今回は「HGハイザック・カスタム (A.O.Z RE-BOOT版)」のガンプラレビューです。
「A.O.Z RE-BOOT ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-」より、ハイザック・カスタム(A.O.Z RE-BOOT版)をご紹介。
2024年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
先に発売されたHGUC 1/144 ホビー・ハイザック(A.O.Z RE-BOOT版)のランナーを流用しつつ、成形色が変更されたほか「特徴的な外装」「武装」が新規造形を交えて再現されています。
ということでHGハイザック・カスタム(A.O.Z RE-BOOT版)を、HGハイザックやホビー・ハイザックとの比較も含めてレビューしていきたいと思います!
HGUC 1/144 ハイザック・カスタム (A.O.Z RE-BOOT版)
ガンプラ的には、先に発売されたHGUC 1/144 ホビー・ハイザック(こちらも限定品)の色替えランナーを流用しつつ、ハイザック・カスタムの特徴的な外装や武装が同梱する内容となります!(>ω<)
価格は¥3,080(税込)です。
ホイルシールと、マーキングシールが付属します。
色分けがすこぶるいいので、シールの量は少ないです。
余剰パーツは、脚部側面の2パーツのみ。
ということで、完成したHGUC 1/144 ハイザック・カスタム(A.O.Z RE-BOOT版)がこちら。
ベースキット自体2023年に発売された新しいHGが使用されているので、本キットの出来もすこぶる良好だよ……(*´ェ`*)
KPSを使用した、最近のポリキャップレスモデルになっています。
A.O.Z RE-BOOT系はどれも出来がいいですが、初期のウーンドウォートなどと比べ関節がフニャつくこともなく、非常にストレスフリーな仕上がり。
このボリューミーなプロポーションがタマリマセン。
比較的、新規造形が多いモデルになっているのも売りの一つだと思います。
可動域はかなり広く、手足は大きく広がります。
手足の関節は90度以上大きく曲がり、キレイにヒザ立ち可能です。
特に足の付け根がスイング可動するため、柔軟なポーズ付けが可能です。(後述)
頭部をアップで。モノアイ周辺はシールを使いますが、モノアイの凸形状はアリ。
よく見ると、口のような部分の内部もグレーで色分けされています。
今回は底面にツマミはなく、ヘルメットを一度外してモノアイを動かします。
胴体をアップで。このあたりのデザインは、ジオンのザクの系譜でありながらジムっぽくなっているのが面白いです。
上半身の可動に優れていて、左右や
前へ柔軟に可動します。
上半身を引き上げれば真横を向くことができますが、少し隙間ができてしまう感じではあります。
肩部アーマーをアップで。このあたり、新規造形です。
左右とも、ハイザックとはかなり違う形状をしています。
腕部は、前腕部が独立してロール回転します。
付属するハンドパーツは、↑の通常武器持ち手のみです。
肩のジョイントパーツは、前方向へ少し可動します。
足の付け根軸は、前後にスイング可動します。
底面には、スタンド用の3mm穴あり。
ボリューミーな脚部をアップで。ここも、一部新規造形で再現されています。
側面パーツをアップで。
ヒザまわりの関節は、大きく曲げることができます。
ハイザック・カスタム、出撃!
浮かせて飾ると、更にかっこよくなるな……!
蹴りをかますハイザック・カスタム!
バックパックと武装も新規造形で、側面には折りたたんだ状態のビーム・ランチャーをマウントできます。
ビーム・ランチャーを展開させ、手に持たせてみます。
銃持ち手は付属せず、通常ハンドに持たせます。
戦場に現るハイザック・カスタム!
ビーム・ランチャーで攻撃!
ヒザを着いて射撃。
全体的に可動域が広く、細やかな動きをつけることもできるので、違和感なくポーズが決まります。
いい感じ……。
フォアグリップは可動し、両手で構えることができます。
ポーズが決まる!(>ω<)
先に発売された、HGUC 1/144 ホビー・ハイザック(A.O.Z RE-BOOT版)と比較。
ホビー・ハイザックも限定品で、2023年に発売されました。
ご覧のようにホビー・ハイザックの方はカラフルな成形色になっていて、本体の形状もチラホラ違うところがあります。
アップで比較していきましょう。
基本的な部分は共通の形状が多いのですが、
「右肩部アーマー」と
「左肩部のスパイクパーツ」が異なります。
脚部も一部パーツが変更されていて、動力パイプまわりなどが変化しているのが見て取れます。
バックパックも大幅に変更。
ホビー・ハイザックの方には、武装が付属しません。
ついでに、HGUC 1/144 ハイザックと比較。
ハイザックは2000年に「HGUC No.12」として発売された、レトロHGに分類されるキットになります。
ハイザックのレビューは↓
HGUC 1/144 ハイザック・カスタム (A.O.Z RE-BOOT版)の感想
ということでHGハイザック・カスタムのご紹介でした。
HGUCあるあるの、後発に出たマニアックなMSのクオリティがメジャーどころを超えているガンプラに仕上がっています。(ボリノーク・サマーン的な)
上半身が柔軟に動き、足の付け根もスイング可動するので、めちゃめちゃ動きます。
形状も完璧だし、このレベルになるとつっこむところがないレビュアー泣かせなHGに仕上がっている模様……(*_*;)
A.O.Z系プロポーションにアレンジされているのが気に入れば、不満のないHGに仕上がっていると思います。Zに登場したハイザック・カスタムっぽくするなら、動力パイプを暗めに塗装するのもオススメですぞ。
以上、「HG 1/144 ハイザック・カスタム (A.O.Z RE-BOOT版)」のガンプラレビューでした!