今回は「HGUC プロト・スタークジェガン」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムUCに登場した、プロト・スタークジェガンをご紹介。
プレミアム・バンダイ限定品。
バンダイ狂気のジェガンバリエーションの中でも新規造形パーツ部分が派手で、大型対艦ミサイル×4をはじめ頭部・胸部・前腕部が特徴的なスタークジェガンに仕上がっています。
という事で、HGUCプロト・スタークジェガンをスタークジェガンやCCA-MSV Ver.と比較した画像を含めレビューしていきたいと思います!
HGUC プロト・スタークジェガン
ガンダムUCのアニメでepisode2,3,7に登場したというのもあり、プレバンジェガンの中でも人気が高そうなプロト・スタークジェガンさん。
他のジェガンとは違う成形色のほか、大型対艦ミサイルが特徴的なスタークジェガンに仕上がっています。
ホイルシールのほか、プロト用のマーキングシールも付属。
色の足りない箇所が多く、シールを多用するキットになります。
付属品はこちら。
「ビーム・ライフル(HGUCスタークジェガン同梱タイプ)」「ビーム・ライフル(HGUCジェガン同梱タイプ)」「ハイパー・バズーカ(HGUCスタークジェガン同梱タイプ)」「ビーム・サーベル×1(+サーベルエフェクトパーツ長短1つずつ)」「ハンドパーツ×3」
手持ち武器に新規造形パーツはありません。
そのかわり内容的には成形色違いのHGUCスタークジェガンが丸々1つ入っているため、
HGUCスタークジェガンの余剰パーツがかなり出ます。
各部組み換えもできますが、例えば頭部センサーのクリアパーツはプロトの頭部で使用するため分解が必要な感じ。
3連装ミサイル・ポッドや前腕部、サイドアーマーは比較的簡単に切り替え可能だと思います。
ついでにHGUCジェガンの余剰パーツも出ますが、バックパックなどが同梱しないため通常ジェガンに組む事はできません。
シールドもついてきますが、プロト・スタークジェガンの前腕部には接続穴が空いていないため取り付ける事も不可となります。
そして完成したHGUCプロト・スタークジェガンがこちら。
バンダイ狂気のジェガンバリエーションの中でも新規造形部分が派手で、変化を感じる事ができるジェガンになっているぞ……(*´ェ`*)
成形色のグリーンはスタークジェガン(やD型・CCA)と比べ、色合いの違うカラーリングになっています。
※比較は後述
お気付きの方も多いと思いますが、弱点としては色が結構足りない点です。
それでは細かく見ていきます!
可動域はHGUCスタークジェガンと同じですが、肩の大型対艦ミサイルの影響で頭部と肩まわりの可動が限られます。
そこまで開脚しないのはHGジェガン共通です。
新規造形の頭部。
グリーン1色のシンプルな3パーツ(+クリアパーツ)構造で、全ての箇所をシールで補います。
アップで。フェイスマスクやアンテナ基部も一体化されています。
このあたりシールでは結構目立つので、部分塗装推奨といったところ。
合わせ目は頭頂部・側面に出ます。
アンテナは大型対艦ミサイルに干渉するため、動かす際は折れないようご注意を!(>ω<)
胴体は前面のパーツが新規造形になります。
前に突き出た特徴的な形をしています。
アップで。設定的に複座式のコクピットになっているからか、ハッチが大型に造形されています。
ただ、ご覧のように胸の黄色いダクトやハッチ部分は一体化パーツになっており、全てシールで補う仕様です。
新規部分が大味なのはプレバンジェガン共通の弱点なのだ……w(>ω<)
↑が大型対艦ミサイルの接続方法。
ジョイントパーツもスタークとは違う専用のパーツになっており、ガッチリと装着できます。
ジョイントパーツは前後はめ込み式で合わせ目が出ますが、公式の作例ではモールド扱いでした。
確かにパージできる部分なので、モールド扱いでOKかもしれません。
※段落ちモールドにはなっていません
ミサイル前面の●はゴールドのシールで補います。
赤いラインもシール。ミサイルとミサイルの中間は本来グレーなので、要塗装箇所となります。
ミサイルと肩の側面には合わせ目が出ます。
ミサイル後方のメインスラスターと4基の補助スラスターは色分けされていません。
このあたりはグレー・イエローで要塗装となります。
バックパックには一部合わせ目アリ。
ミサイルは角度がつけられ、後ろへ倒すことができます。
その場合スタビライザーに干渉するので、ミサイルと一緒に倒す感じになります。
ミサイルを後ろへ倒した姿。
背部は↑部分に合わせ目アリ、白いラインはシールで補います。
このあたりはHGUCスタークジェガンと同じで、左右のスタビライザーは可動。
バックパックのメインスラスター内部やリアアーマーのダクトは要塗装となります。
腕は前腕部外側(大きい方)が新規造形で、スタークジェガンとは違う形状になっています。
合わせ目はほとんど出ませんが、肩内部パーツに出ます。
※他のジェガンと共通
腰部分は基本的にスタークジェガンと同じ形状ですが、「左がハンドグレネード・右がビーム・サーベル・ラック」(通常ジェガンと同じ構成)に変わっています。
股下にはアクションベース用の3mmジョイント穴アリ。
脚部はスタークジェガンと同形状です。
左足の装甲に貼る専用のマーキングシールが付属します。
ふくらはぎ一部に合わせ目、足裏は肉抜きがありません。
それではアクションポーズいってみます!
大型対艦ミサイルをぶっ放すプロト・スタークジェガン!
スタークジェガンと同タイプのビームライフルを持たせてみます。
攻撃!
素組みだと色が結構足りませんが、造形がめちゃめちゃかっこいいです……(涙
ビーム・サーベル抜刀!
サーベル軸の接続強度がきつすぎる点はジェガン共通です。
斬りかかるプロト・スタークジェガン!
ビーム・サーベルを持たせても絵になりますね。かっこいい。
HGUCジェガンに同梱するタイプのビーム・ライフルを持たせてみます。
ハイパー・バズーカも。
HGUCスタークジェガン(塗装済)と比較。
←のスタークは塗装しちゃってますが、グリーンの色合いは成形色段階でも結構違います。
HGUCスタークジェガン(CCA-MSV Ver.)と比較。
大型対艦ミサイルはもちろん、頭部・胸部・前腕部の形状が違います。
CCA-MSV Ver.の頭部と比較。
フェイスマスクが赤いところなど似ている箇所も多いですが、アンテナや頬・頭頂部の形状が細かく違っています。
スタークジェガン3機でディスプレイ。
ロンド・ベル+エコーズの共同作戦、パラオ攻略戦開始!
HGUC プロト・スタークジェガンの感想
ということでHGUC プロト・スタークジェガンのご紹介でした。
大型対艦ミサイルをはじめ、頭部・胸部・前腕部と新規造形パーツが派手でジェガンバリエの中でも買いなガンプラになっています。
少なくとも、F91ジェガンのノーマルタイプとかよりは満足すると思われます……w
弱点としては色分けが甘く、新規パーツほとんどが1色成形になっている点。
造形的にはめちゃめちゃかっこ良く仕上がっているので、色の足りない箇所など塗装するモデラーさんにはオススメといった感じです!
以上、「HGUC プロト・スタークジェガン」のガンプラレビューでした!