今回は「BB戦士 豊臣秀吉頑駄無(とよとみひでよしガンダム)」のガンプラレビューです。

BB戦士 SD戦国伝 武神降臨編より、豊臣秀吉頑駄無をご紹介。
2009年発売。
千生大将軍(センナリダイショグン)の色替えランナーを使いつつ、豊臣秀吉降臨の証である兜の「眉庇(まびざし)」「後立(うしろだて)」などが新規パーツで再現されています。
成形色はグロスインジェクションが採用されていて、サポートメカ・大爆火蜥蜴(ダイバサラマンダー)と合体させ超武装モードを再現することも可能。
ということで、BB戦士 豊臣秀吉頑駄無をレビューしていきたいと思います!
BB戦士 豊臣秀吉頑駄無

織田家の家臣である、豊臣秀吉頑駄無さん。
キット的にはかなり昔、1992年に発売の「千生大将軍」のリデコキットとなり、成形色の変更や新規造形を交えて立体化されています。
特に足延長の「膝パーツ」が追加されたことにより、他の頑駄無達に近い体型で再現されているのが特徴です。
↓ベースキットの「千生大将軍」

組み立て書がこちら。元ネタの豊臣秀吉や、豊臣秀吉頑駄無の設定などが解説されています。

ホイルシールがこちら。量は結構多いです。

ラメがかったキレイなクリアイエローのランナーも付属するぞ!(>ω<)

また、今回は一部がランナーロック構造になっていて

このように折りたたむだけで組めてしまうラクチンな仕様です。
Vガンダムの「旧1/144スケールキット」でも採用されていたような構造です。(もちろん合わせ目はバッチリ出ますが)
軽装モード

こちらが軽装モードの豊臣秀吉頑駄無。
黒い成形色部分はグロスインジェクション処理されていて、光沢感のあるキレイな色合いで再現されています。

顔をアップで。目、フェイスマスク、口はすべてシールです。

胴体をアップで。
武将モード

それでは武将モードを再現してみます。
眉庇(額のパーツ)と後立(後光のような後ろの飾り)が新規造形パーツになっていて、豊臣秀吉頑駄無最大の特徴部分です。
ちなみにこの後立は、元ネタの歴史解説では「菖蒲」の一種である「馬藺」の葉がモチーフになっているとのこと。

両肩の先端に、クリアパーツを装着。

大砲のようなパーツは、肩の後ろにあるピンとのスプリング接続になります。

最後に羽のようなクリアパーツを取り付ければ、

武将モードの完成です。

頭部や肩の一部ゴールド・レッドはシールが付属しないため、要塗装です。

↑の足延長パーツが新規で付属し、ベースキットより頭身が伸びたことから同シリーズのガンプラと並べた時の違和感が軽減される感じです。

武器はこちらと、

同じ形の刀が2本付属します。

アクション!

……うむ。ほぼ動かないぞ!w
このあたりはご愛嬌といったところでしょうか。

大爆火蜥蜴

こちらは秀吉の相棒でサポートメカの、大爆火蜥蜴。
ベースキットで使わないパーツなどを組み込んで作るため、千生大将軍の守護獣・千生鳳凰とは違った形のサポートメカを組むことができます。

アップで。

並べてパシャリ。
超武将モード

それではサポートメカと合体させ、超武将モードを再現してみます。
ちなみに↑枠パーツも付属し、先程のスプリングと交換することができます。スプリングだと角度がコロコロ変わり安定しないので、こちらの方がオススメかもしれません。

背部に足利将軍家の家宝である名刀、三日月宗近と鞘パーツを装備。
大砲の上部にもパーツを追加します。

ウイングを取り付け、

前面の鎧パーツを装着。

肩部と前腕部にもパーツを組み込めば、

超武将モードの完成です。

ボリューム感が増しました。

こちらの武器には、武将モードで背部に取り付けたクリアパーツを取り付けます。

また、組み立て書の一部を切り取ることにより

自陣の目印である「幟」を再現することができます。

三日月宗近は引き抜いて、

手に持たせることができます。
こちらは先程の刀とは違い、長めの造形になっています。

先程の刀は、大砲に取り付ければ収納モードに。

逆に取り付ければ、攻撃モードになります。

足軽兵雑魚も1体付属するぞ!(>ω<)
シンプルな2パーツ成形で、こちら用のシールも付属します。

超武将モードの豊臣秀吉頑駄無と、足軽兵雑魚を並べてディスプレイ。

「ワシをサルと呼べるのは殿だけよ!」
BB戦士 豊臣秀吉頑駄無の感想
ということで豊臣秀吉頑駄無のご紹介でした。
モード切り替えのギミックが多いうえ、足が延長されたことから同シリーズと並べた際の違和感は軽減されています。
お値段も1,100円(税10%込)ということで、実売だともっと安く入手できるかもしれないことからコスパに優れたBB戦士に仕上がっていると思いますぞ。
ただ、パッケージこそ洗練されたデザインになっているものの大元に1992年発売の超古いBB戦士が使われているため、レトロ感のあるBB戦士に仕上がっている点はご注意を!
以上、「BB戦士 豊臣秀吉頑駄無」のガンプラレビューでした!










