今回は「1/100 ゾリディア」のガンプラレビューです。
1/100スケールのゾリディアをご紹介。
1993年に発売された旧キットになります。
頭部メインカメラは「開いた状態」「閉じた状態」の2種類が付属。
また、ビームライフルのスコープ部分がスライドアップするギミックを搭載しています。
という事で、1/100ゾリディアを今のガンプラ目線で見たらどんな出来になっているのかレビューしていきたいと思います!
1/100 ゾリディア
機動戦士Vガンダムのザンスカ勢で貴重な1/100ガンプラ、ゾリディアさん。
ゴトラタンやリグ・シャッコーではなくなぜゾリディアなのだ!?という疑問は置いておき、Vガンファンにはたまらないラインナップになっていると思いますw(*´ェ`*)
組み立て書には機体設定やカラーガイドが記載。
設定をザックリ言うと、ゾロアットを陸戦用に換装した機体がゾリディアになります。
大気圏内で運用するため、ゾロアットの大きなショルダーアーマーが小型アーマーに換装されているのが特徴の一つです。(地味に顔も違っていたりします)
ホイルシールがこちら。
ランナーはミディアムブルー・グレー・レッドの3色成形+エフェクトパーツの構成で、センサー部や細かな色はシールで補完する感じです。
元のカラーデザインがシンプルな事もあり、そこまで色分けが悪いわけではありませんが今のガンプラ目線で見た場合は塗装前提と思った方がいいと思います。
付属品一覧がこちら。
※「ビームライフル」「ビームサーベル」「ビームシールド」
ビームサーベルは柄一体型のクリアパーツが1本付属します。
そして完成した1/100ゾリディアがこちら。
2色成形だった1/144スケールのゾリディアより遥かに色分けが進化しています。
また、造形はかなり良く出来ていて特徴的なプロポーションが見事に再現されている模様。ただご覧の通り、接地性は悪いです。
これは中々かっこいいぞ……!(>ω<;)
アゴが引け、立ち姿がめちゃめちゃかっこいいので小改造できる人にはかなりポテンシャルの高いガンプラになっていると思います。
まずは大きさから。1/100スケールながら、HGUC RX-78-2ガンダム(REVIVE版)と並べた場合頭一つ分でかいぐらいです。
逆シャア時代の1/144スケールと同程度の大きさです。
腕は軸接続で、構造上右手はほとんど上がりません。
脚はボールジョイント接続で大きく開脚します。
肘関節は90度ほど曲がります。膝関節は90度まで曲がらず、膝立ちは不可です。
上半身は↑までまわります。バックパックがサイドアーマーに引っかかるまでまわる感じです。
特徴的な頭部。メインカメラ(目)は色分けされていませんが、別パーツ化されています。
頬は赤いシールで色を補います。
頭部は前後はめ込み式で、頭頂部と側面に合わせ目が出ます。
メインカメラは「閉じた状態」のものと「開いた状態」のもの2種類が付属。
※クリアパーツの方が開いた状態の目
一回取り付けるとかなり外しにくいので、選択式と思った方がいいと思います。
胸部まわり。側面には一直線に合わせ目が出ます。
バックパックの上下のスラスターはある程度動きます。
上から見た状場合の合わせ目箇所がこちら。
頭部・肩・胴体・バックパック全てに合わせ目が出ます。
ゾロアットから小型化されたショルダーアーマー。
左右ともに赤いパーツ部分に合わせ目が出ます。
左肩のスパイクアーマーはレッド1色になっているため、一部装甲色で要塗装となります。
腕は肩内部パーツと二の腕、前腕部に合わせ目が出ます。
関節はポリキャップむき出しの1/144スケールのゾリディアと違い、ポリ隠しパーツをかぶせる構造になっています。
手首パーツは「人差し指」と「中指・薬指・小指の一体型パーツ」がそれぞれ可動します。
左腕のみビームシールド発生器を装着。ここは基部で360度回転します。
フロントアーマーはそこそこ上がります。サイドアーマーのスラスターは別パーツになっており、塗りやすいパーツ構造になっています。
バックパックのスラスターもですが、意外とスラスターまわりのパーツ分けは細かく出来ています。
脚部は前面に合わせ目が出ます。また、膝関節パーツは内側にのみ大きな肉抜きがあります。
横、後ろから。後ろ側も一直線に合わせ目が出ます。
足裏にも。ただ肉抜きはありません。
ゾリディア、出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
ビームライフルから。ライフル2+スコープ2の計4パーツモナカ構造で、スコープは引き上げる事ができます。
アップで。中々細かい造形ですね。
ビームライフルを構えるゾリディア!
手首パーツは作りが古いですが、安定して持たせる事ができます。
ビームシールドを展開させてみます。
ビームシールド発生器の間に挟み込む形で再現します。
地球侵攻作戦を開始するゾリディア!
昨今のガンプラのようにガンガン動くわけではないのですが、そこそこ動いてくれる感じでポージングに困る事はありませんでした。
この目いいよね……w
ビームサーベル抜刀!
ビームサーベルは柄一体型のクリアパーツで、要塗装となります。
1/144ゾリディアと比較。
1色+クリアパーツが増えただけですが、それだけで色分けが段違いになりました。
ただ、1/144ゾリディアの方が付属品が多いです。
バックパックのハードポイントに装備しているビームストリングスユニットが展開できたり、ガトリング砲が同梱したりします。
塗装派モデラーさんは1/144の方も選択肢に入ると思うぞ!
貴重な1/100スケールのザンスカ勢、RE/100シャッコー(プレミアム・バンダイ限定品)と比較。
1/100 ゾリディアの感想
ということで1/100 ゾリディアのご紹介でした。
31年前のガンプラながら、プロポーションはかなりいいです。
合わせ目消したり塗装すればかなり化ける系キットかもしれません。大規模な改造をせずとも元々の作りが良いので、ポテンシャルはかなり高いと思います。
弱点は膝関節の大きな肉抜きと接地性の悪さなので、小加工できるモデラーさんにはオススメといった感じです!
以上、「1/100 ゾリディア」のガンプラレビューでした!