今回は「HGガンダムアストレイ レッドドラゴン」のガンプラレビューです。

機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY Rに登場する「レッドフレーム究極の形態」、ガンダムアストレイレッドドラゴンのHG版をご紹介。
2022年発売、ガンダムベース限定品となります。
新規造形のドライグヘッドやカレトヴルッフが付属し、組み替えることで「Gモード」「Sモード」が再現可能なほか、専用のジョイントパーツを使用することでアンビデクストラス・ハルバードも再現可能です。
ベースキットの「HG 1/144 ガンダムアストレイレッドフレーム(フライトユニット装備)」のパーツも付属します。
ということで、HGガンダムアストレイレッドドラゴンをレビューしていきたいと思います!
HG 1/144 ガンダムアストレイ レッドドラゴン

ガンダムベース限定の、HGアストレイレッドドラゴンさん。
ガンプラ的には2013年に一般で発売された「HG 1/144 ガンダムアストレイレッドフレーム(フライトユニット装備)」のリデコキットとなり、ベースキットのパーツは基本全て同梱します。
また、ガンダムベース限定商品の中でも新規造形ランナーが数多く同梱するので、お土産品としてトップクラスでオススメなガンプラに仕上がっているのも特徴だぞ!(>ω<)
価格は3,740円(税込 10%)です。

ホイルシールとマーキングシールがこちら。
マーキングシールは前述のフライトユニット装備と同じものが付属しますが、ホイルシールは一新されています。

そしてこちらが、今回の新規造形ランナー。
カレトヴルッフ(武器)やドライグヘッド(頭部)、フライトユニット(バックパック)の基部パーツが新たに付属します。
限定品って色替えだったり水転写デカールつけただけの内容が多い中、これだけ新規パーツが付属するのは素直に嬉しいですよね!(>ω<)

ランナーの配置都合で、アンテナや頭部、ハンドパーツなどが余ります。

そして完成したHG 1/144 ガンダムアストレイ レッドドラゴンがこちら。
本体は成形色含め基本通常のレッドフレームと同じなのですが、頭部のドライグヘッドと背部まわりが大きく変化しています。
てかここまで変化が多いキットなら、一般販売でも良かったんじゃないかといった内容ですよね。

デザイン的に仕方ないのかもしれませんが、重心が後ろに寄るので自立は困難です。(無理やり前かがみにすればギリ自立はする感じ)
スタンドは付属しないので、別途用意しておく必要があります。

余談ですが、このベースキットは昨今主流のHG「CE」シリーズじゃなく、HG GUNDAM SEEDシリーズの後期モデルだったりします。
ポリパーツを組み込む従来の構造ですが、そのポリパーツは赤色で再現されています。
それでは各部細かく見ていきます!

アストレイのフレーム系ということで、可動域はかなり広く手足は大きく広がります。

手足の関節もよく曲がり、キレイにヒザ立ち可能です。

真横を向くこともできます。
基本本体はベースキットのフライトユニット装備と同じなので、その長所を受け継いでいます。

頭部ドライグヘッドは変化しており、アンテナ部はクリアパーツを挟み込むようにして再現します。

側面には合わせ目あり。ただ、この白いパーツもレッドドラゴン特有の形です。(中のツインアイやフェイス部などは共通)

差し替えで、ビームを取っ払ったアンテナ形状も再現できます。

さらに、ベースキットの頭部パーツが丸々余るため、組み換えで通常レッドフレームを再現することも可能です。(この余剰パーツ分のシールもしっかりと付属)

胸部は、左右の細かなレッドがシールです。

肩部。ロウのマーキングシールなどが付属します。
肩は軸接続で、デザイン的に前後にはあまり可動せず。

腕部をアップで。二の腕の白い部分にシールを多用します。

腰部サイドアーマーはボールジョイント接続なのですが、少しだけポロリしやすい印象です。
足の接続方式は軸接続で、股間軸は可動式。底面にはスタンド用の3mm穴が空いています。

