今回はHGフォビドゥンガンダムのガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムSEEDに登場し、シャニ・アンドラスが搭乗するフォビドゥンガンダムをご紹介。
2012年に発売されたリニューアル版になりますが、元は2003年に発売されたガンプラになります。
付属のニーズヘグ(鎌)がかなり小さい形状だったので、刃部分をプラ版を使って改造してみました。そちらも併せてご紹介します!
HG フォビドゥンガンダム
という事で早速完成させたHGフォビドゥンガンダムがこちら。
今回は合わせ目を消し、色が足りない箇所を部分塗装しているものの外装パーツは成形色のままで仕上げました。
リニューアル版ということで、ご覧の通り劇中色に近い成形色で再現されています(*´ェ`*)
特徴的なバックパックですが、重いため重心が後ろに寄ります。
一応自立は可能です。
色が足りない部分は後述しますが、素組み状態だと細かな色がほとんど足りていませんでした。
合わせ目は頭部、胴体、腕部、脚部と量は多いです。
下から。股下にアクションベース用の穴はありません。
足裏の肉抜きがないのはいいですね。
今回、ヒザ関節にはホビージャパン付録のHGガンダムSEEDカスタムキットを使いました。
脚が延長されヒザ関節の可動範囲が広がるため、今からフォビドゥンを組もうと思っているモデラーさんは組み立てる前にゲットした方がいいと思いますぞ!
腕は真横まで広がり、開脚範囲も中々広いです。
腰はあまり回転しません。少しは曲がるので表情付けはできる感じです。
フォビドゥンガンダムの頭部アップ。
今の目で見てしまうとちょっとエッジが緩い感じがしますが、ちゃんとフォビドゥン顔になっていますね。
頬のグレー部分は要塗装となります。
バストアップ。左肩のマーキングシールはこのリニューアル版にのみ付属するテトロンシールです。
腕関節は90度曲がります。
今回は右の手首パーツを関節技EXの極め手144角に交換してみました。
フォビドゥンガンダム自体かなり昔のキットという事もあり、HGCEに少しでも近づけるためにちょこちょこ改造パーツを使ってみたぞ……(*´ェ`*)
この手首パーツ、サイズもバッチリかつディティールがかなり細かい(フォビドゥン本体よりも細かいw)のでメチャメチャおすすめです。
腰部。フロントスカートにもこのリニューアル版特有のマーキングシールが付属します。
あるとないのでは印象が結構変わるので、どちらか迷った場合はリニューアル版がオススメです。
脚部は細かな色が足りず、合わせ目も出ます。(合わせ目部分汚くてすみません……w)
ここはこのキットで一番手間をかけた方がいい部分かもしれません。
やはりHGガンダムSEEDカスタムキット効果はかなり高く、特に脚関節だけは交換推奨です。
1つで数体分入っています。
ゲシュマイディッヒ・パンツァー(エネルギー偏向装甲)のグレー、レッド部分は色分けされていないため、要塗装となります。
リニューアル版はここに貼るマーキングシールも付属します。
フォビドゥンガンダム最大の特徴、巨大な鎌「ニーズヘグ」がこちら。今回はこの刃部分を改造してみました。
というのも、本キットについているニーズヘグが小さすぎて劇中のようなハッタリの効いたフォビドゥンガンダムにならなかったので、プラ版をカットして適当に作成した次第であります。
もっと大きい方がいいかもしれませんが、今ならコトブキヤのサイズ等を使って改造した方が楽かもしれません。
わたくしこのニーズヘグ作った時ガンプラ初心者だったのですが、プラ版切って適当に付けたらそれっぽくなったのでプラ版から作るのもオススメだよ!
うぅぅむ……フォビドゥンガンダムカッケェ!!!
最初アニメで観た時「なんだこのふざけたガンダムは!鎌ってwww」と思ったのですが、話が進むに連れSEEDのMSの中でもトップクラスに好きになっていました……。
それではHGガンダムSEEDカスタムキットを使ったポージング例を一つ。
肩を取り付ける凸部分にこのパーツを噛ませれば、
このようにポージングに表情が出ます。
フォビドゥンガンダムのように、ニーズヘグを両手で持たせるようなMSの場合にはかなり使えるジョイントパーツだと思います。
「全部殺っていいのぉ?」
戦闘態勢のシャニ!
浮かせるとかなりかっこよくなりますね!
「アハハッ!遊んでやるよ!」
シャニの声いいよね……w
このキットには他のリニューアル版同様、腰に挟み込むタイプのアクションベース用ジョイントパーツが付属します。
という事でアクションベースに設置。
腰に少し隙間ができますが、アクションベースに対応する事ができました。
レールガンのエクツァーンを前方に回転させ、背部のバックパックを前面に倒せば高速強襲形態に変形します。
ギミック的にはバックパックを倒すだけで再現可能です。
シンプルなのにかっこいいですねぇ……
ゲシュマイディッヒ・パンツァー(シールド)のジョイント部分はフレキシブルに可動し、前面に展開できます。
劇中でもこの形態でキラのフリーダムを苦しめていた印象。
カラミティ、レイダーと一緒にディスプレイ。
2023年に発売された、FULL MECHANICS 1/100 フォビドゥンガンダムと比較。
「今度失敗したらまた怒られる…」
HG フォビドゥンガンダムの感想
という事でHGフォビドゥンガンダムのご紹介でした。
やはり元がSEED放映時のキットなだけあり、全身に渡り合わせ目があり可動域は狭いです。
可動域に関しては前述したHGガンダムSEEDカスタムキットを使用すれば相乗効果で頭身も上がってHGCEフリーダムガンダムと並べても違和感が減るのでオススメです。
色が足りない部分は↓
確かに各所古さは否めないガンプラですが、手を加えれば加えた分だけ見た目にフィードバックされる良ガンプラだと思うぞ……(*´ェ`*)
以上、「HG フォビドゥンガンダム」のガンプラレビューでした!