今回は「HGUC クロスボーンガンダムX1」のガンプラレビューです。
機動戦士クロスボーン・ガンダムに登場し、キンケドゥ・ナウが搭乗するクロスボーンガンダムX1のHG版をご紹介。
2014年発売。
フェイスオープン用のパーツが付属し、選択式で再現可能となります。
また、クリアエフェクトパーツの量も多く多彩な武装が付属。
という事で、HGUCクロスボーンガンダムX1をX1改やX1改・改との比較画像を含めじっくりとレビューしていきたいと思います！
HGUC クロスボーンガンダムX1
RGクロスボーンガンダムX1の発売も決まったX1さん。
10年前に発売されたこのHG版はどんな出来になっているのか、見ていきたいと思いますぞ！(>ω<)
ホイルシールの量はそこそこあり、細かなイエロー・ブルー部を補うものや胸に貼るクロスボーン・バンガードのマークなどが付属します。
付属品一覧がこちら。
※「ザンバスター（バスターガン＋ビーム・ザンバー）」「ビーム・サーベル×２」「ブランド・マーカー」「ビーム・シールド」「ヒート・ダガー×４（手持ち用２・足裏用２）」「コア・ファイター」「ハンドパーツ×５」「フェイスオープン再現用フェイスパーツ（選択式）」
これでもかというぐらい過剰な量の武装が付属します。
注意点として「シザー・アンカー」と「A.B.C.マント」は付属しません。
プレミアム・バンダイ限定のHGUC X1改には↑の２点が付属しますが、改は設定的にシザー・アンカーを装備していないためちょっとバグった内容になっておりますｗ
そして完成したHGUCクロスボーンガンダムX1がこちら。
オールガンダムプロジェクト準拠のフォーマットで立体化されているため、組やすく可動域が広いガンプラに仕上がっています。
もう素立ち状態で既にかっこいいわ……。
プロポーションは漫画基準ではなく、現代風な細身のスタイルにアレンジされています。
ちょいちょい細かな色をシールで補いますが、クロスボーンの場合標準サイズより小さめMSのためHGとしてはこれが限界かもしれません。
それでは細かく見ていきます！
可動域はかなり広く、腕は水平以上・脚は水平まで開きます。
各関節も90度以上曲がるため膝立ちが綺麗に決まり、上半身も360度回転。
可動域に関しては問題がなく、めちゃめちゃ動きます。
フェイスパーツは「通常マスク」と「フェイスオープン状態」２種類からの選択式になります。
交換する場合は頭部を一度分解する必要があるので、簡単に切り替えはできません。
細かな赤いラインやダクト内などは色が足りないため、要塗装です。
小さめMSのため、実際に見ると頭部のサイズが小さいのですが、アップで見ても細かく造形されたイケメンフェイスで立体化されています。
更にアップで。ドクロのレリーフは別パーツになっているうえ、かなり小さいため紛失にはご注意を(>ω<)
頭部は前後はめ込み式ですが、合わせ目の出ない構造になっています。
胴体は細かな箇所にシールを使用するうえ、色が足りない箇所もあります。（胸部突き出た左右のホワイト部）
側面の合わせ目は全て段落ちモールド化されています。
肩は上部・側面に合わせ目が出ます。
腕部は合わせ目が無いうえ、色分けが優秀です。
肘付近にあるブランド・マーカー（シールド）用のパーツは展開可能です。※ギミックは後述
肘関節は90度以上曲がります。
フロント・サブアーマーともに大きく開きます。
アーマー裏側には多少モールド有り。
股下にはアクションベース用の3mmジョイント穴が空いています。
あまり目立ちませんが、脚部は関節パーツに合わせ目が出ます。
黄色いパーツは別パーツで色分けされていますが、膝のブルーはシールで補います。
ふくらはぎ付近にも合わせ目あり。
脚部は前後に大きく可動し、接地性も優秀で↑まで開脚しても接地します。
ただ、足裏には肉抜きアリ。
ヒート・ダガーを取り付ける用の穴が空いています。※後述
骨状４基のスラスターは、それぞれ独立して色々な角度に動きます。
更に、先端のスラスターの取り付け角度を変える事も可能。
スラスターを外し、コア・ファイターを再現する事もできます。
コア・ファイター本体はホワイト１色成形のため、要塗装となります。
それではX1の多彩な武装をザザーッと見ていきます！！
まずはビーム・ザンバーから。
