今回は「HGクランシェ」のガンプラレビューです。

機動戦士ガンダムAGEに登場し、地球連邦軍が運用するクランシェをご紹介。
2012年発売。
スタンドが付属するほか、飛行形態に変形可能。
接地した状態で展示するためのランディングギアも付属します。
という事で、HGクランシェをレビューしていきたいと思います!
HG クランシェ

ガンダムAGE-2のデータをもとに開発され、重力下において単独での飛行も可能にした量産型MS、クランシェさん。
可変機構を持つ事から、ジェノアスやアデルとは一風変わった量産系ガンプラに仕上がっています。

組み立て書には、ディーヴァのMS部隊隊員が記載。

ホイルシールがこちら。
主に、細かなグレー部分の色を補うものが中心です。

付属品一覧がこちら。
※「ドッズライフル」「ビームサーベル×1(ビーム刃×2)」「シールド」「手首パーツ×5」「ランディングギア」「スタンド」
多彩な手首パーツが同梱するのが特徴で、左右の「武器持ち手」「握り手」と左の「平手」の計5つものハンドパーツが付属します。
スタンドも同梱するので、コスパに優れているよ!

そして完成したHGクランシェがこちら。
ジェノアスっぽいオレンジ主体の量産カラーに仕上がっており、装甲色ホワイトも少しクリームがかった成形色になっているのが特徴です。

自立性・接地性ともに優れており、13年前に発売されたキットながら現代風なガンプラを感じる出来栄えです。
ただ、脚部の合わせ目量は多いのでそのあたり細かく後述しますね。

それでは各部細かく見ていきます!

可動域は広く、手足ともに真横まで広がります。

ヒジ関節、ヒザ関節ともに90度ほど曲がります。
多少モモが腰前面パーツに引っかかるものの、ヒザ立ち可能です。

腰を撚る動作も得意で、360度回転します。
変形ギミックの恩恵もあると思うのですが、可動域はめちゃめちゃ広いです。

頭部には、クリアブルーのパーツが使用されています。
奥はメカディテールが再現されており、シールで色を補います。

頭部は前後分割されており、側面の一部に合わせ目が出ます。

胴体をアップで。
色分け良好かつ、合わせ目もありません。

上半身は前後に柔軟に可動します。
ただ、左右方向へは振れず。

↑枠の背部パーツはポロリ率が高いです。
差し込み角度を変えればドッズライフルをマウントできますが、同じ理由で落下しやすいです。

ショルダーアーマーをアップで。一部グレーで色を補うものの、合わせ目無し設計です。

腕部は「二の腕」「関節フレーム」「前腕部」に合わせ目あり。
グレーのパーツ部分はモールドのように見えなくもないですが、一応設定画準拠だと合わせ目判断になります。

サイドアーマーのみならず、リアアーマーも動きます。

脚部は「足の基部」「モモ後ろ」「スネ」「ふくらはぎ」「関節フレーム」と、合わせ目の量が多いです。
手を加えるなら、このあたりが中心になりそうですね(*_*)

足裏に肉抜きはありませんが、カカトの上側には穴のようなものが空いています。
股下にはスタンド用の3mm穴有り。

スタンドが同梱します。
内部には、使用していない手首パーツを2個まで収納しておく事ができます。

クランシェ、出撃!

それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!

ドッズライフルは下から持たせたあと、カバーを閉じる事により安定して持たせる事ができます。
このライフルは、飛行形態時に機首となる部分です。

ドッズライフルをぶっ放すクランシェ!

振り返り撃ち!

可動範囲が広いので、いろいろなポーズ付けが楽しめるよ……(*´ェ`*)

ヒザを着いて射撃。
平手が付属するため、ドッズライフルに手を添えるようにして展示することもできます。

シールドはシンプルな3パーツ構造で、内側(↑枠)にはビームサーベルのグリップが1本収納されています。

ビームサーベルを抜刀!

アクション!

サーベル刃は、手首付近の穴に取り付けることもできます。

サーベル刃のエフェクトパーツは2本付属するので、両手に装備できます。

飛びかかるクランシェ!

それでは飛行形態に変形させてみるぞ!
背部パーツを一度外し、頭部を押し込んだあと↑枠手首まわりのパーツの取り付け角度を変えます。
背部パーツを角度を変えて差し込んだあと、シールドを上から取り付けます。

肩パーツを下げ、腕周りを動かして前腕部を内側に曲げます。

下半身を後ろへ倒し、

ドッズライフルを胴体に差し込めば……

飛行形態の完成です。

この状態でも、スタンドに対応します。

突撃!

↑枠にランディングギアを噛ませれば、接地状態で展示する事ができます。
(装甲パーツを一度外して間に組み込む感じ)

接地した状態でパシャリ。

HGクランシェカスタムの飛行形態(左)と比較。
主に、腕部バインダーが異なる形状をしているのが違いです。

HGクランシェカスタムと全身を比較。
成形色だけではなく、装甲一部が変化しているのが特徴です。

違いの比較画像は↓レビューで解説してありますので、こちらもあわせてどうぞ。


HG クランシェの感想
ということでHGクランシェのご紹介でした。
弱点は「背部パーツがポロリしやすい」点のほか、足首パーツまわりの装甲が破損しやすい点です。組む際はご注意を!(>ω<;)←クランシェカスタムの時ぶっ壊した人
その他は可動域が広く、高プロポーションにて立体化された良ガンプラに仕上がっている模様。
クランシェカスタムと比べた場合、腕部バインダーに合わせ目が出ない点から本キットの方が多少組みやすい内容になっています。
クランシェカスタムと並べて飾ると壮観なので、カスタムとのあわせ買いもオススメですぞ。
以上、「HG クランシェ」のガンプラレビューでした!















