今回は「MGストライクノワールガンダム」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZERに登場し、スウェン・カル・バヤンが搭乗するストライクノワールのMG版をご紹介。
2007年発売。
ストライクEにノワールストライカーが付属し、翼や2連装リニアガンを動かすことで展開状態が再現できるほか、豊富な武装が同梱するのが特徴です。
ということで、MGストライクノワールをレビューしていきたいと思います!
MG 1/100 ストライクノワールガンダム
本キットは2003年に発売されたMG 1/100 エールストライクガンダムのリデコキットとなるため、ストライクのパーツがいくつか余ります。(パイロットフィギュアは余剰じゃないですが)
ちなみにストライクのMGは2013年に最新版のMG 1/100 エールストライクガンダムVer.RMも発売されていますが、本キットはあくまで旧MG版ストライクの流用キットになっている点はご注意を!(>ω<)
ということで早速ですが、完成したMG 1/100 ストライクノワールガンダムがこちら。
今回はわたしがガンプラ初心者の頃に、頑張ってフル塗装した状態のものになります……(*´ェ`*)
パチ組み状態のレビューが気になる場合は、色替えのストライクEが同梱するMG 1/100 ストライクE+I.W.S.P.の方のレビューをご覧くださいまし↓
ということで大元を辿れば2003年発売のかなり前のMGベースにはなるのですが、ご覧のとおり今のガンプラ目線で見ても通用するプロポーションで立体化されていると思います。
ただフレーム部はABS樹脂を中心とした塗装に適さない素材が使われているので、昨今のKPS(やわらかプラ)に慣れていると古さは感じます。
背部のノワールストライカーはかなりの重さがありますが、関節がキツめに設計されているため自立は安定します。
特に↑なんて、およそ10年以上前に制作したものなのですが、関節強度が柔くなっている訳でもなく安定して立てるのに驚きました。
このあたり、良くも悪くもABSの強度が関係しているのかな?といったところ。
頭部をアップで。トーデスシュレッケン12.5mm自動近接防御火器(バルカン)は、内部からパーツが露出する形で色分けされています。
トサカ前後のブルーとツインアイはシールでしたが、この度塗装してみました。
ストライクEって、このスリットの入った顔がかっこいいよね……。
アンテナに安全フラッグはついていませんでした。
ただ、尖らせるためにタイラーで削ったような記憶があります。
上半身をアップで。
いつもデカール貼ってない状態でレビューしていますが、こうして見るとディテール感が増してかっこいいですね。
コックピットハッチは開閉します。
中に座った状態のパイロットフィギュアを組み込みます。(パイロットの塗装はサボりましたw)
腕部。手首は、上下にスナップ可動します。
腰部の両側面には、ビームライフルショーティーをマウントできます。
リア側に穴が空いていますが、本キットにはディスプレイスタンドは付属しません。
展示する際はアクションベース等の股下挟み込みタイプのスタンドを使うか、MG 1/100 ストライクE+I.W.S.P.などに同梱するスタンドを使えば↑の穴に対応します。
脚部。こちらのデカールもかっこいいですね。
もしかしたら本キットに入ってないデカールも追加で貼っているかもしれませんが、そのあたりの記憶は無くしました……w(10年前以上に作ったものなので)
足を曲げると、連動して一部装甲がスライド可動します。
足裏は、つま先とカカト側に小さな穴が空いています。
ここにはアンカーランチャーのリード線を取り付けることができます。
ノワールストライカーの中央部にも穴が空いていて、こちらにもアンカーランチャーを取り付けることができます。
アンカーランチャーはリード線、先端パーツが2セット同梱します。
ノワールストライカーの翼をアップで。
ウイング部内側(左)には2連装リニアガンを、外側(右)には大型の刀・フラガラッハ3ビームブレイドをマウントしています。※展開状態は後述
デカールをアップで。
翼は可動し、2連装リニアガンを動かしこの位置にすれば
翼を展開して2連装リニアガンを前に向けた状態が再現できます。
2連装リニアガンで攻撃!
デュエルと同型の、175mmグレネードランチャー装備57mm高エネルギービームライフルは2丁付属します。
専用の銃持ち手も左右分付属するので、ガッチリと保持できます。
「これより作戦行動に入る、続け…!」
ストライクノワール、出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
2丁持ちで攻撃!
オマケパーツの位置になると思いますが、高エネルギービームライフルも付属します。
フォアグリップは可動し、
両手で構えるポーズも可能です。
ビームライフルショーティーを装備させてみます。
ビームライフルショーティーも、銃持ち手に対応。ガッチリ保持できます。
「蜂の巣にしてやる」
暴れまわるストライクノワール!
ノワールストライカーのウイング外側を引き抜けば、フラガラッハ3ビームブレイドを持たせることができます。
ビーム刃パーツは、2つ分付属します。
フラガラッハ3ビームブレイドを構えるストライクノワール!
翼を広げてパシャリ。
アクション!
「撃墜してやる!」
アンカーランチャー展開用の平手は、左右分付属します。
両掌の穴にリード線を取り付ければ、
アンカーランチャー射出状態が再現できます。
ただ穴とジャストフィットしないので、ポロリ率は少し高めかな?といったところ。
ケルベロスバクゥハンド戦、また見たくなってきた……、
あそこ脳汁出るよね……!(>ω<)
アンカーランチャーは、足裏の爪先と踵裏にも取り付け可能です。
MG 1/100 ストライクE+I.W.S.P.(ルカス・オドネル専用機)と比較。
ルカス機は、本キットのストライクEの色替えにI.W.S.P.を足した内容になっています。(ストライクノワールの本体はストライクE)
アップで比較。あなたはどちらのストライクEがお好み?
ストライクE本体についてはパチ組みの↓ルカス・オドネル専用機の方で解説してあるんで、よければこちらのレビューもあわせてどうぞ。
最後に、HG 1/144 ストライクノワールガンダム(左)と比較。
「守るものくらい…俺にもある」
MG 1/100 ストライクノワールガンダムの感想
ということでMGストライクノワールガンダムのご紹介でした。
まず注意点なのは、本キットはあくまで旧MGストライクのリデコキットという点です。Ver.RMフォーマットではないので、そのあたり多少古さを感じてしまう点はご注意を。
ただ今回ご覧の通り、プロポーション自体は今のガンプラ目線で見ても見劣りしないし、豊富な武装と本キットのアイデンティティともいえるノワールストライカーが同梱するのが最大のセールスポイントだと思います。
ストライクEの再リニューアル化はなさそうな気もするので、未だに価値のあるキットになっていると思われますぞ!
以上、「MG 1/100 ストライクノワールガンダム」のガンプラレビューでした!