分厚いサーベル刃のエフェクトパーツはガッチリと取り付け可能です。
ビーム・シールド（兼ブランド・マーカー）は前腕部のパーツを前方へ持っていき、一部パーツ角度を差し替えて展開します。
こちらも迫力のあるクリアエフェクトパーツになっているぞ！(>ω<)
ビーム・ザンバー＋ビーム・シールドで。
シールドをブランド・マーカーに取り替えれば、
ブランド・マーカーを展開できます。
ブランド・マーカーは２つ付属するため、両手で展開可能です。
次はバスターガン。
ホワイト１色成形のため、一部グレーで要塗装となります。
バスターガンを構えるクロスボーンガンダムX1！
何気に、バスターガン専用の持ち手は左手用のものも付属します。
バスターガン・ビーム・ザンバーともに、サイドアーマーにマウントする事ができます。
こんな感じで。
シンプルなプラ同士の凹凸接続ですが、ガッチリ装着されます。
ビーム・ザンバーとバスターガンを組み合わせ、ザンバスターを再現する事もできます。
ギミックが多彩！(>ω<)
ビーム・サーベル×２も付属。
ただ、本体への収納・展開ギミックはオミットされています。
キンケ風攻撃！
カッケェ！
ヒート・ダガーを装備させてみます。
手に持たせる用×２、足裏に取り付ける用×２の合計４本が付属します。
こちらはグレー１色１パーツ成形になっているため、グリップ部分はホワイトで要塗装となります。
足裏用のヒート・ダガーを取り付けてみます。
蹴りをくらわすX1！
それでは色々な組み合わせで何枚か。
ザンバスター＋ブランド・マーカーで。
ブランドマーカー＋ヒート・ダガー＋スラスター角度変更でパシャリ。
ビーム・ザンバー＋バスターガンで。
左手用のバスターガン持ち手が付属するのが嬉しいぞ……(*´ｪ`*)
ガンダムF91 ハリソン・マディン専用機現る！
「あんたが初めてだぜ！おれにクロスボーンのシールドを使わせたのはっ！」
HGUCガンダムF91 ハリソン・マディン専用機と比較。
HGUCクロスボーンガンダムX1とX1改とX1改・改（スカルハート）の違いを比較。
前から見た場合X1と改は同じです……ｗ
後ろから。
主に付属品が違うのですが、本体の変更ポイントを解説すると
リアアーマーのパーツと
胸部パーツのみとなります。
あとはX1に付属しない「シザー・アンカー」「A.B.C.マント」「スクリュー・ウェップ」「ピーコック・スマッシャー」の有無などの違いがあります。
X1改のレビュー後半に違いをまとめてみたので、こちらも併せてどうぞ↓
RGクロスボーン・ガンダムX1（右）と比較。
RG版はA.B.C.マントも付属します。
HGUCクロスボーン・ガンダムX1、X2、X3を比較。
X2にはショット・ランサーやA.B.C.マントなどが付属、X3は胸部や前腕部などが変更されており、ムラマサ・ブラスターが付属します。
オマケにHGUCクロスボーンガンダムX0とも比較。
HGBFクロスボーンガンダムX1フルクロスTYPE.GBFTと。
クロスシルエットのクロスボーンガンダムX1と比較。
このクロスシルエットX1の面白いところは、
HGUCのエフェクトパーツと互換性がある点です。
※クロスシルエットにはクリアパーツは付属せず
X1は過剰なほど武器が入っているため、HGの方で持たせない武器をクロスシルエットの方に持っていくと色々楽しめると思うぞ！
様々なHGクロスボーン・ガンダムバリエーションでパシャリ。
HGUC クロスボーンガンダムX1の感想
ということでHGUC クロスボーンガンダムX1のご紹介でした。
合わせ目が少ないうえ可動域が広く、多彩な武器が付属するため非常に遊びがいのあるガンプラに仕上がっていました。
HG版の利点としては、適度なパーツ数に抑えられているため手軽にかっこいいX1が組める点だと思います(*´ｪ`*)
弱点としてはシザー・アンカーが付属せず、何故かプレバン限定のX1改の方に付属してしまう点かと思います。
ただこのX1、シザー・アンカーが無くても値段的に見た場合プレイバリューがもの凄く高く、実売価格ならコスパはかなり良いと思われます。
という事で、どうしてもシザー・アンカーが必要なモデラーさん以外にはオススメといった感じです！
以上、「HGUC クロスボーンガンダムX1」のガンプラレビューでした！
