンプラ)

ホイルシール、マーキングシール、ガンダムデカールがこちら。
色分けが優秀なので、シールはツインアイや細かなブルー部分にしか使いません。

1/100キラ・ヤマトのフィギュアも付属するぞ!
Ver.RMではムウのフィギュアも付属しますが、今回は旧版ベースなのでキラのみとなります。

そして完成したMG 1/100 ストライクガンダム + I.W.S.P.がこちら。
まず注意点から。ストライクガンダムのMGは2種類発売されており、今回のストライク本体は「2003年に発売されたMGエールストライクガンダム」の成形色変更バージョンになっています。
ストライクは、のちの2013年にリニューアル版である「MGエールストライクガンダムVer.RM」も発売されているので、今回は旧MG版ベースのストライクがついてくるという点だけはご注意を!(>ω<)

という事で、今の時代で見た場合今回の売りは「I.W.S.P.」という事になります。(一応ストライク本体の成形色もダークトーンカラーに変更されていますが)
ちなみにI.W.S.P.はVer.RMのストライク本体と無改造で接続できるので、そのあたりは後半で解説しますね。

それでは各部細かく見ていきます!
ストライクガンダム(ダークトーンカラー)

ストライク本体から見ていきます。
旧版といえど可動域は広く、手足は大きく広がり顔を上げる動作も得意です。

手足の関節は90度以上大きく曲がり、キレイにヒザ立ち可能です。

真横を向くことはできませんが、腰は↑まで撚ることができます。
2003年製のMGとしては、かなり動く方ではなかろうか(*_*)

頭部をアップで。アンテナまわりは細かく色分けされています。
トサカ中央やツインアイはホイルシールで色を補いますが、パーツ自体無色のクリアパーツが使われているため塗装派モデラーさんにも親切設計です。

横、後ろから。旧ストライク版といえど、見た目は普通にかっこいいです。
今のガンプラ目線でも通用するイケメンフェイスで立体化されているのではないでしょうか。

胴体をアップで。ブルーの色合いが、ダークトーンカラーで再現されているのが特徴です。
パーツは前後はめ込み式で、合わせ目はモールド位置になるようなパーツ構造になっています。

コクピットハッチは開閉します。
中には、座った状態のキラフィギュアを組み込みます。

ショルダーアーマーは面白く、白の装甲部分が可動します。(のちのVer.RM版では白い装甲ではなく、グレーのフレームが動くという違いがアリ)
肩は前後に可動します。

腕部。ここに限りませんが、フレーム部分にはABS樹脂が使われているため塗装による破損にはご注意を。

腰部サイドアーマーのカバーは開閉式で、アーマーシュナイダーを取り出すことができます。

脚部は足裏も色分けされているうえ、モールドも細かいです。
ただスリッパ部分のパーツをかたむけると、アンクルガードが外れやすいです。

足を曲げると、装甲がスライド可動します。いわゆるマルチリンクギミックのようなものが搭載されています。

背部は、ストライカーパック共通の規格穴が空いています。
今回のI.W.S.P.のみならず、エールストライカーなどにも対応しています。

アーマーシュナイダーを取り出してみます。アーマーシュナイダーは、折りたたまれた状態で収納されています。

「武器は…これだけかッ!」
ストライク、アーマーシュナイダーを装備!
ちなみにハンドパーツは指可動タイプのものが左右分付属するだけなので、保持力は弱いです。

MGらしく、一部装甲を外して展示しても面白いよ……(*´ェ`*)
I.W.S.P.

