今回は「MGトールギスF EW」のガンプラレビューです。

新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光に登場するトールギスF(フリューゲル)をご紹介。
2024年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
オリジナル武装の「ヒートハルバード」「ヒートランス(テンペスト装備)」が新規造形で付属し、4枚のウイングバインダーを装備した特徴的な姿で立体化されています。
ということで、MGトールギスFをレビューしていきたいと思います!
MG 1/100 トールギスF EW

ということで敗栄に登場するトールギスFですが、内容的には2013年に一般発売されたMG 1/100 トールギスEWのリデコキットとなり、一部MG 1/100 ウイングガンダムゼロEW Ver.Kaのランナーを使いつつフリューゲル分の新規造形を加えた内容に仕上がっているぞ!(>ω<)
価格は6,600円(税込)です。

ホイルシールはMGトールギスEWのものがそのまま付属しますが、新規でカトキ・ハジメ氏デザインの水転写式デカールが付属するのが特徴です。

反エコ(笑)の余剰パーツがこちら。
MGトールギスEWや、MGウイングガンダムゼロEW Ver.Kaのパーツが結構余ります。パーツ取りとしては少し使えそうな感じですね。

引き続き、ゼクス・マーキスのフィギュアが付属します。
こちらは立ち姿で、中に組み込む座った状態のものも付属します。

そして完成したMG 1/100 トールギスF EWがこちら。
ご覧のようにウイングガンダムゼロEWのようなウイングバインダーが最大の特徴で、派手な武装類も新規造形で付属します。

とはいえ本体は、ほぼトールギスEWと同じです。トサカ部の形状が羽を模したデザインに変わっている程度。

ウイングバインダーが接地するので、自立性は安定します。

それではまずMG 1/100 トールギスEWと比較し、どこが変わったのかスッキリさせてみます。
画像で伝わるかわかりませんが、イエロー部の成形色が少し変化していました。

背部まわりの変化が一番でかく、武装も新規で付属する感じです。
ドーバーガンも引き続き装備されています。

本体は、このトサカ形状が変化ポイントです。

トールギスFのレビューを続けます。
メインカメラには、クリアパーツが使われています。

中はリーオーのような形になっているぞ!

このトサカパーツが、新規造形。あとは成形色以外同じです。
元のパーツも余るので、一応トールギスEWのトサカに組み替えることもできます。

コックピットハッチは開閉します。
胸部と腰部左右にある小さな丸いレッド部は、ホイルシールで色を補います。

背部にウイングバインダーを接続する都合上、接続部および胴体内部の一部パーツが新規造形になっているのも特徴です。

肩は多色成形になっていて、MGらしい細かな色分けを実現。

下半身に形状的変化はありません。

底面に↑枠のジョイントパーツを噛ませることで、アクションベースに対応します。
ウイングバインダーが重いからかちょっと外れやすい印象だったので、落下による破損にはご注意を!

腰部リア側のパーツは開閉します。
このあたり通常トールギスEWと同じです。

ウイングバインダーは、MG 1/100 ウイングガンダムゼロEW Ver.Kaのパーツを流用しつつ、新規造形を加えて再現されています。

上下のパーツは展開可能。羽は各部ボールジョイント接続で、細かく可動します。

表面のパーツは新規造形になっていて、紋章のような黄色いパーツを加えて再現します。

ウイングバインダーはフレキシブルウイングステー(アーム)で繋がれていて、フレキシブルに可動。

後ろ側のサブウイングは、スラスターが開閉します。

サブウイングはモナカ構造で、合わせ目あり。
各バインダーは細かく動きます。

トールギスF、出撃!

それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!

新規造形のヒートランス(テンペスト装備)がこちら。
左肩のアタッチメントパーツを使い、サイドグリップを握って持たせます。

一点注意点なのですが、ここのXE1④のパーツは内側のランナーをカットする必要があり、ニッパーでやるとゲート跡が残ってうまく組み込むことができません。
ということで本キットを組む際はデザインナイフが必須だと思われますので、その点だけはご注意を!
↓わたしが使っているタミヤのモデラーズナイフ。切れ味がありすぎるので、使用にはご注意を……(一度流血事件を起こしました(*ノェノ;)

ヒートランスにアタッチメントパーツを挟み込むようにして保持するのですが、カチっと固定されない点もご注意を。
基本的に、グリップを持たせて保持させるイメージです。

側面には、シールドが併設できます。(ここはトールギスEWからの流用)
内側にはビームサーベルを2本マウントできるほか、一応グリップを引き出すこともできます。(今回は使いませんが)

ヒートランス(テンペスト装備)で攻撃!



劇中にてトールギスFが装備したヒートハルバードも、新規造形です。
グリップ部に穴が空いているので、専用ハンドを使いガッチリと保持できます。

トールギスF、現る!

アクション!

可動域に関してですが、2013年製のMGということもあるのか、思ったほどは柔軟に動かない印象です。
少し動きが硬いので、可動についてはそこまで期待しない方がいいかもしれません。(腰もあまりまわらず)

グリップ部は色々な角度に穴が空いているので、

このように両手で持たせることもできます。

ヒートハルバード+ヒートランス(テンペスト装備)でパシャリ。

右肩のドーバーガンに変化はありません。

グリップが2箇所ついていて、好きな方を持たせることができます。

各部アップで。地味に内部にスプリングを仕込む構造で、伸縮します。

ドーバーガンで攻撃!

ビームサーベルを持たせてみます。

トールギスF、ビームサーベルを抜刀!

斬り!

さらに今回は、サブウイング内にもビームサーベルを2本マウントしています。

計4本ものサーベルが付属します。
サーベル刃は、湾曲したものが2本分付属します。

本体についてはほぼ同じなので、可動域などについては一般発売されているMG 1/100 トールギスEWのレビューでどうぞ↓

ウイングバインダー流用元のMG 1/100 ウイングガンダムゼロEW Ver.Kaのレビューは↓


MG 1/100 トールギスF EWの感想
ということでMGトールギスF EWのご紹介でした。
一部MGウイングガンダムゼロEW Ver.Kaのパーツは流用されているものの、ウイングバインダーをはじめヒートハルバードとヒートランス(テンペスト装備)、それにトサカパーツなどが新規造形で同梱するため満足度の高いプレバン品に仕上がっていました。
ただベースキットが2013年製ということもあり、可動に関して期待は禁物、といったところ。とはいえ元のトールギスEW自体見た目に関しては今のガンプラ目線で見ても通用するクオリティで再現されていたので、古さは感じないと思います。
価格が6,600円(税込)とちょっとお高めですが、新規造形が多いのでトールギスファンにはオススメといった感じです!
以上、「MG 1/100 トールギスF EW」のガンプラレビューでした!
















