今回は「HG アームズアストレイ PMCカスタム(レオンズ・グレイブス専用機)」のガンプラレビューです。

機動戦士ガンダムSEED FRAME ASTRAYSに登場し、レオンズ・グレイブスが搭乗するアームズアストレイPMCカスタムをご紹介。
2008年発売。
シビリアンアストレイのバリエーションキットになっており、成形色のほか「頭部」がPMCカスタムの新規造形パーツとなります。
という事で、シビリアンアストレイと比較しつつじっくりと見ていきたいと思います!
HG アームズアストレイ PMCカスタム(レオンズ・グレイブス専用機)

設定的にはビームガンの能力が高くなったりしていますが、ガンプラ的変更点は成形色と頭部のみになります。
※選択式ですがDSSDカスタムの頭部も付属

パイロットは民間軍事会社(PMC)所属のナチュラルで、「ウォーサーフ」の異名を持つレオンズ・グレイブスさん。
狙撃能力に優れたPMCの社員です(*´ェ`*)

組み立て書には、レオンズの活躍がカラーで描かれているぞ!
フレームアストレイズのファンだけでなく、なんだかわからんが気になって買ったモデラーさんも多いと思うので活躍が描かれているのは非常に助かるぞ!←まさにワタクシ

ホイルシールのほか、アームズアストレイPMCカスタム専用のマーキングシールが付属します。
ホイルシールはPMCカスタムの頭部用はもちろん、選択式で付属するDSSDカスタム用のものも付属します。

↑新規造形パーツがこちら。
ぶっちゃけ少ないですが、作品に縛られないモデラーさんはDSSDカスタムよりこちらのキットを買う方が多少遊びの幅が広くなっています。

付属品一覧がこちら。
※「ビームガンKSM71/J」「レーザートーチ」「シールド」「スタンド」「交換用支柱」「シビリアンアストレイDSSDカスタムの頭部(選択式)」「股下カバーパーツ」

先述した通りシビリアンアストレイDSSDカスタムの頭部も付属しますが、フェイスマスク部分のパーツがレオンズ仕様の頭部と共通パーツになってしまっているため余剰パーツになってしまいます。
ちょっと追加してくれるだけで頭部を取り替えて遊べたので、ここは非常に残念だ!(>ω<;)

そんな悔しい思いをしつつ完成させたHGアームズアストレイPMCカスタムですが……
!?
かっこよくないかコレ。
頭部がツノありのガンダムフェイスになっただけで結構イメージ変わりますね。

カラーリングも少しグレーがかったホワイトにピンクっぽいパープルと、かなり特殊な色合い。
あまり見ない成形色なのでめちゃめちゃ新鮮なんだけど!(>ω<)

まさにSEEDの外伝モビルスーツ的な見た目。
それでは細かく見ていきます!

本体はHGシビリアンアストレイDSSDカスタムと同じ形状で、可動域は狭いです。
上半身が360度回転するため一見動いているように見えますが、二重関節じゃなかったり下半身可動は今のガンプラ目線で見ると絶望的ですw(贅沢?)

ガンダムフェイス(アストレイフェイス)が露出した頭部。
フェイスマスクのパーツはシビリアンアストレイと共通パーツのため、シビリアンも中身がこんな形になっています。
※比較は後述

各所グリーン部はシールで補います。
後頭部に合わせ目あり。
ここ以外の合わせ目はHGシビリアンアストレイDSSDカスタムの方で画像付きで解説してあります。併せてどうぞ。

という事で、アームズアストレイの各部位をアップでババッと見ていきます!


肩の前後可動。

レオンズのパーソナルマークは肩、シールドに貼ります。
肩部分は1枚余り、その他は機体ナンバーやザフトのマーキングシールが付属します。

腕部。ビームガンのグレーもシビリアンアストレイから少し暗めの色に変更されています。

このアームズアストレイ、ポリキャップレスになっているため関節がギシギシいいますw
関節(ピンク部)はABS樹脂でできているため、塗装派モデラーさんはご注意を!(>ω<)

脚のシールは角ばった面に貼るため、結構目立ちます。

クリアパーツを外すと、電磁推進システムが顔を出すぞ!
ほとんど見えなくなるのにコダワリを感じます。

翼端灯(よくたんとう)にもクリアブラックのパーツが使用されています。

シールド表面のパープル部はシールで補います。
ちなみにシビリアンアストレイでは白のままです。

カービンタイプのビームガンKSM71/Jは、レオンズが改良を加えた事により射程距離が伸びているという設定。
……形状はDSSDカスタムに入っているビームガンと同じです(*´ェ`*)
それではアクションポーズいってみます!

ビームガンで攻撃!

少し左右に傾きますが、膝立ちできます。

なんだろう、ガンダムフェイスってやっぱり落ち着くよね……。

背部スラスターは展開します。
中のバーニアも内側に倒せますが、接続強度が強いため少し展開させ辛いです。

スラスターを展開させ、スタンドに展示。

後ろ姿の情報量が多いです、良く出来ていますね。
17年前に発売されたガンプラながらかなり見栄えがいいです。

脚周りの可動域が狭いため、ハッタリの効いた大胆なポーズは苦手です。

「私にとって戦場は無限の広さを持つ!」
暴れまわるレオンズ!

接近戦を避けるレオンズはあまり使わない武器、レーザートーチを装備させてみます。
ここもDSSDカスタムと同形状で、クリア素材のパーツが使われています。

「人をだますなら自分より愚かな者を選ぶんだな」

斬りかかるアームズアストレイPMCカスタム!

付属のスタンドに展示。

アストレイグリーンフレームと交戦!

HGガンダムアストレイグリーンフレームと比較。
同作品の機体という事で、同じ2008年発売のHGになります。


ベースキットのHGシビリアンアストレイDSSDカスタムと比較。

頭部を比較。
形状的変更点はここだけですが、悔しいことにイメージがまるで違って見えますw

マーキングシールはそれぞれ違うものが付属します。



HG アームズアストレイ PMCカスタム(レオンズ・グレイブス専用機)の感想
ということでHG アームズアストレイ PMCカスタム(レオンズ・グレイブス専用機)のご紹介でした。
詳しい合わせ目などは↓の記事でどうぞ

ツノありのガンダムフェイスに変更され、確かにイメージは変わっています。
スターゲイザー作品にこだわりが無ければ、このレオンズ仕様の方が付属パーツがわずかに多いです。(シビリアンアストレイの頭部)
ただ、頭部が選択式になってしまっているのが微妙といったところですね(>ω<)
その他の売りとしては特徴的なカラーリングと、マーキングシール部分だと思いいます。
レオンズのパーソナルマークとかマニアック過ぎるでしょ。
総評としてはシビリアンアストレイの感想とかぶりますが、可動域が狭くABSを多用したポリキャップレスな点が気になるものの、素立ち状態なら中々カッコ良いプロポーションに仕上がっていると思います。
以上、「HG アームズアストレイ PMCカスタム(レオンズ・グレイブス専用機)」のガンプラレビューでした!


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