今回は「1/100 RX-78F00 ガンダム」のガンプラレビューです。
GUNDAM FACTORY YOKOHAMAの動く実物大ガンダムモデルである、1/100 RX-78F00ガンダムをご紹介。
2020年発売。『GUNDAM FACTORY YOKOHAMA PREMIUM BANDAI POP UP SHOP』限定ガンプラとなります。
横浜の動くガンダムモデルの装甲ディテールが再現されており、RE/100シリーズと同等の可動を実現しているのが特徴です。
プラモオリジナルの専用台座も同梱。
という事で、1/100 RX-78F00ガンダムをレビューしていきたいと思います!
1/100 RX-78F00 ガンダム
型式番号RX-78F00ガンダム、1/100スケールのボックスアート。
1/144版ではガンダムドックが同梱しましたが、1/100版ではオリジナルの台座が同梱するのが特徴です。
ホイルシールの量は多く、細かなグレー・ベージュ部分はシールで色を補います。
1/100スケールとはいえどMGほど色分けされていないので、昨今で言うRE/100程度のパーツ数に収まっています。
マーキングシールがこちら。「F00」のマークなど、RX-78F00特有のマーキングが印刷されています。
↑こちらが全内容物。
「1/100 RX-78F00ガンダム」「台座」のほか、「ビーム・ライフル」「ビーム・サーベル×2」「シールド」「手首パーツ×5」「アクションベース用ジョイントパーツ」が付属します。
手首パーツは右の「銃持ち手」、左右の「サーベル持ち手」「平手」の計5つが同梱します。
まずはRX-78F00ガンダムから。
ご覧のように、MGではないもののメカニカルなモールドが多く刻まれており、洗練されたスタイルで立体化されているのが特徴です(*´ェ`*)
パッと見いつものRX-78-2風に感じますが、良く見てみると「動くガンダム立像モデル」特有の「腕関節」「モモ」「ふくらはぎ」に変化しています。
プロポーション・ディテールとも秀逸ですが、色分けは甘く細かなグレー部はほとんどホイルシールを使用します。
可動域は広く、手足は大きく広がります。
手足の関節は90度以上大きく曲がり、キレイにヒザ立ち可能です。
上半身は360度回転します。
商品説明にも「RE/100と同等の可動域」と書かれている通り、全体的に必要十分に動きます。
頭部をアップで。ツインアイやバルカン、くまどりなど細かく色分けされていますが、目と目の間の白い部分はシールで色を補います。
頭部は左右はめ込み式ですが、後頭部は段落ちモールド化されていて合わせ目はありません。
胴体をアップで。端っこにある細かなグレー部はシールです。
独特のモールドデザインになっていて、非常にメカニカルな見た目になっています。
胴体は前後はめ込み式ですが、上部・側面ともに合わせ目なし構造です。
上から見ても胴体と肩に合わせ目はありません。
F00のマーキングシールがかっこいいっす……(*´ェ`*)
腕は、肩内部ブロックと前腕部に合わせ目があります。
実際横浜のガンダムを肉眼で見たわけではないので正確な合わせ目箇所はわかりませんが、少なくとも↑部分は組み立て書イラストを見る限り合わせ目のようでした。
腕は大きく上がります。
フロントアーマー裏側は裏打ちパーツにより色分けされていて、モールドもあります。
股下にジョイントパーツを噛ませる事により、アクションベースに対応します。
股関節(足の付け根軸)は前後にスイングします。
左右独立して動くため、細かなポージングが可能です。
脚部に合わせ目はありません。ただ、こちらの細かなグレー・ベージュ部もシールです。
足裏に肉抜きはありません。
F00の特徴をアップで。
なんとなく、シド・ミード氏を感じる工業的なデザインになっている気がしますね。
ランドセルをアップで。サーベルのグリップは着脱可能です。
リア側のカバーパーツを外せば、台座と接続することができます。
ドドン。1/144版のガンダムドックと比べると簡易的ではありますが、台座が付属するのはポイント高いですね。
台座の支柱には、ビーム・ライフルとシールドを取り付けておくことができます。
また、底面には使っていない手首パーツやカバーパーツ(腕とお尻)、アクションベース用ジョイントパーツを収納しておく事ができます。
パーツをなくす心配がなくなるので、地味に嬉しい部分です。
RX-78F00ガンダム、出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
ビーム・ライフルから。照準とフォアグリップは可動します。
ライフル持ち手は右手分のみ付属します。
ビーム・ライフルをぶっ放すガンダム!
シールドはグリップの取り付け位置を二段階で調整できます。
グリップを握り保持させるため、ガッチリとホールドされます。
ランドセルにマウントする事もできます。
↑のように、平手も両手分付属するぞ!
振り返り撃ち!
フォアグリップを動かし、両手で構えた状態。
ビーム・サーベルを抜刀!
飛びかかるガンダム!
二刀流で。可動範囲が広いので、色々なポージングが楽しめます。
今回アクションベース5を使用してみましたが、小型のスタンドながら本体が重くないので余裕で展示可能でした。
カッケェ!(>ω<;)
2013年に発売されたMG RX-78-2ガンダム Ver.3.0と比較。
成形色のほか、比較してみると腕関節やモモの形状が変化しているのが特徴です。
今回のRX-78F00はMGほどパーツ数が多くないので、色分けはMG版の勝利です。
頭部をアップで。
F00では隈取りが大きくなり、顔付きが変化しています。モールドの量が多いのも特徴の一つです。
上半身を比較。腕関節や前腕部が独特の形をしています。
脚部を比較。
ランドセルを比較。
同じ横浜ガンダム型の1/144 RX-78F00 ガンダム&ガンダムドックとディスプレイ。
1/144版はガンダムドックが同梱するのが最大の特徴です。
1/100 RX-78F00 ガンダムの感想
ということで1/100 RX-78F00 ガンダムのご紹介でした。
非MGの1/100スケールという事で、適度なパーツ数に収まっておりサクサクと組み上げる事ができました。
パーツ数・色分け・可動域など、RE/100シリーズに近い内容になっていると思います。
動くガンダム立像タイプという事で、通常のガンダムより色分けが複雑になっており細かなグレー部のほとんどにシールを使う点はご注意を。
どこも塗りやすい部分ではあるので、塗装はしやすいと思います。
モールドの量が多く、MGと並べてもそこまでクオリティ差を感じない出来になっているのが長所といったところ。
お土産にはもってこいのガンプラに仕上がっていると思うよ……(*´ェ`*)
土地柄やご時世的に横浜に行きにくい方は、多少値は上がりますがネットショップでも出回っているので通販で買っちゃうのも手だと思います。
以上、「1/100 RX-78F00 ガンダム」のガンプラレビューでした!