今回は「HGバイアラン・カスタム2号機(バンデシネ版)」のガンプラレビューです。

機動戦士ガンダムUC バンデシネに登場し、リディ・マーセナスが搭乗するバイアラン・カスタム2号機をご紹介。
2014年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
特徴的な「濃いグレー」を基調とした本体カラーが成形色で再現されているほか、新規造形の「ロング・ライフルを備えた前腕部」「背面の大型ビーム・キャノン」「カカトパーツ」などが付属。
飛行形態にも切り替え可能です。
ということで、HGバイアラン・カスタム2号機(バンデシネ版)をレビューしていきたいと思います!
HGUC 1/144 バイアラン・カスタム2号機(バンデシネ版)

ガンプラ的には2012年に一般で発売されたHGUC 1/144 バイアラン・カスタムのリデコキットとなり、成形色がデルタプラス系のグレーに変更され、手足・背部などが新規造形で再現されているのが特徴です。
価格は3,520円(税込)です。

ホイルシールとマーキングシールがこちら。
いずれも専用のものが付属します。

そして完成したHGUC 1/144 バイアラン・カスタム2号機(バンデシネ版)がこちら。
成形色がバイアラン・カスタムの爽やかなブルーから暗めのグレーに変更され、特に腕部と背部が変更されているのが特徴です。

ベースキット自体、劇中再現度の高いメチャかっこいいプロポーションで立体化されていたので、その長所を引き継いでいます。
ただ、短所である合わせ目の多さも継承されている感じです。

特に背面のプロペラントタンク兼スラスターが、ビーム・キャノンを内蔵したムーバブル・バインダーへ換装されているのが特徴です。
機体設定的には「スラスター」「推進剤タンク」「ビーム・キャノン」を内蔵した複合装備になっていて、改修前より推力が大幅に増加し空間機動性も安定化されているとのことです。

手首パーツは、平手も付属します。
さらに今回、 劇中の飛行形態の設定を再現する「HGUC 1/144 ギャプランのブースターと接続可能な専用ジョイントパーツ」が付属します。

拡張オプションはこのように、パーツに挟み込んで台座と接続して再現するとのこと。
※ブースター自体は別売りのHGUCギャプランに同梱

頭部をアップで。メインカメラには、クリアブルーのパーツが使用されています。

胴体をアップで。

このあたりはバイアラン・カスタムの色違いです。

各部アップで。肩下の赤い部分はシールであまりキレイにはいかず。可能なら、要塗装といった感じです。

腕は、特殊な接続方式です。合わせ目の量は多いので、ご注意を。

アップで。ここは、上側のレッド部がシールです。

新規造形部分をアップで。
ロング・ライフルと、その上にはエアロ・アーマーが被さるように搭載されています。

後ろ側。こちらは収納時です。射撃時への切り替えは、後述します。

脚部に変更はないかと思いきや、

カカト部のパーツが、クロー型ではなくなっているのが特徴です。

背部をアップで。

下から見た部。足裏に肉抜きはなし、股下にスタンド用の穴は空いていませんが、アクションベースに対応するジョイントが付属します。

ムーバブル・バインダーのビーム・キャノンがこちら。

アームで繋がれており、フレキシブルに可動します。

バイアラン・カスタム2号機(バンデシネ版)、出撃!

それでは武装の展開ギミックなどを見つつ、アクションポーズいってみます!

ビーム・キャノンで攻撃!

ロング・ライフルを展開するには、一度エアロ・アーマーを外して

ライフルを先端に取り付けて再現します。

一応、グリップを引き出すことができます。

ロング・ライフルを展開!

アクション!

今回の売りはズバリ、このロング・ライフルまわりと背部のビーム・キャノンで間違いないでしょう……(*_*)

カッケェ!(>ω<;)

さらに今回、差し替えにより飛行形態を再現することもできます。
エアロ・アーマーまわりのパーツを差し替え、腕を上に持ってきて固定します。

下から見た図。

グリップを引き出し、手を添えるように配置します。

飛行形態の完成です。

注意点としては、股下のジョイントパーツが外れやすい点。
落下による破損にはご注意を!(>ω<)

ベースキットの、HGUC 1/144 バイアラン・カスタム(左)と比較。

違いは成形色のほか、「腕部まわり」

「カカト」

「背部」です。



その他初代バイアラン(中央)、バイアラン・イゾルデ(左)のレビューは↓からどうぞ。



HGUC 1/144 バイアラン・カスタム2号機(バンデシネ版)の感想
ということでバンデシネ版のバイアラン・カスタム2号機のご紹介でした。
元キット自体プロポーションが異常に良い出来だったので、今回の2号機(バンデシネ版)も満足度の高いキットに仕上がっています。
ただ弱点である合わせ目の多さも継承されているので、完璧に処理しようとすると多少時間はかかるキットだと思われます。(ABSは不使用のため処理・および塗装はしやすいです)
腕部まわり、背部と派手な部分が新規造形で再現されているので、プレバン品の中でもオススメな部類の限定品だと思いますぞ。
以上、「HGUC 1/144 バイアラン・カスタム2号機(バンデシネ版)」のガンプラレビューでした!



















