今回は「HGUC ジェガン(エコーズ仕様)」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムUCに登場し、連邦軍の新設特殊部隊エコーズが運用するジェガン(エコーズ仕様)をご紹介。
2011年発売。
通常ジェガンとは違う肩・胸部装甲、差し替えで頭部バイザーの開閉ギミックも搭載するジェガンD型ベースの改修機に仕上がっています。
という事で、このエコーズ仕様を塗装すればD型が再現できるのかどうか(最後に記述)も含めて、じっくり見ていきたいと思います!
HGUC ジェガン(エコーズ仕様)
多彩なマーキングシールが付属します。
エコーズ、地球連邦のエンブレムや機体番号がびっしり印字されていますぞ。
そしてこちらが完成したHGUCジェガン(エコーズ仕様)になります。
無改造ですが、かなり前に塗装して作ったものなので塗りが汚い点はご容赦のほどを……(*´ェ`*)
パッと見でバイザー形状、胸部と肩部の装甲が変わっているのがわかります。
そのオリーブドラブの成形色も相まって特殊部隊っぽさがにじみ出た良デザインになっているぞ……(>ω<)
ベースキットのHGUCジェガンは14年前に発売されたのでそこそこ古いガンプラになります。
ただ、スタイル自体は良好でカトキ立ちもバッチリ決まります。
このエコーズ仕様の弱点としては、色が足りずシールも付属しない箇所がそこそこ多いため、塗装推奨のガンプラになっている点だと思います。
※後述
頭部バルカン・ポッドはHGUCジェガンとは違う形状で、バルカンが除外されています。(設定的には追加センサーに変更)
特徴的なバイザーのセンサー部分4つはシールが付属しますが、今回は塗装してみました。
バイザーは2種類付属し、完成した後でも差し替えで変更可能です。
接続強度も丁度良く、簡単に切り替え可能です。
こちらがバイザーを降ろした状態。
主に射撃武器を仕様する際はこの状態になります。
胸部はエコーズ仕様の新規造形になります。
ここは通常ジェガン、D型とも違う形状のため、エコーズ仕様のアイデンティティといったところ。
設定的にはサバイバビリティを高めた胸部の追加装甲との事。
バックパック3基のスラスター内部は要塗装となります。
え?塗りが汚いですけど何か?w(*_*)
肩はジェガンD型と同形状です。
腕部の合わせ目は出ないものの、肩部ダクトのホワイトは色分けされていない上、塗るとすれば濃い色の上にホワイトを塗る必要があるのでちょっと手間のかかる部分になっています。
ラッカーならGXクールホワイト、水性ならBASEセラマイト・ホワイトが下地の隠蔽力めちゃめちゃ高いのでおすすめです。
腰部中央V字はシールで補います。(今回V部分だけカットして貼りました)
サイドアーマー左右のサーベルラックとハンド・グレネードラックは通常ジェガンやD型と同じ仕様です。
脚部カカト付近のスラスター内も要塗装となります。
つま先(小さな2つのくぼみ)も色が足りませんが、足裏に肉抜きが無い点は素晴らしい作り。
それでは武器を装備させてみます!
ビーム・サーベルの柄は右部ラックから取り出します。
クリアピンクのビームサーベルエフェクトパーツは、色が薄めのものが長短1つずつ付属します。
ジェガン(エコーズ仕様)、ビームサーベルを抜刀!
斬りかかるジェガン(エコーズ仕様)!
ビーム・ライフルとバズーカとシールドがこちら。
Eランナーの一部をカットすれば、↑のように取り付けていないハンドパーツとバイザーをまとめておけます。
ビームライフルは安定のモナカ割りで合わせ目が出ます。
※今回は消してあります
このタイプのビーム・ライフルはほぼ全てのHGUCジェガンに付属します。
シールドの2連装ミサイルポッドは色分けされています。
シールド自体は基部でロール回転します。
この辺りは通常ジェガンと同じ仕様の成形色違いです。
ビーム・ライフルで攻撃するジェガン(エコーズ仕様)!
2連装ミサイルポッド射出!
バイザーを降ろして。
バズーカはHGUCジェガンには付属しない新規パーツになります。(とはいえプレバン品のジェガンに付属する事は多いです)
ここも安定のモナカ割りで合わせ目が出ます。
エコーズジェガンってバズーカがものすごい似合う気がする……(>ω<)
フォアグリップは可動し、
両手で構える事が出来ます。
HGUCジェガン(エコーズ仕様)コンロイ機と比較。
コンロイ機は今回のエコーズ仕様が丸々入っている他、追加武装が多い完全版のような内容になっています。
エコーズで運用されたモビルスーツでディスプレイ。
並べると絵になりますね……!(>ω<)
このエコーズカラーのオリーブドラブが特殊部隊っぽくてめちゃめちゃかっこいいのだ……(*´ェ`*)
ガンダムUCに登場したジェガンでディスプレイ。
合わせ目や可動域などはコンロイ機の方で解説してありますので、こちらも併せてどうぞ↓
HGUC ジェガン(エコーズ仕様)の感想
という事でHGUC ジェガン(エコーズ仕様)のご紹介でした。
成形色の変更はもちろんD型の肩部、エコーズ仕様特有のバイザー・胸部が付属し、通常ジェガンには付属しないバズーカも付属するのでジェガンマニアとしては大満足でした。
一般販売のHGUCジェガンって意外と少ないのでほんと良かった。
D型がプレバンなのは未だに納得いかん……(>ω<)
色分けについては足りない箇所が多く、肩部・腰部・つま先・スラスター内部等、要塗装箇所は多いのでご注意を。
多少塗装はするぜ!というモデラーさんにはオススメのキットといった感じです。
ちなみに、このエコーズ仕様を塗装してジェガンD型を組もうと思われているモデラーさん向けの注意点を。
D型はプレミアム・バンダイで発売されていますが、実は頭部両側面(バルカン・ポッド・システム)のパーツが新規造形となっており、このエコーズ仕様を塗装するだけではD型が再現できません。
※余剰パーツを使っても再現不可
↑エコーズ仕様
↑エコーズ仕様にも余剰パーツとして入っている通常ジェガンのバルカン・ポッド・システム
↑D型
このあたりの情報を明言しているサイトが見つからなかったため、人柱になり検証してみたので間違いないです(>ω<)
逆に言えば、頭部の両側パーツ以外はこのエコーズ仕様だけでD型を再現できます。
改造派モデラーさんならモールドを埋めたり形を少しいじればOKだったりするので、一応ご参考までに。
頭部右側のパーツもD型特有のパーツだったと思うので(他のジェガンタイプに同じ形状があるかまではわかりませんでした)、何かのついでに部品注文でD型の頭部左右パーツを注文してしまうのも手だと思います。
以上、「HGUC ジェガン(エコーズ仕様)」のガンプラレビューでした!
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