今回は「夏侯淵ダラス」のガンプラレビューです。

SDガンダム三国伝に登場する、<真>夏侯淵ダラス(カコウエンダラス)をご紹介。
2010年発売。
3種類の武器は組み合わせる事ができ、色々な形態へチェンジします。
という事で、夏侯淵ダラスをレビューしていきたいと思います!
夏侯淵ダラス

曹操ガンダムの左腕と称される猛将で、弓の名手である夏侯淵ダラスさん。
夏侯惇ギロスの弟です(*´ェ`*)
演者は機動戦士ガンダムF91に登場したベルガ・ダラスになります。
……ベルガ・ダラスはガンプラ化されていないので、三国伝系とはいえ貴重な立体物になるぞ!(涙
 
 
ランナーは4枚+ポリパーツの構成。
一応4色で色分けされているものの、パッと見でおわかりいただける通り色はかなり足りません。三国伝系の中でも塗装した方がいい系のキットになっている模様です。

ホイルシールがこちら。ブルーとシルバーのシールが付属します。

軽装形態がこちら。この状態だと成形色と眼帯以外は夏侯惇ギロスと全く同じ内容となります。

額も共通で、「夏」文字が刻まれています。

そして鎧を着せた夏侯淵ダラスがこちら。
夏侯惇ギロスから兜の形状が変化したほか、肩鎧の位置が逆になりました。

ディテールは細かくできているものの、「顔の紫」が色分けされておらず鎧の装飾部分(ゴールドのフチ)もシールが付属しません。
ただご覧のように、今のガンプラ目線で見ても通用する造形で立体化されていると思います(>ω<)

シェルフ・ノズル(マントのようなスラスター)は夏侯惇ギロスの逆位置になっています。
それでは各部をアップで見ていきます!

夏侯淵ダラスのアイデンティティである兜。
ゴールド1色成形になっており、内側や目玉は塗装してあげる必要アリです。

大きなトサカが特徴だぞ!

胸部。

シェルフ・ノズルはブルーのシールで補いますが、へっこんだ部分に貼るため↑みたいになってしまいます。(設定画のCGではへっこみは無し)

肩鎧の先端はシルバーのシールで色を補います。
フチは本来ゴールドなので、ガンダムマーカー等でチャチャっと塗装すればかなり化けそうです。

左肩先端もシールになります。先程のシェルフ・ノズルと同様、肉抜きがあるのでシールを押し込んだらへっこんでしまうのが弱点です。

脚部。

足裏は「夏侯」文字のスタンプになっています。「淵」が無いのはおそらくバリエキットの影響だぞっ(*ノェノ)

それでは武器を見ていきます。まずは剛鋭弓から。
武器は夏侯惇ギロスと違い、夏侯淵ダラスならではの特徴的な武器が付属します。

鋭鳳(矢)がこちら。右手のみ人差し指を突き出した手首パーツが付属します。

鋭鳳を構える夏侯淵ダラス!
 
 
鉄球の鋭鐘も付属します。手に持たせる事ができるぞ!
 
 
鋭鐘を叩きつける夏侯淵ダラス!

剛骨混がこちら。巨大な棍棒です。

剛骨棍を振り回す夏侯淵ダラス!

剛骨棍の先端に、さきほどの鋭鐘を取り付ければ剛鋭戟になります。

グワッ!

剛鋭戟は背中にマウントする事ができます。

剛骨棍(棍)に剛鋭弓(弓)と鋭鳳(矢)を取り付ければ、鋭刃弓に変化します。
この剛骨棍(棍)を軸に、色々な組み合わせバリエーションを展開できるといった感じ。

左腕の側面に装着する事もできます。

鋭刃弓を構える夏侯淵ダラス!

むむぅ……中々かっこいいぞ……(*´ェ`*;)
何よりベルガ・ダラスってところが熱いわ……

鋭鳳(矢)を外し、鋭鐘(鉄球)を装着すれば一番強そうな「剛鋭砲」に変化します。

剛鋭砲はベルガ・ダラスのショットランサーがモチーフになっていたりします。

敵を捉える夏侯淵ダラス!
 
 
発射!

フル装備で展示できるのも夏侯淵ダラスの売りの一つだぞ!
 
 
……

かっこいいなこれ……(*´ェ`*;)

兄の夏侯惇ギロス(左)と比較。

共通パーツが多いですが、肩やシェルフ・ノズルが左右逆位置になっているだけではなく武器などの変更点も多いです。



三国創傑伝の夏侯淵トールギスと比較。
創傑伝ではモチーフ機体がベルガ・ダラスからトールギスになりました。

夏侯淵ダラスの感想
ということで夏侯淵ダラス<真>版のご紹介でした。
三国伝系の中でも色分けは甘い武将になっており、顔周りのパープルや鎧のゴールド部分は全く色分けされていない感じです。(シールも付属せず)
クロスボーン・バンガード勢のモビルスーツは色分けが特殊というのもあり、この価格帯ではこれがやっとだったのかもしれないですね。
ただ造形自体は今のガンプラ目線で見ても良く出来ており、組み終えてみると意外な程かっこよかったです。
総評としては、ある程度手を加えるモデラーさんにはオススメといった感じです!
以上、「夏侯淵ダラス」のガンプラレビューでした!

 
  
  
  
  















