今回は「クロスシルエット クロスボーン・ガンダムX1」のガンプラレビューです。

機動戦士クロスボーン・ガンダムに登場し、キンケドゥ・ナウ(シーブック)が搭乗したクロスボーンガンダムX1がクロスシルエットで発売されました。
差し替えで瞳の有り・無しを再現できる他、シリーズならではのフレーム組み換えにより頭身が変えられるガンプラに仕上がっています。※別売りCSフレームを使用
という事で今回はクロスシルエットフレームに組み替えた状態を含めてガッツリとご紹介していきます!
クロスシルエット クロスボーン・ガンダムX1

まずはボックスアートから。
「X1の外装パーツ」の他、パッケージの左右を見ていただければわかる通りこのキットには「SDフレーム」のみが同梱されています。
※CSフレームに組む(頭身を上げる)には別売りのCSフレーム[ホワイト]が必要

組み立て書とシール。組み立て書にはSDフレームとCSフレームそれぞれの組み方が記載されています。

X1の外装・武装のランナー4枚に、

SDフレーム(ホワイト成形)のランナーが1枚付属します。

SDフレームの可動域ですが、ご覧の通り頭身の低いフレームにしては良く動く構造をしています。
肩も多少外側へ引き出せるのがイイ感じ。

上半身も上へ引き出せるので、前後に傾きます。

脚の角度も自由に変えられ、接地性もバツグン。
胸には「SD」と表記されています。

基本的には、ご覧のようにフレームに外装を被せていく形で組み上げます。
パーツをランナーからカットする時間の方がかかるぐらいで、組み上げ自体は超簡単でした。

そして完成したクロスボーン・ガンダムX1(SDフレーム)がこちらになります。
かっこカワイイぞ……w

良くできているなぁ……プロポーションが完璧ではなかろうか。

基本的部分はパーツごとに色分けされていますが、X1自体カラーリングが細かいのでシールで補う箇所が多数あります。
とはいえ以前発売されたGジェネレーションのX1よりはもちろん優秀な色分け具合でした。※後述

先程のSDフレーム上半身引き上げギミックの影響で、腰が回転します。
手足もSDサイズとしてはよく動く印象。

ドクロ、アンテナは別パーツになっていて色分け良好。※ドクロの目の中のみスミ入れペンで塗ってあります
左右グレー部分も内側のパーツが露出するので色分けが良好ですが、赤いラインはシールで補います。

頭部は前後で合わせ目が出ます。
ここは合わせ目処理をしてもCSフレームへの組み換えに影響しないので、消してもOKな部分です。

瞳無しに変えるには↑のようにパーツを引き抜き、前後逆に付け替えます。

X1、瞳無しバージョンがこちら。

瞳有り(←)、瞳無し(→)で比較。
これは好みが分かれる部分ですね(*´ェ`*)選べるというのが凄くイイ。

指で少し上げるだけでフェイスオープン状態も再現可能です。

瞳あり、なし状態のフェイスオープン状態。

クロスボーン・バンガードのマークはシールになりますが、シールの下はバッチリ造形されているので塗装派には嬉しい箇所。
また、イエロー部分は色分けされています。

ただ、肩前面のイエロー部分はシールが付属しますが裏側は付属せず。

両脚前面イエローのダクトはシール。
アンクルガードはボールジョイントになっているので可動します。
意外だったのは足裏の肉抜きが少ない点。(ナイチンゲールはものすごい肉抜きでしたw)

特徴的な4つの背部スラスター(Xバインダー)はそれぞれ独立可動します。
紺とホワイトの2色で色分けされており、↑の位置に肉抜きがあります。

それではX1の武装を見ていきます。
まずは定番のバスターガン。左右モナカで合わせ目が出ます。

差し替えでザンバスターになります。
ザンバスターに限りませんが、武器は全てホワイト1色成形になっています。

股下にアクションベース用の穴が空いているのでスタンドでディスプレイ可能です。
今回違うスタンドを使っていますが(今回のスタンドとの相性は穴が浅いので不安定でした)、組み立て書表記ではアクションベース5の差し込み用「ACB-5⑬」に対応との事です。
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ハンドパーツはホワイト1色成形なので指部分のグレーは要塗装です。
赤いラインはシールで補います。そして両腕側面のブランドマーカーは取り外し、ハンドパーツに装着可能です。

このクロスシルエットのX1はビームエフェクトパーツが付属しないのですが、HGUCのクロスボーン・ガンダムX1に付属するエフェクトパーツと互換性があります。

これ……あると無いのでは見栄えがだいぶ変わってくるのだが……w

ブランドマーカーのビームシールドとも互換性があるので、これはHGUCのクロスボーン・ガンダムX1は必須ではなかろうか。

ビーム・ザンバーの刀身もホワイト1色成形です。※ザンバスターをバラして差し替えで再現

フル装備!むむぅ……

やはりビームエフェクトパーツ必要でしょ!(>ω<)
ビームザンバーの刀身が曲刀のような形じゃないというのもあり、(曲刀のイメージが強いのはわたしだけかな?)、このエフェクト必須だと思いますぞ……!