脚部に変化はありません。

足を曲げた際に露出する関節フレームには、合わせ目があります。
足裏に肉抜きはありません。10年以上前のHGベースなのに、かなり良くできているな……。

フライトユニットを接続するには、バックパックを下ろします。

あとはフライトユニットを接続するだけでOK。
結構ガッチリ取り付けることができるので、外れやすいということはありませんでした。

中央のフライトユニットを中心に、アームによりカレトヴルッフが接続されています。(各ギミックは後述)

「いくぜぇレッド!」
それでは多彩な武装とギミックを見ていきます!(>ω<)

まずはビームサーベルから。このあたりに変更はなく、ビーム刃も2本付属します。

ガーベラ・ストレートも然り。
鞘はモナカ構造で合わせ目があるうえ、細かな部分は全てシールです。
このあたりの色分けの悪さが、本キットの弱点といったところ。

ガーベラ・ストレートの刀身なども、シールを使います。

ガーベラ・ストレートを抜刀!

「ガーベラ、横一文字斬り!」

シールドは、フライトユニット側面に接続可能です。
裏側には、ビームライフルをマウントすることができます。

手に持たせた状態がこちら。

ビームライフルで攻撃!

フォアグリップは可動し、

両手で構えることができます。

それでは今回の目玉武器、カレトヴルッフを見ていきます。

こちらは射撃形態のGモード。
溶接用トーチ(グリップ部)の取り付け位置を変更すれば、再現できます。

Gモードで攻撃!

「生活かかってんだ!」

ビルドカッター(上側のパーツ)を外して先端に取り付ければ、Sモードに切り替わります。
専用の持ち手は左右分付属し、ガッチリと保持できます。

Sモードでパシャリ。

大迫力!

↑枠のジョイントパーツを使い、2本を連結させればアンビデクストラス・ハルバードが再現できます。

さらに、ビルドカッター同士を連結させればロングソードに。
先程外さなかった下部のビルドナイフを連結させれば、ツインソードになります。

非常にかっこいいです……(*ノェノ)
ちなみにカレトヴルッフのシルバー部はパーツ分割で色分けされていますが、細かいレッドのラインはシールを使います。

ベースキットに同梱する、バクゥ・ヘッドも付属するぞ!

バクゥ・ヘッド用のビーム刃も、2本付属します。

さらに、ベースキットのフライトユニットも再現できます。
アームごとカレトヴルッフを外し、左右にウイングを取り付けるだけでOKです。

ということで結論。
今回のレッドドラゴン、どちらで組むこともできるのでフライトユニット装備(レッドフレーム)の完全版と言っていい内容になっていました。

MG 1/100 ガンダムアストレイ レッドドラゴンと比較。
MG版は、プレミアム・バンダイ限定です。


ベースキットのHG 1/144 ガンダムアストレイレッドフレーム(フライトユニット装備)のレビューは、↓でどうぞ。一般で入手可能です。


「魂のこもったメカが、弱いはずない!だろ?」
HG 1/144 ガンダムアストレイ レッドドラゴンの感想
ということでHGガンダムアストレイレッドドラゴンのご紹介でした。
新規造形のドライグヘッドやカレトヴルッフが付属し、更にフライトユニット装備のランナーも同梱することからレッドフレームの完全版のような内容になっています。
ベースキットの出来ですが、2013年発売の非HGCEシリーズではあるものの、可動域が広くそこまで古さを感じません。
ガーベラ・ストレートまわりを重点的に塗装すれば今のガンプラ目線でも通用するモデルだと思います。
ということで、新規造形が多いことからガンダムベースに行った際に購入する筆頭格のガンプラだと思います。オススメ!(>ω<)
以上、「HG 1/144 ガンダムベース限定 ガンダムアストレイ レッドドラゴン」のガンプラレビューでした!











