今回は「MG F80ガンレイド」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムF90クラスターに登場し、ガンマッドなどが搭乗するF80ガンレイドをご紹介。
2025年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
本体は新規造形を交えて再現されていて、「ショート・ビーム・ライフル」「シールド」などの武器も付属。
ビーム・バズーカは「ミッションパックAタイプ」で採用されたものが付属し、機体各所にはハードポイントも実装されています。
ということで、MG F80ガンレイドをレビューしていきたいと思います!
MG 1/100 F80 ガンレイド
F90の量産原型機、F80ガンレイドさん。
組み立て書は一応表紙がカラーになっていますが、機体の説明がない簡素なものになっています。
価格は5,280(税込)円です。
ホイルシールと、水転写デカールが付属します。
このあたり、プレバン品っぽいですね。
余剰パーツがこちら。
今回のF80ガンレイドは同じプレバン限定の「MG 1/100 ガンダムF90」をベースキットとしているため、フレーム部分のパーツなどが結構余ります。
そして完成したMG 1/100 F80ガンレイドがこちら。
レッドとホワイトを主体とした鮮やかなカラーでまとめられていて、MG F90のフレームパーツを流用しつつも外装がマッシブなデザインで再現されています。
この時代の小型MSの1/100サイズって、従来MSサイズと比べ「HGよりデカくMGより小さい」、ちょうど良い大きさだよね……(*´ェ`*)
今回もポリキャップは不使用ですが、F90と同様にフレーム部にはABS樹脂が使われている、従来のMG仕様となります。
それでは各部細かく見ていきます!
可動域はF90と同様で、手足が大きく広がります。
開脚範囲ですが、F90ほどではないもののこれ以上広げると腰部サイドアーマーが外れちゃう感じ。(ほぼ真横まで広がるので問題ありませんが)
手足の関節は90度以上曲がり、キレイにヒザ立ち可能です。
腰を捻ることもできます。
ただ動かしすぎると、腰部リアアーマーは外れます。
頭部をアップで。バルカンは、内部からパーツが露出する形で色分けされています。
クリアパーツの目の奥は、ツインアイのモールド形状になっています。
頭部に装備された2本のブレードアンテナは可動軸を搭載していて、ポージング時の干渉が軽減できます。
コクピットハッチは開閉します。
組み上げてしまえば見えなくなりますが、内部もしっかりと造形されているぞ!(>ω<)
さすがMGシリーズ、といったところですね。
肩部は、前後に多少振ることができます。
ここに限りませんが、設定どおり全身にはF90のようなハードポイントが設けられています。
腕部。前腕部はロール回転します。
ハンドパーツは親指以外を交換するタイプで、平手は付属しません。
股間軸もF90と同様、スイングギミックを搭載しています。
ちょっと気になったのはこの黄色いパーツで、動かしていて何度もポロリすることがありました。
わたしの組み方が悪いだけ説もありますが前後ともポロリしたので、接着推奨ポイントです。
脚部側面のハードポイントは、むき出し状態になったデザイン。
接地性、自立性ともに優秀です。
背部まわり。バーニアは可動、右側にビーム・サーベルを搭載しています。
腰部リア側のハードポイントについては、後述します。
F80ガンレイド、出撃!
スタンド用のジョイントは、F90と同様に「股下に引っ掛けスライドさせて固定」する形。
ガッチリ展示できます。
ショート・ビーム・ライフルがこちら。銃持ち手用の指交換パーツは、左右分付属します。
ライフルの機関部はF90のパーツが流用されていて、先端がショート形状に変更されています。
一応余剰パーツも入っているので、F90のビーム・ライフルを再現することもできます。
ショート・ビーム・ライフルで攻撃!
前腕部がロール回転するというのもあり、ポージングさせやすいです。
独特の形状のシールドはグリップが可動し、手に握らせることができます。
ミサイル・ランチャーで攻撃!
シールド裏面に搭載されたミサイルの弾頭は、一体成形です。
F80ガンレイド、
ビーム・サーベルを装備!
サーベル刃はキレイなクリアブルー成形で、2本同梱します。
攻撃!
内部にパーツがみっちり詰まっているような重みがあるので、触っていると所有欲を満たします……!(>ω<)
バックパック中央のパーツと右側のサーベルラックを外せば、3連マシン・キャノンを取り付けることができます。
3連マシン・キャノンの砲身は上下・左右に旋回します。
こちらはビーム・バズーカ。
グリップを引き出すことができるので、持たせやすいです。
ドドン。F80ガンレイド、オプション装備とビーム・バズーカを装備!
アクション!
普通に出来いいぞ、これ……。
派手な可動ギミックこそないものの、結構動いたり全身にハードポイントがあるのでカスタム性が高かったり、堅実にできている印象です。
腰部リア側のハードポイントには、ビーム・バズーカをマウントすることができます。
また、エネルギーパックを腰部側面のハードポイントに装備することもできます。
MG 1/100 ガンダムF90などについては、↓のレビューでどうぞ。
これらもプレバン限定です。


MG 1/100 F80 ガンレイドの感想
ということでMG F80 ガンレイドのご紹介でした。
補足情報ですが、今回は機体各部にハードポイントが用意されているので、このように同シリーズのミッションパックを取り付けることができます。

堅実にできた正統派MGのようなクオリティで、今回もF90などの長所を引き継ぐ良ガンプラに仕上がっている印象です。
一点、腰部まわりの小さな黄色いパーツがポロリしやすいので、紛失にはご注意を!(>ω<)
以上、「MG 1/100 F80 ガンレイド」のガンプラレビューでした!