実際HGUCクロスボーン・ガンダムX1って武器が同梱しまくるので余ったエフェクトパーツをこちらに持ってきてあげれば有効利用できると思う。
あれ……?バンダイさんの作戦かな?(*_*)

瞳なし、フェイスオープン状態でもパシャリ。


2001年に発売されたGジェネレーションのX1とクロスシルエットを比較してみます。

今回のクロスシルエット、SDフレームを使用していても遥かに頭身が上がっていますね。
パーツ分割による色分けもさすがに進化しまくっています。※Gジェネ版はアンテナやドクロなど、ほぼシールでした
別売りCSフレーム(クロスシルエットフレーム)に組み込んでみる

それでは別売りのクロスシルエットフレーム(ホワイト)にX1を組み込んでみます。

ちなみにこちらがX1に付属するSDフレームとクロスシルエットフレーム(ホワイト)の比較です。
頭身がかなり違いますね。フレーム単体販売のレビューは↓


組み換えは簡単……と言いたかったところですが、足の甲が外れにくいので「取り付けは簡単だが、外すのに少し面倒な部分がある」といった感じです。

ババン!CSフレーム(クロスシルエットフレーム)に組み替えたX1がこちらになります。

かなり印象が変わりましたね。これはどちらの状態が好きか、本当に好みが分かれると思います(*_*)
みなさんはどちらがお好み?

うろ覚えだけど、PS4のスパロボVに出てきたX1がこんな頭身だったような気がします。

CSフレーム最大の特徴は、SDフレームでは動かなかった「肘関節、膝関節」が動く点です。
上半身の上部引き出しギミックも健在、可動範囲はこちらの圧勝となります。

↑参考までに、瞳有りバージョンのX1CSフレームも。

瞳のあるなしだけでなく頭身まで変わるのだから、誰でもイメージ通りのX1が再現できるのではなかろうか。
クロスシルエット、今後のラインナップによってはドハマリするかもしれん……(*´ェ`*)

ザンバスターで攻撃!

やはり関節あるとなしとでは可動範囲が段違いだわ。

ブランドマーカーで攻撃!

キット付属のビームザンバーで斬りつけるキンケドゥ!

X1、CSフレーム状態+HGUCのクロスボーン・ガンダムX1に付属するエフェクトパーツで。

SD、CSどっちで飾るかマジで迷うわ……。

HGUCクロスボーンガンダムX1と比較。



三国創傑伝シリーズの甘寧クロスボーンガンダムと比較。



その他のクロスシルエットとディスプレイ。
クロスシルエット クロスボーン・ガンダムX1の感想
という事でクロスシルエット クロスボーン・ガンダムX1のご紹介でした。

色分けは、肩裏や一部シールも付属しない箇所もありますが値段を考えると妥当もしくは良好なのではないかと思います。
シールのサイズが微妙に合っていなかったGジェネレーションのX1と比べるとサイズ感・貼りやすさ共に進化していました。
塗装派モデラーさんも胸のクロスボーンマークも造形されている点は高ポイントだと思います。
シリーズ共通して言えるかもしれませんが、組み換えの際に思ったほど手軽にパーツが外れない印象です。そこでおすすめなのが

↑パーツオープナーさん。これなければストレスたまったかもしれません。なんかクロスシルエットのせいで品切れ起こしそうな予感。
そして、HGUCのクロスボーンガンダムX1のビームエフェクトパーツがあるとないでは見栄えがかなり違うので、まだ組んでないモデラーさんはこの際一緒に組んでしまった方がいいかもしれません。
今後X0、X2、X3等バリエーション展開があるかもしれませんね。
クロボン好きなら満足するガンプラに仕上がってると思います、実際わたしはパチ組みで満足したぞ(*´ェ`*)
以上、「クロスシルエット クロスボーン・ガンダムX1」のガンプラレビューでした!

























