今回は「武者頑駄無爆心丸」のガンプラレビューです。
SDガンダムフォースに登場する、武者頑駄無爆心丸(むしゃがんだむばくしんまる)をご紹介。
2004年発売。
「五聖剣之武」「五聖剣之道」という2本の剣が付属し、爆心の鎧は脱着可能で軽装状態も再現可能です。
という事で、BBの戦士No.269・武者頑駄無爆心丸をレビューしていきたいと思います!
BB戦士 武者頑駄無爆心丸
BB戦士シリーズで発売された武者頑駄無爆心丸さん。
騎馬王丸により鎧を破壊された爆熱丸がパワーアップした形態になります。
同じBB戦士シリーズ爆熱丸のランナーを流用したバリエーションキットになり、新規造形として爆熱の鎧などが付属する内容になっています。
ホイルシールの量はそこそこあり、瞳や胸部「心」シールのほか、鎧の装飾部分のゴールドや細かな赤い箇所を補うものが付属します。
軽装状態がこちら。
BB戦士シリーズという事で、SDGFシリーズ(SDガンダムフォースの低価格ガンプラ)では実現されていなかった鎧の脱着が可能になっています。
そして全ての鎧を着せたBB戦士 武者頑駄無爆心丸がこちら。
「爆心の鎧」と背部の「爆輪翔」のデザインが、よりゴッドガンダムらしい形になりました。
20年前のBB戦士という事と、低価格という事も相まり色分けはそこまでよくありません(*´ェ`*)
元がCG作品という事もあり、カラーデザインが複雑という事で完璧に色分けするとなると結構手間のかかるBB戦士になっていると思います。
とは言え、SDGFシリーズより1色分多く色分けされていたりします。
全身をバラしてみた図。
SDガンダムフォースシリーズで発売されているSDGF武者頑駄無爆熱丸よりもパーツ数が多く、可動箇所が増えています。
頭部をアップで。
装飾部分や口もシールで補う事になりますが、造形的には今の目線で見ても問題のない作りをしていますね。
兜飾り。大きなアンテナも特徴的です。
横から。
胸部には「心」文字のシールを貼るのですが、曲面になっているためキレイにはいかず。
シール下にはモールドが刻まれているので、ここは特に部分塗装推奨箇所になっていると思います。
ショルダーアーマーと腕は、ゴッドガンダムのデザインにかなり近くなりました。
腰、足部。可動範囲は狭めです(*´ェ`*)
足裏には大きく肉抜きがあります。
背部に装備しているエネルギー発生装置ばりの「爆輪翔」は、展開ギミックを搭載しています。
こんな感じで広げる事ができます。
腰部側面には2本の剣の鞘を取り付ける事ができます。
右側は「五聖剣之武」、左側は「五聖剣之道」という剣になっています。
剣は鞘から引き抜く事ができます。
ジャキッ……二刀流!
斬りかかる武者頑駄無爆心丸!
ドドン!
かっこいいですが、今の目線で見てしまうと可動範囲は結構狭いですw
頭部は左右に多少まわす事ができるのですが、肩鎧と干渉するため、ぶつかると簡単にポロリしてしまいます。
ここ(肩の赤いパーツ)は接着推奨かもしれません。
という事で、シンプルなポーズをさせて飾るのがオススメだぞ!
BB戦士版ではありませんが、SDGF武者頑駄無爆熱丸と比較。
パワーアップした「爆心の鎧」「爆輪翔」のデザインが、よりゴッドガンダムの姿に近くなっています。
※爆熱丸の名前の由来がゴッドガンダムの必殺技「爆熱ゴッドフィンガー」から来ていたりします
SDガンダムフォースに出てくる武者系ってあたりがマニア心を刺激するよね……w
左のSDGF武者爆熱丸ですが、低価格シリーズという事で色分けが甘くパーツ数も少ないですが、めちゃめちゃ安いのが特徴になっています。
ゴッドガンダムがモチーフのSD系ガンプラでディスプレイ。
※左から「SDGF武者頑駄無爆熱丸」「BB戦士242ゴッドガンダム」「レジェンドBB武者號斗丸」
この中では、やはり後発のレジェンドBB武者號斗丸がオススメっす!(ほんとかっこいいのでレビューを是非見ていただきたい)
BB戦士ゴッドガンダムも22年前に発売されたBB戦士ながら、出来がめちゃめちゃ良かったりします。
BB戦士 武者頑駄無爆心丸の感想
ということでBB戦士 武者頑駄無爆心丸のご紹介でした。
元のカラーデザインが複雑なだけあり、色は圧倒的に足りませんが造形自体は非常に良くできている印象です。
可動域が狭く、頭を動かすと肩(の赤いパーツ部分)が簡単にポロリするため、接着した方が良い箇所もチラホラある感じです。
デザイン的にはよりゴッドガンダムに近くなった点と、大型化された頭部アンテナの影響で「強化された感」が伝わるかっこいいデザインになっていると思いました。
総評的には、ある程度手を加えるモデラーさんにはオススメといった感じのBB戦士っす!
以上、「BB戦士 武者頑駄無爆心丸」のガンプラレビューでした!