今回は「MG RX-78-02 ガンダム(GUNDAM THE ORIGIN版)」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム THE ORIGINに登場するRX-78-2ガンダムの、GUNDAM THE ORIGIN版のMGをご紹介。
2015年発売。
ショルダー・キャノンや胸部武装を始めとする新規固有武装が付属するほか、一部にはクリアエフェクトパーツが付属。
可動領域の限界を越えた超絶可動モデルを目指すコンセプトで設計されていて、関節部が柔軟に可動します。
ということで、MG RX-78-2 ガンダム(GUNDAM THE ORIGIN版)を他のMG版との比較画像を含めつつレビューしていきたいと思います!
MG 1/100 RX-78-02 ガンダム(GUNDAM THE ORIGIN版)
オリジン版のMGガンダム。
当ブログの「まだレビューしていなかった系のド定番キット」になりますが、正月ということでオリジンガンダムをじっくりとレビュっていきたいと思いますぞ……(*´ェ`*)
2015年発売ということでそこまで古いMGではないのですが、2024年時点の視点で見ていきますね。
ホイルシールとマーキングシールが付属します。
1/100 アムロ・レイのフィギュアがこちら。
おなじみの私服姿で立体化されています。
そして完成したMG 1/100 RX-78-2 ガンダム(GUNDAM THE ORIGIN版)がこちら。まずはショルダー・キャノンを装備していない姿で見ていきますね。
マスターグレードのガンダムは様々なバリエーションが発売されていますが、今回は「Ver.2.0のような劇中アニメ寄り」でも「Ver.3.0のようなモールド・色分けアレンジの効いた現代風姿」でもない、「ORIGIN版のプロポーション」で立体化されているのが特徴です。
オリジン版の主な特徴は、「左腕の腕部バルカン」「胸部のショルダー・マグナム」「ショルダー・キャノン(後述)」「前期型のビーム・ライフル(後述)」など。
オリジナルのガンダムとは細かなところがチョコチョコ変更されているので、よく見ていくと違いを感じるモデルになっています。
今回はフレームの一部に「MG 1/100 RX-78-2ガンダムVer.2.0」のランナーが流用されているところもあるのですが、ほぼ新規だと思ってOKです。
それでは各部細かく見ていきます!
可動域は広く、手足は大きく広がります。
後述しますが、特に肩と股関節まわりが柔軟に動くよう設計されています。
手足の関節は90度以上大きく曲がり、キレイにヒザ立ち可能です。
上半身は360度回転します。
全体的に見て、めちゃめちゃ動きます(*_*)
頭部をアップで。ORIGIN版特有の顔付きをしていて、丸みを帯びたデザインが特徴かな?といった印象です。
横、後ろから。
パーツ分割による色分けは細かく、ツインアイとバルカンは色分けされています。
超アップで。フェイスマスクのヘの字スリットや、左右の穴は開口されています。
胸部の上には、「ガトリング砲(右)」「ショルダー・マグナム(左)」を搭載。
オリジン版初期型の、特有部分です。
ガトリングは展開します。ちなみに、イエロー成形(画像右)との選択式です。
胴体をアップで。胸部インテーク部は開口されています。
コックピットハッチは開閉でき、中に座った状態のアムロフィギュアを組み込みます。
頭部まわりは後ろに引き抜くことができ、別売りのLEDユニットを使えばカメラアイの発光が再現できます。
※発光させるための無色クリアパーツのカメラアイパーツが別で付属します。ただ、本キットにLEDは付属せず
肩と胴体側の装甲は展開でき、肩まわりが柔軟に可動します。
左腕の前腕部には、腕部バルカン砲を装備。
「ガトリング砲」「ショルダー・マグナム」「腕部バルカン砲」用のエフェクトパーツが付属するぞ!(>ω<)
地味に嬉しい部分ですね。
攻撃!
