今回は「HG量産型ゲルググ/ゲルググキャノン」のガンプラレビューです。

機動戦士ガンダムに登場する、量産型ゲルググ/ゲルググキャノンをご紹介。
2007年発売。
頭部やバックパックなど、一部パーツを差し替えることにより「量産型ゲルググ」「ゲルググキャノン」の両形態が再現できます。
という事で、HG量産型ゲルググ/ゲルググキャノンをレビューしていきたいと思います!
HGUC 1/144 量産型ゲルググ/ゲルググキャノン

↑今回再現できるのは、左の「量産型ゲルググ」と右の「ゲルググキャノン」。
2体入っているわけではなく、どちらかを選んで組み上げることになります。ただ差し替えにより、どちらかを組んだあとからでも簡単に切り替えできるので、そのあたりは自由度がありますぞ……(*´ェ`*)

ホイルシールがこちら。シールは頭部まわりにしか使いません。
HGUC 量産型ゲルググ

まずは量産型ゲルググの方から見ていきます。
ご覧のように量産型らしいグレーとグリーンの渋い成形色で立体化されており、ツノ無しの頭部が同梱します。

ただ量産型ゲルググで作る場合、ツノがないのと成形色をのぞけばHGUCシャア専用ゲルググとの形状違いはありません。
それでは各部細かく見ていきます!

可動域はそこそこで、手足はそれなりに広がります。
少し顔も上がりますが、そこまでは上がらず。

手足の関節は90度ほど曲がりますが、ヒザ立ちはちょっと無理がでます。

上半身は360度回転します。
全体的に見て、最近のガンプラの可動域には及ばないもののまあまあ動くかなといった印象です。

ブレードアンテナ無しの頭部。モノアイはシールを使いますが、凸モールドは造形されていません。

横、後ろから。合わせ目はありません。
後頭部のトサカは別パーツ化されています。

ヘルメット部分のパーツを外せば、モノアイを左右に動かすことができます。
ただモノアイ部分のパーツの接続強度がキツキツなので、少し調整しないとシールが削れてくる危険性があります。このあたりはご注意を!

今回は一般機で組みましたが、指揮官機用の頭部パーツも付属するので切り替えることができるぞ!

胴体は前後はめ込み式で、上部・側面に合わせ目が出ます。
※今回微妙に合わせ目を消しています、汚くてスミマセン(*ノェノ)

肩は軸接続ですが、ある程度前後に可動します。
ショルダーアーマーは前後はめ込み式で、上部・側面に合わせ目あり。

ショルダーアーマーは、胴体と肩球体の間に挟み込むようにして取り付けます。
※今回一部アーマー内部を黒で塗装済み

腕は「肩の球体」「前腕部」に合わせ目が出ます。

腰回りのスカートはボールジョイント接続で、外側に引き出すことにより可動範囲がアップします。

底面のカバーパーツを外せばスタンド穴が露出しますが、3mm穴タイプではなく角型になっています。
スカート内部にはバーニアが搭載されています。

脚部はチョロチョロと合わせ目あり。

足を曲げた際に露出する関節フレームにも、合わせ目があります。
ただ足裏に肉抜きはなくモールドが細かいうえ、ほとんど目立たない装甲内部のバーニアも造形されています。

背中には、ビーム・ナギナタをマウントできます。

ビーム・ナギナタを振り回すゲルググ!
両手でつかむことができます。

左手は、平手パーツも付属。
シールドは背中に接続することができ、

前腕部に取り付けることもできます。
また、先程背中にマウントしたビーム・ナギナタはシールド内側に取り付けることもできます。

こちらはビーム・ライフル。合わせ目は出ます。

ビーム・ライフルで攻撃!
HGUC ゲルググキャノン

それではここから、ゲルググキャノンで組んだ状態を紹介していきます。
HGUCゲルググのバリエーションキットは数あれど、ゲルググキャノンが再現できるのが本キット最大のセールスポイントだぞ!(>ω<)

MSV臭ただよう、ケレン味あふれるデザインだよね……。
立ち姿を見るだけでもたまりません……笑

このように、頭部は前に突き出たアゴのような形に変化しているのが特徴です。
もちろん、ゲルググキャノン状態でもモノアイは可動します。

こちらも一般機/指揮官機で切り替えできます。
今回は一般機で組んでみました。

量産型ゲルググの頭部と比較。
頭頂部のパーツも異なっています。

また、後頭部トサカの形も地味に変化しているのが見て取れます。

キャノンパック右側には、ビーム・キャノンが搭載されています。

ビーム・キャノンは可動するぞ!

キャノンパックには細かな合わせ目がありますが、実際は上部以外ほとんど目立たない構造。
小さな動力パイプ2本が独立したパーツになっているなど、意外とパーツ数が多いコダワリの作りをしています。
バーニアスラスター(下部に2基搭載されているスラスター)は地味に可動します。

ゲルググキャノンの場合、ビーム・ナギナタはリアスカートにマウントします。
※↑枠のマウント用パーツが同梱

右腕には、3連ミサイルランチャーを装備。
砲口は開口されています。

左腕には、バックラー・シールドを装備。
このあたりもゲルググキャノンの特徴部分です。

戦場に現れるゲルググキャノン!

ガシュンガシュン……
足首パーツがデカいので、安定した自立ポーズが可能です。

3連ミサイルランチャーをぶっ放すゲルググキャノン!

バックラー・シールドで防御。


ビーム・キャノンで攻撃!

ゲルググキャノン、いいわ……。

もちろん、ゲルググキャノンにビーム・ライフルを持たせることもできます。

色々なHGUCゲルググバリエーションでディスプレイ。
ガトーやヴィッシュ・ドナヒュー専用機をはじめ、ユニコーンVer.などはプレミアム・バンダイ製です。
違いは↓のカテゴリーからどうぞ。

……という事で、実は今回両形態を並べたかったので2個買いしてしまいました……(*ノェノ)

どちらか片方を組む場合は、ガンプラバリエーションの中でも希少性の高いゲルググキャノンで組む方がオススメだぞ!

最後に、「SEED版」「ジークアクス版」のゲルググと比較。


HGUC 1/144 量産型ゲルググ/ゲルググキャノンの感想
ということでHG量産型ゲルググ/ゲルググキャノンのご紹介でした。
大元は2006年に発売されたHGUCシャア専用ゲルググのリデコキットという事になり、ぶっちゃけ作りは古いです。
ただ今回画像を御覧頂いたとおり、見た目自体は非常に再現性の高いゲルググが再現されているうえ可動範囲も思ったほど悪くはないです。
特に今回はゲルググキャノンが再現できるという事で、コアなゲルググファンにはたまらないキットに仕上がっているのではないでしょうか。(ガトー専用などは色変更と武器の追加モデルだったりするので)
以上、「HGUC量産型ゲルググ/ゲルググキャノン」のガンプラレビューでした!
















