今回は「1/100 ガンダムアストレア」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム00Pに登場し、ルイード・レゾナンスが搭乗するガンダムアストレアの1/100版をご紹介。
2008年発売。
肩関節の引き出し機構を搭載。1/100ガンダムエクシアの一部ランナーを使いつつ、特徴的なアストレアの外装・武装ランナーが同梱します。
という事で、1/100ガンダムアストレアをHG版との比較画像などを含めてレビューしていきたいと思います!
1/100 ガンダムアストレア
ガンダムアストレアの1/100ボックスアート。
今回はかなり古い中古品を購入したので、初回特典のガンダムウォー・プロモーションカードが入っていました(*´ェ`*)
ちなみにアストレアはHG版・RG版も発売されていますが、RG以外は一般販売で入手できます。
ホイルシールがこちら。主にライトグレー部分を補うものが中心です。
無印の1/100としてはシール量が少なく、色分け良好といったところ。
付属品一覧がこちら。
※「GNビームライフル」「プロトGNソード」「GNビームサーベル×2(+刃パーツ2種類×2)」「GNランチャー」「GNシールド」「手首パーツ×4」「アクションベース1用ジョイントパーツ」
手首パーツは「武器持ち手」「平手」が左右分計4つ同梱します。
本キットは1/100ガンダムエクシアのリデコキットとなるため、余剰パーツがそれなりに出ます。
そして完成した1/100ガンダムアストレアがこちら。
16年前に発売された無印の1/100シリーズではありますが、今のガンプラ目線で見ても通用するプロポーションに仕上がっていますね(*_*;)
組む前は舐めていたものの、普通に出来が良くてビックリです。
アストレアは外装や武器をはじめ、結構エクシアと違う部分が多いので新規パーツはかなり多いです。
アストレアには黄色い部分がないので、成型色は「ホワイト」「ブルー」「レッド」「グレー」「軟質パーツのライトブルー」とシンプルな色数になっています。
それでは各部細かく見ていきます!
可動域はそこそこ広く、腕は水平以上上がり開脚範囲も広いです。
手足の関節は90度以上曲がり、ヒザ立ち可能です。
ただ、上半身は前後左右と柔軟には可動しません。
腰を撚る動作は少し苦手です。
少し力を入れてまわせば真横を向きますが、腰周辺のパーツが破損しそうになるので動かす際はご注意を。
頭部をアップで。1/100らしくしっかりとした造形で作られています。
ツインアイとトサカ前後はホイルシールで色を補います。
横、後ろから。側面のブレードアンテナは別パーツです。
基本左右はめ込み式となるため、頭頂部と後頭部に合わせ目が出ます。
胴体をアップで。クリアパーツが使われているうえ色分け良好、合わせ目もありません。
胸部をアップで。クラビカルアンテナは着脱可能です。※後述
てか、めちゃかっこいいっす……(>ω<;)
背部はコーン型スラスターではなく、スリースラスター型ドライヴになっています。
安定性の問題から第3世代ガンダムでは採用されなかったタイプのため、アストレアの特徴部分と言えそうです。
ショルダーアーマーは上側一部に合わせ目が出ます。
肩は軸接続で、ショルダーアーマーを間にはさみこむようにして取り付けます。
腕は二の腕に合わせ目が出ます。
腕関節(内部フレーム)はABS樹脂でできているため、塗装にはご注意を。
エクシアでいうレンズ部分が、アストレアではハードポイントになっているのが特徴です。
腰部。ほとんどがホワイトカラーになり、エクシアとは違った印象を受けます。
リア側にはGNビームサーベルのグリップをマウント可能で、着脱できます。
アクションベース1用のジョイントパーツが付属し、股下に取り付ける事によりスタンドに対応します。
アクションベース1に対応と記述がありますが、今の時代4や多分5にも対応すると思います。(今回4の支柱で飾れました)
脚部はモモとヒザの後ろ側に一部合わせ目がありますが、意外と量は少ないです。足裏に肉抜きはありません。
腕と同様に、側面はレンズではなくハードポイントになっています。
ヒザを曲げると、前側の一部フレームの合わせ目が露出します。
ちなみにここはABSではないため、合わせ目消しや塗装がしやすい部分になっています。
ガンダムアストレア、出撃!
それでは武装を切り替えつつ、アクションポーズいってみます!
GNビームライフルから。銃後方のパーツを前腕部に接続して持たせますが、
この状態でもライフルを左右に振る事ができます。
また、無印1/100シリーズながら内部まで造形されているというコダワリっぷり。
こういうところはポイント高いぞ……!(>ω<)
GNシールドも前腕部に接続して持たせます。
ポロリしないうえ、シールド裏側もグレーの裏打ちパーツにより色分け済みです。
ガンダムアストレア、GNビームライフルで攻撃!
GNビームサーベルを持たせてみます。
平手が2つ付属するのが地味に嬉しいポイント。
GNビームサーベルを抜刀!
アクション!
ビーム刃は、短いものも2本付属します。
投擲!
プロトGNソードは前腕部に接続します。
エクシアのGNソードの原型となった武器で、内蔵銃は搭載されていないため純粋な格闘兵器となります。
刃とグリップ部分は展開可能で、
こんな感じに展開して持たせます。
斬りかかるガンダムアストレア!
最後は、GNランチャー。クラビカルアンテナを外して装着します。
設定的には、ガンダムヴァーチェのGNバズーカに発展する武器となります。
こちらも組み上げてしまえば見えなくなるような部分まで作り込まれています(*´ェ`*;)
ダブルオーの1/100って、製作者のコダワリが見える部分が結構ある気がする……。(1/100オーバーフラッグの製作秘話含め)
GNランチャーをぶっ放すガンダムアストレア!
フォアグリップが可動するので、違和感なく構える事ができます。
※↑では少し斜めになっちゃってますが、ランチャーの角度を真っ直ぐ向ける事ができます
いい感じ……。
GNランチャー+GNビームライフルで。
GNランチャーを前方へ伸ばし、下に向ける事もできるぞ!
1/144スケールのHGガンダムアストレアと比較。
1/100 ガンダムアストレアの感想
ということで1/100 ガンダムアストレアのご紹介でした。
胴体フレームなどに一部ABS樹脂が使われているものの、膝周辺の足フレームなどは一般のプラ材質になっているため動かす際にキシキシ言う事もなく、ストレスフリーなキットに仕上がっています。
素体の出来がすこぶるいいので、フル塗装やMGに近づけるためのスジ彫りをしたりして仕上げれば魅力が爆上がりするポテンシャルを秘めた1/100になっていると思います。
KPSを多用するRE/100シリーズよりクオリティは落ちるものの、その分メーカー小売希望価格が安いのでオススメだよ!←安いは正義なのだ……(*_*)
以上、「1/100 ガンダムアストレア」のガンプラレビューでした!