今回は「1/100 ガンダムエクシア」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム00に登場し、刹那・F・セイエイが搭乗するガンダムエクシアの無印1/100スケール版をご紹介。
2007年発売。
エクシアのメカデザイナー・海老川兼武氏本人の手によってディテールが追加され、肩関節に引き出し機構など新たな関節構造が取り入れられています。
という事で、1/100ガンダムエクシアをMG版との比較画像も含めてレビューしていきたいと思います!
1/100 ガンダムエクシア
無印1/100スケールのガンダムエクシアさん。
本キットの2年後、2009年には更にパワーアップしたマスターグレード版も発売されていますが、今回は敢えての無印版のレビューになります(*´ェ`*)
もちろんMG版の方がディテールが増していますが、HGのような作りやすさが本キットの長所になっていると思います。(あと値段)
ホイルシールがこちら。
前腕部や腰部のグレー部分や、GNコンデンサーの奥の色を補うものが中心です。
付属品一覧がこちら。
※「GNソード」「GNビームサーベル×2」「GNビームダガー×2」「GNロングブレイド」「GNショートブレイド」「ロング/ショートブレイド用マウントパーツ×2」「GNシールド」「平手パーツ(左)」「アクションベース1用ジョイントパーツ」
手首パーツは左右の「武器持ち手」、左の「平手」の計3つが同梱します。
そして完成した1/100ガンダムエクシアがこちら。
無印版という事で、HGを1/100スケールにしてディテールを追加したような内容になっているのが特徴です。
HG版と同様にGNコンデンサーにはクリアパーツ、GNコードには軟質素材が使われています。
フレーム部分(グレーのランナー)には、ABS樹脂が使われています。
ちょこちょことシールを使うものの、目立つ部分にシールを多用しないので色分けは良好な部類だと思うぞ……(*´ェ`*)
MG版も作りましたが、今回はフルフレーム構造ではないためHGのようにサクっと組み上げる事ができました。
足首パーツが柔軟に動き、接地性・自立性に優れています。
それでは各部細かく見ていきます!
可動域はそこそこ広く、手足は大きく広がり顔を上げる動作も得意です。
フロントアーマーとモモが干渉するためモモを上げる動作はちょい苦手ですが、ヒザ立ちは可能です。
また、腕関節は90度以上曲がります。
上半身を少し引き上げれば、真横を向く事ができます。
頭部は左右はめ込み式で、頭頂部から
後頭部にかけて合わせ目が出ます。
側面のGNコンデンサーは、無色のクリアパーツが使用されています。(奥に濃い緑のシールを貼る仕様)
左右のクラビカルアンテナは可動します。
胸部まわりの色分けは優れており、こちらにもクリアパーツが使用されています。
GNドライヴまわりをアップで。
一部、光沢感のあるシルバーのシールを使用します。
ショルダーアーマーは前後はめ込み式で、上部・側面に合わせ目が出ます。
GNコードには軟質素材が使われており、腕を動かしても可動の邪魔にならない構造です。
肩関節は引き出し機構を搭載していて、胴体の付け根パーツごと前方向へ可動します。
腕部は二の腕に合わせ目が出ます。
前腕部のGNコンデンサーもクリアパーツを使用。
GNバルカンまわりのグレーのラインは、ホイルシールで色を補います。
腰部は、フロントアーマーの一部にグレーのシールを使います。
リア側には、GNビームダガーがマウントされており着脱可能です。
↑枠のジョイントパーツを使う事により、アクションベース1などに対応します。
ガッチリと取り付けできるので、落下の恐れは低いと思います。
背部まわりのGNビームサーベル/ダガーをアップで。
脚部は「付け根の球体」「モモ前後」「関節パーツ」に合わせ目が出ます。
足裏に肉抜きはありません。
足を曲げると、関節パーツの合わせ目が露出します。
「ヴェーダの指示により、この紛争に介入する」
ガンダムエクシア、出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
GNシールドは、前腕部に接続する形で取り付けます。
ガッチリと保持されるためポロリの心配はなく、内側も裏打ちパーツにより細かく色分けされています。
また、基部でロール回転可能です。
GNソードは一部合わせ目が出ます。
前腕部と接続し、グリップを握らせる形で持たせます。
「目標を視認、武力介入を開始する」
GNソード、ライフルモードで攻撃!
必要十分に動き、かっこいいポーズがガンガン決まります……(*´ェ`*)
「目標を駆逐する!」
ソード部分を引き上げれば、ソードモードに切り替える事ができます。
このあたりのギミックはHG・RG・MG共通ですね。
GNソードを構えるエクシア!
飛びかかるエクシア!
GNビームサーベルを抜刀!
肩後方のサーベルグリップは着脱でき、外して持たせる事ができます。
アクション!
二刀流でパシャリ。
GNビームダガーの基部はフレキシブルに可動します。
このあたり、HGでは実現できなかった1/100スケールならではのギミックですね。
GNビームダガーを構えるエクシア!
投擲!
脚部の側面に↑枠パーツを噛ませれば、GNロングレイドと
GNショートブレイドをマウントする事ができます。
抜剣!
アクションベース 1 スパークルクリアグリーンは GN粒子持ちキットに最適なので、こちらで展示するのがオススメだよ……(*´ェ`*)
MG 1/100 ガンダムエクシア(右)と比較。
MG版は本キットの2年後に発売されました。
アップで比較。MG版は頬の黄色い部分が別パーツ化されていたり、胸部の色分けが向上しているのが見て取れます。
GNソードを比較。
こちらも細かなグレー部の色分けが違います。
GNコンデンサーのクリアパーツは、MG版ではクリアグリーンのパーツに変更されています。
HGと1/100は無色クリア、RGとMGはクリアグリーンが使用されている感じです。
作りやすさや価格では圧倒的に今回の無印1/100版の勝利ですが、よりハイディテールなエクシアを組みたい場合はMG版の方がオススメです。
1/144スケールのHGガンダムエクシア、RGガンダムエクシアも混ぜてディスプレイ。
1/144スケール勢も出来がいいぞ!(>ω<)
00 PORTRAITSの刹那フィギュアとディスプレイ。
「ミッションは終了した、次の指示を待つ」
1/100 ガンダムエクシアの感想
ということで1/100ガンダムエクシアのご紹介でした。
今回感じたのは非常に堅実にできているという点で、ポロリするところや妙な肉抜きがない点が好印象なキットになっています。特にポロリしやすいパーツが無い点は、MG版に勝っている部分と言えそうです。
無印版とはいえGNコンデンサーにはクリアパーツが使用されていて色分けもいいし、セブンソードの出来も良く出来ていて弱点がほぼ無いキットといっていいでしょう。スケールモデルとして満足度が高いキットになっていると思うぞ……(*_*)
遅ればせながら、MG版もそのうちレビュー記事上げますね。
以上、「1/100 ガンダムエクシア」のガンプラレビューでした!