ちなみに腕部バルカン砲が一つ余るので、右腕に装備させることもできます。
腰部アーマーも細かく動くうえ、足の付け根軸も可動します。
色分けも細かく、ヘリウムコア(黄色の■)はもちろん中央のV字も色分け済みです。
底面に↑枠のジョイントパーツを噛ませれば、アクションベースに対応します。
腰部アーマーは、グレーの裏打ちパーツで色分け済みです。
足を曲げると、装甲がスライド可動します。
180度曲がるので、足回りの可動範囲もメチャ広です。
ふくらはぎのスラスターカバーは開閉可能。
もちろん足裏に肉抜きはなく、グレーで色分けされているうえモールドも細かいです。
「アムロ、ガンダム行きます!」
アムロ出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
シールドはオリジン版らしく、上下逆に持たせることができます。窓は開閉式です。
基部のグレーパーツを一度外して付け替えれば、従来風の角度で持たせることもできます。
背中だけではなく、腰部リア側にもマウント可能です。
ビーム・ライフル(後期型)がこちら。
持ち手は指可動タイプしか付属しませんが、凹凸を合わせるようにして持たせるためガッチリと保持できます。
ただ指パーツが外れやすいので、動かしていてちょいストレスに感じました。
ビーム・ライフルで攻撃!
フォアグリップは可動し、両手で構える風なポーズも可能です。
ビーム・サーベル二刀流でパシャリ。
ビーム刃のエフェクトパーツは2つ付属します。
それではオリジン版の特徴でもある、ショルダー・キャノンに切り替えてみます。
ランドセル左側のサーベルラックを外し、付け替えるだけでOKです。
ドドン。ショルダー・キャノンを装備したガンダムがこちら。
ついでにビーム・ライフル(前期型)を持たせています。
ショルダー・キャノンで攻撃!
前期型のビーム・ライフルも、フォアグリップが可動します。
ビーム・ライフルで攻撃!
ヒザを着いてパシャリ。
ハイパー・バズーカも付属します。
グリップ部を引き出すことができるので、持たせやすいです。
バズーカをぶっ放すガンダム!
武器類(ライフル2種とバズーカ)は、腰部リアアーマーにマウントできます。
MG RX-78-2バリエーションの比較
それではここから、「MG 1/100 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」「MG 1/100 RX-78-2 ガンダム Ver.3.0」と比較してみます!
Ver.2.0は2008年発売、Ver.3.0は2013年発売。今回のオリジン版は2015年発売なので、この中では一番新しいガンダムになります。
頭部を比較。まず解説しておくと、Ver.2.0というだけで「ただ古いMG」というわけではなく、すべて違うコンセプトで立体化されています。
胴体と腰部を比較。
基本的にVer.2.0は劇中アニメよりでアレンジが少ない(といってもスタイリッシュにはなっていますが)コンセプトで再現されていて、反対にVer.3.0では白い装甲部分だけでも多色成形になっておりモールドが多めにアレンジされているのが特徴です。
腕部を比較。ORIGIN版のみ腕部にバルカンを装備しています。
脚部を比較。スタイル的には、どれも細身の現代風プロポーションで再現されている模様。
ランドセルを比較。設計コンセプトが異なっているので、どのガンダムが好みか人によってかなり意見が分かれそうな3体だと思います。
あなたはどのガンダムが好みかな……?
MG RX-78-02 ガンダム(GUNDAM THE ORIGIN版)の感想
ということでMGオリジン版RX-78-02ガンダムのご紹介でした。
オリジン版の特徴であるショルダー・キャノンを始めとする細かな武装が再現されている点含め、ファースト版のMGとは仕様が異なるのが売りだと思います。
また、可動範囲も広く付属武器数が多いのも魅力の一つ。ただコア・ファイターは付属せず、胴体内部に組み込むギミックもついていないのでその点だけはご注意を。
ハンドパーツは指可動タイプしか付属しないのと、指を動かしていると指パーツがポロリすることが多々あったので、気になる方は別途ハンドパーツに交換推奨といったところです。
顔付きをはじめVer.2.0、Ver.3.0などとデザイン・コンセプトが結構違うので、好みのMGガンダムをチョイスしてみてくださいね!
以上、「MG 1/100 RX-78-02 ガンダム(GUNDAM THE ORIGIN版)」のガンプラレビューでした!