今回は「Gジェネレーション-0 ガンダムF90 A/P/Vタイプ」のガンプラレビューです。
Gジェネレーション-0シリーズより、機動戦士ガンダムF90 A/P/Vタイプをご紹介。
1999年発売。
ガンダムF90本体と、ミッションパックの「Aタイプ」「Pタイプ」「Vタイプ」再現用のパーツが付属します。
という事で、ガンダムF90 A/P/Vタイプをじっくりとレビューしていきたいと思います!
ガンダムF90 A/P/Vタイプ
ジージェネシリーズNo.22、ガンダムF90 A/P/Vさん。
本キットの7年前に発売された、BB戦士No.96の「ガンダムF90 P/V-TYPE」のリデコキットとなりAタイプが追加されています。
BB戦士版の全パーツが流用されているため、今から買うならこちらのジージェネ版の方がお得だよ!
ちなみにアマゾンでBB戦士No.96を探したのですが、検索しても出てこなかったのでレア度ではBB戦士No.96の方が高いかもしれません。
BB戦士No.96↓
組み立て書には、おなじみゲーム中の「設計・強化プラン」が解説されています。
ヘビーガンとフルアーマーガンダムMk-IIIで設計すれば、F90ができるみたいだよ……(*´ェ`*)
ホイルシールがこちら。BB戦士No.96では、ツインアイが「瞳有り」でしたが、Gジェネ版仕様の「瞳無し」に変更されているのが特徴です。
内容物がこちら。
ガンダムF90本体のほか、ミッションパック「A」「P」「V」タイプが同梱するため結構ボリュームのある内容になっています。
ガンダムF90
まずは普通のガンダムF90から見ていきます。
大元が1992年製のBB戦士という事もあり、レトロな体型バランスで立体化されています。
F90の最新SDキットの発売は恐らくなさそうな気がするので、貴重な立体物と言えるかもしれませんね。
今回実は再販でゲットしたのですが、1999年発売のものが未だに再生産されているっていうのがスゴイですよね……(*_*;)
それでは各部アップで見ていきます。
頭部をアップで。シールが一新され、Gジェネらしい瞳なしに変更。
超低価格キットというのもあり、色分けはもちろん悪いです。
アンテナまわりも、全てシールだぞ!
今からGジェネ系SDキットを買おうと思っているモデラーさんはガチ勢が多そうなので、思う存分塗装が楽しめそうです。
胴体と腰は一体化されており、腰を撚る事はできません。
腕部。ショルダーアーマー上部などに、ハードポイントの穴が空いています。
このあたりにミッションパックを差し込み、各タイプを再現します。
シールドはホワイト1色1パーツ+ジョイントパーツの仕様で、手に持たせます。
バックパック。ビーム・サーベルは一体化されています。
リアアーマーのウェポンラックは展開などせず、ここも一体化パーツになっています。
シンプルな足裏。
ビーム・ライフルは、弾丸を仕込んで発射させる事ができます。
ビーム・ライフルで攻撃!
ビーム・サーベルは、ホワイト1色1パーツ成形のものが1本付属します。
ガンダムF90 Aタイプ
それではAタイプを再現してみます。
使うのは「大型機動ユニット」「推進剤タンク×4(腕用2・足用2)」「メガビームバズーカ」の3種類です。
このミッションパックはBB戦士No.96には同梱していなかったので、本キット最大の売りポイントとなります。
大型機動ユニットは、バックパックを外して装着します。
腕と足には、推進剤タンクを取り付けます。
あとはメガビームバズーカを持たせれば、Aタイプの完成です。
メガビームバズーカは、右側に大きな肉抜きがあります。
ドドン。超シンプルな切り替え方法なので、一瞬でAタイプにする事ができます。
設定的には、「メガビームバズーカ」「ミノフスキークラフトユニット」が特徴の長距離侵攻仕様となります。
メガビームバズーカをぶっ放すガンダムF90!
ガンダムF90 Pタイプ
Pタイプでは、↑の「専用バックパック(+垂直翼/推進剤タンク)」「肩部センサー」「肩部ビームキャノン」「シールドウィング×2」「ウィング付き推進ユニット×2」を使います。
設定的には大気圏突入仕様で、「MSモード」と「大気圏突入モード」を切り替えできるのが最大の特徴です。
右肩にはセンサーを、左肩にはビームキャノンを装着。
両腕にはシールドウィングを、背部には専用バックパックを取り付けます。
バックパック上側は機首ユニットになっており、下部は垂直翼と推進剤タンクが造形されています。
脚部にはウィング付き推進ユニットを装着。
これで、Pタイプ(MSモード)の完成です。
両腕のシールドウィング、かっこいい……。
大気圏突入仕様とはいえ、肩部ビームキャノンやセンサーといった特徴的な武装を装備しているのもいい感じですね。
大気圏突入モードに変形させてみます。
頭部を外して機首ユニットを上げ、ビームキャノンも上げます。↑枠の腰部パーツを外し、
シールドウィングを取り付け、羽を展開します。
これで大気圏突入モードの完成です。
スタンド穴などは空いていないので、浮かせて飾るのには少し無理が出ます。
ガンダムF90 Vタイプ
それでは最後の形態、Vタイプを見ていきます。
使うのは「V.S.B.R搭載バックパック」「放熱フィン×4(肩用2・足用2)」「姿勢制御ミニスラスターユニット×2」「メガ・ガトリングガン」「ビーム・シールド(+予備×2)」です。
設定的には、その名の通りヴェスバーを装備する新型火器試験仕様となります。
肩部と脚部に放熱フィンを、腰部前面に姿勢制御ミニスラスターユニットを、腰部右側に予備のビーム・シールドを、右腕にはメガ・ガトリングガンを取り付けます。
背部にはV.S.B.R搭載バックパックを装着。
左腕のビーム・シールドは↑の展開用と、
↑枠のビームを展開していないパーツとの選択式です。
これで、ガンダムF90 Vタイプの完成です。
ヴェスバーにはグリップがついており、取り外して手に持たせる事もできます。
一応バックパックに取り付けたまま前へ向けることもできましたが、肩まわりと干渉するためポーズは取らせづらいです。
アクション!
最後に、プレミアム・バンダイ限定のMG ガンダムF90と比較。
MG版は比較的最近に発売されたガンプラなので、出来が異常にいいですぞ……(*_*)
ガンダムF90 A/P/Vタイプの感想
ということでGジェネレーション-0 ガンダムF90 A/P/Vタイプのご紹介でした。
ミッションパックが3種類も同梱するため、Gジェネ系の中でもパーツ数が多いキットに仕上がっています。
合わせ目を消し肉抜きを埋めて、フル塗装すればかなり化ける系のキットで間違いないでしょう。
Gジェネ系は今の時代だとパチ組みでは満足いかない可能性大ですが、腕に自信のあるモデラーさんには良い改造素体になっていると思うのでオススメだよ……めっちゃ安いし(*ノェノ)
以上、「Gジェネレーション-0 ガンダムF90 A/P/Vタイプ」のガンプラレビューでした!