今回は「HGガンダムアスモデウス」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハントに登場する、ガンダム・アスモデウスをご紹介。
2022年発売。
ガンダムアスモデウスの新規外装/武装ランナーに加えて、ガンダム・フレームの一部も新規造形により再現されています。
「ギガント・ジャベリンのリード線によるアンカーギミック」「差し替えによる腕部グラン・トンファーの伸縮ギミック」「差し替えによる足底クローの展開ギミック」といった、多彩な武装ギミックが豊富に搭載されているのが特徴です。
という事で、久々の鉄血キットであるHGガンダムアスモデウスをレビューしていきたいと思います!
HG ガンダムアスモデウス
ガンダム・フレームタイプ32号機、ガンダムアスモデウスさん。
厄祭戦時に消失したものと思われていたが、侵入困難なデブリ帯の中で開発当時の原型をとどめたまま万全の状態で発見された機体となります。
ガンプラ的にはアスモデウスの新規外装・武装ランナーに加え、ガンダム・フレーム4のランナーを使用しつつ形状にあわせ一部新規フレームが導入された内容になっています。
ホイルシールがこちら。
低価格帯の鉄血系HGという事で、シールの量は結構多いです。
付属品一覧がこちら。
※「ギガント・ジャベリン(+差し替えワイヤーパーツ)」「ライフル」「グラン・トンファー(+差し替えパーツ)」
武装は全て新規造形だぞ!(>ω<)
一部、ガンダムフレーム4のパーツが余ります。
そして完成したHGガンダムアスモデウスがこちら。
ホワイトグレーと蛍光イエローを基調とした面白い成形色で再現されています。
形状的には、どこかガンダムアスタロトオリジンを感じるようなデザインになっていますね。
鉄血のHGガンダム・フレームタイプという事で、ガンダムフレームに外装パーツを被せるようにして組み上げます。
弱点としては、細かな色がすべてホイルシールになる点かな?
それでは各部細かく見ていきます!
可動域は広く、手足は真横以上広がります。
顔は多少上げることができますが、そこまでは上がらず。
腕の関節は90度以上、ヒザ関節は90度ほど曲がり、少し無理は出ますがヒザ立ち可能です。
上半身は360度回転します。
動かしていると上半身がスポスポ抜けることがあったので、気になるモデラーさんは接続強度を強めに改修した方がいいかもしれません。
頭部をアップで。ツインアイのグリーンと頭頂部のブルーはホイルシールで色を補いますが、その他はパーツ分割により細かく色分けされています。
横、後ろから。基本左右はめ込み式のため、後頭部に合わせ目が出ます。
胸部インテークのへっこみ部分はシールです。
外装に合わせ目はありませんが、厳密に言えばガンダムフレーム側面に合わせ目が出ます。(肩を取り付ければほとんど見えず)
ショルダーアーマーは前後はめ込み式で、側面と
上部に合わせ目が出ます。
肩はボールジョイント接続で、前後に大きく可動します。
二の腕は筒型パーツですが、前腕部は左右はめ込み式で前後に合わせ目が出ます。
両腕には、グラン・トンファーを取り付けることができます。
グラン・トンファーは普通に合わせ目アリで、細かなラインはシールを使用します。
バックパックをアップで。
中央の白いパーツは可動します。(腰部リア側にライフルをマウントする時に邪魔にならないよう動く感じ※後述)
腰部は両側面にグレネードが搭載されています。
黄色い部分はシール。股下にはスタンド用の3mm穴が空いていますが、厳密に言えば底面に合わせ目が出ます。
脚部の合わせ目はモモ側面の外装のみです。
厳密にいえば後ろの動力パイプ付近のガンダムフレームに合わせ目があるのですが、ほとんど目立ちません。
一部細かなグレー部分は別パーツ化されていますが、モモ前面のブルー/イエローやふくらはぎのフィンのようなパーツにはシールを多用します。
このあたりが重点的な塗装ポイントになりそうです。
スネと足裏をアップで。
足裏に肉抜きはありません。
ガンダムアスモデウス、出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
ギガント・ジャベリンから。
ジャベリンの名が示す通り、投擲が可能なスラスター機構を内蔵した武装になります。
手穴とグリップサイズが合っていないので、持たせた際にプラプラする点はご注意を。
ギガント・ジャベリンを構えるアスモデウス!
アクション!
一部パーツを差し替えることにより、アンカーギミックが再現できます。
ここにはリード線が使われています。
攻撃!
いい感じ……。
こちらは110mm口径のミドルレンジライフル。
シンプルな2パーツモナカ構造です。
ライフルで攻撃。
スタイリッシュに横撃ちでパシャリ。
リアアーマー中央のパーツを展開させれば、ライフルをマウントすることができます。
こちらはグラン・トンファー。
先端パーツを差し替えれば、このように伸びた状態が再現できます。
前後逆に取り付けることもできるぞ!
足裏は脚部クローになっていて、グレーのパーツの差し込み位置を変えることにより展開状態が再現できます。
ギュワッ!左右とも展開させることができます。
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハントのガンプラでディスプレイ。
ついにウルズハント、動き出してきましたね……。久々の鉄血、楽しみ過ぎるぅ!(>ω<;)
※「HGガンダム端白星(左)」「HGガンダムマルコシアス(右)」
HG ガンダムアスモデウスの感想
ということでHGガンダムアスモデウスのご紹介でした。
安定の鉄血HGクオリティといったところで、可動域が広く今回は特に武装ギミックが多彩なのが特徴だと思います。
外装と武装は新規造形なので、流用感を感じない新作ガンプラといった感じでした。
動かしていると上半身がスポスポ抜けるのが気になったので、気になるモデラーさんはそこだけは要調節といった感じです!(あとシールの量が多いのがちょい気になりポイント)
以上、「HG ガンダムアスモデウス」のガンプラレビューでした!