そしてこちらが今回の売り、ストライカーパックI.W.S.P.。
ご覧のように迫力のある大きさで立体化されており、武器てんこ盛りです。

105mm単装砲は顔の左右に配置されるため、顔可動に影響します。

上部には遠距離攻撃用の115mmレールガンを装備。
同軸上には、高精度照準センサーがマウントされています。

レールガンは上下左右と柔軟に可動します。
アンテナと干渉する位置にあるのですが、レールガン自体が結構動くので邪魔にはなりません。

脇の下には接近戦用の格闘兵装、9.1m対艦刀が搭載されています。
左右とも引き抜くことができます。

翼部分をアップで。ご覧のように超巨大で、ディテールが細かいです。
先端の青い部分のみ、ホイルシールで色を補います。

翼は上下とも可動します。

リア側をアップで。めちゃめちゃ細かく造形されているな……(*_*;)

スタンドも付属します。↑枠のジョイントパーツを腰部リア側の穴に接続して展示します。

ストライクガンダム+I.W.S.P.、出撃!

それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!

57mm高エネルギービームライフルに、変更はありません。
専用の銃持ち手が付属しないため、保持力が弱いです。このあたりはMSハンドなど他からパーツを移植するのがオススメです。

戦場に現れるストライク+I.W.S.P.!

57mm高エネルギービームライフルで攻撃!

こちらも今回の売り、コンバインドシールド。
こちらは前腕部に接続し、グリップを握って保持するためガッチリと装着されます。
先端には30mm6銃身ガトリング機関砲を、シールド表面にはビームブーメランを搭載しています。

各部アップで。青い部分のみ、ホイルシールを使います。
あと少し気になったのは、ビームブーメランがポロリしやすい点。ここは接着するわけにはいかないので、接続強度をキツく調整するのがオススメです。

ガトリングで攻撃!

カッケェ!(>ω<;)

ビームブーメランを取り外し、専用のビーム刃を取り付けて手に持たせることができます。

ジャキッ……。

9.1m対艦刀を持たせてみます。

二刀流でパシャリ。

アクション!

いい感じ……。

そしてSEEDのキャラデザ担当・平井久司氏によるオリジナルデザインの巨大武器、グランドスラムも付属します。
これは嬉しいボーナスパーツだぞ……!(>ω<;)

グランドスラムで攻撃。

ちなみに、グランドスラムは折りたたむこともできます。

一応、対ビームシールドも付属します。

2013年発売のMG 1/100 エールストライクガンダムVer.RMに付属するストライク本体(右)と比較。
今回のストライクは2003年製の本体がベースになっており、Ver.RMとは10年の開きがあります。

頭部を比較。RMではフェイスマスクのヘの字スリットが開口されていたりします。

また、Ver.RMにはより最新のMGのデュエルなどにも使用されているXフレームが使われているため、クオリティはやはりRMの勝利かと思います。

背部を比較。ストライカーパックのハードポイントの規格は同じです。

という事で、今回のI.W.S.P.は↑のように無改造でVer.RMに取り付けることができるぞ!



ちなみに、↑MG 1/100 フォースインパルスガンダムにも装着可能です。


同じI.W.S.P.が同梱する、MG 1/100 ストライクE+I.W.S.P.(ルカス・オドネル専用機)と比較。
違いは、本体がストライクではなく「ストライクE」が同梱する点です。

旧版のストライク本体に興味がない場合は、別形状のストライクE(ストライクノワールの本体色替え)が付属する「MGルカス・オドネル専用ストライクE+I.W.S.P.」をチョイスする方がいいかもしれません↓


MG 1/100 ストライクガンダム+I.W.S.P.の感想
ということでMGストライクガンダム+I.W.S.P.のご紹介でした。
繰り返しになりますが、今回付属するストライク本体は2003年製の旧MG版になります。
旧MG版のストライクは決して悪い出来ではないと思いますが、今の時代Ver.RMが発売されているので、その点だけはご注意を。
今回の売りはズバリ、大迫力のI.W.S.Pやグランドスラムが付属する点です。
ゴテついたストライカーパックやグランドスラムが気になるファンには、満足度の高いアイテムになっていると思うよ!
以上、「MG ストライクガンダム+I.W.S.P.」のガンプラレビューでした!



















