今回は「HGUC Rジャジャ(アールジャジャ)」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムZZに登場し、キャラ・スーンが搭乗したRジャジャをご紹介。
2019年発売。
特徴的なヒート剣を装備した銃剣付きビーム・ライフルや、形状が特徴的なビーム・サーベルが付属。
側面・前面を防御できるバリアブル・シールドは可動ギミックを搭載しています。
という事でついに発売されたHGUC R・ジャジャを、R・ギャギャやその他のホビーも交えじっくり見ていきたいと思います!
HGUC R・ジャジャ(アールジャジャ)
R・ジャジャのガンプラは1986年に発売された旧キット以来なので、実に33年ぶりのキット化になります(*´ェ`*)
めでたい!
……R・ギャギャから結構時間空きましたねw
ホイルシールは主に黒いくぼみ部分を補うものや、鞘(さや)部分に貼るネオ・ジオンマークが付属します。
付属品一覧がこちら。
※「銃剣付きビーム・ライフル」「ビーム・サーベル(鞘含む)」「サーベルエフェクトパーツ大」「ビーム・ライフルのジョイントパーツ」「左手の表情付きパーツ(平手)」
ビーム・サーベルはRギャギャからの流用になるので、この中だと銃剣付きビーム・ライフルが目玉武器といったところです。
そして完成したHGUC R・ジャジャがこちら。
発売は前後しましたが、ガンダムビルドファイターズトライシリーズで発売されたHGBF R・ギャギャのランナーを一部流用したキットになります。
主に頭部トサカ、肩、前腕部装甲、武装が新規造形になります。
この完璧なプロポーションよ……。
今の時代に最新フォーマットのR・ジャジャが組めるというのがほんとタマランです(>ω<)
ズッシリとした設定画に比べ現代風なシルエットにアレンジされていますが、細過ぎもせず丁度良い落とし所でデザインされているのではないでしょうか。
脚部ダクトまわりなど色が足りない箇所はありますが、合わせ目は少ないキットに仕上がっています。
それでは細かく見ていきます!
可動域から。大型のショルダーアーマーのせいで腕は水平まで上がりませんが、脚は真横まで開きます。
手脚の関節は90度以上曲がり、膝立ち可能です。上半身はうまくやれば真横を向く事ができます。
頭部は特徴的な長いトサカが新規造形になります。
モノアイ可動ギミックは搭載されていませんが、合わせ目は出ません。
モノアイ周辺は全てシールになっており、モールドは刻まれていません。
モノアイ基部はそこそこ平たい面になっているため、Hアイズ等を埋め込むのは楽そうです。
横、後ろから。顔の底面には動力パイプが造形されています。
パーツ分割による色分けが優秀な胴体。
胴体側面の合わせ目に見えるような部分はすべて段落ちモールドになっています。(設定画でもモールド形状アリ)
胸の左右や中央コクピットハッチのくぼみは黒いシールで補います。
このあたりはシールを使用せず、スミ入れペン等で塗ってあげてもいいですね。
新規造形の肩は内部から黄色いパーツが露出するため、色分けが良好です。
前後はめ込み式ですが上部・側面は合わせ目に見えないようなパーツ分割構造です。
ただ設定画ではモールドは無いため、ディテールが増したアレンジ部分と思っていいかもしれません。
突き出たツノ部分のみ合わせ目が出ます。
新規造形のバリアブル・シールドはシンプルな凹凸プラ軸接続ですが、接続強度はきつめでプラプラする事無く接続できます。
内側も別パーツで色分けされています。
※展開ギミックは後述
肩の前後可動はこのぐらい。結構動きます。
腕は肩ブロックに合わせ目が出るものの、ほとんど目立ちません。
その他は合わせ目が出ない非常に優秀な作りをしています。
二の腕、前腕部や動力パイプもしっかり別パーツにて色分けされています。
前腕部の装甲パーツ(明るいレッドのパーツ)は新規造形です。
下半身はR・ギャギャから変更はありません。(こっちが元デザインですが(>ω<))
左腰にはビーム・サーベルを装備しており、フロント・サイドアーマーともに可動します。
脚部はモモが1パーツ、膝から下は左右はめ込み式で前から見た合わせ目部分は段落ちモールド化されています。
脚関節のモールド形状もご覧の通り細かいです。
後ろ側は脚関節の真下(↑の囲い部分)のみ合わせ目が出ます。
※至近距離で見ても段落ち化されているかわからない感じですが、少なくとも設定画ではモールドが入っていません
色はちょいちょい足りず各スラスターまわりはイエローで要塗装となります。
↑のようにパーツ分割されているため非常に塗りやすい構造をしている模様。
足首まわりのスラスターは別パーツで色分けされています。
足裏はつま先とカカトに多少肉抜きあり。(こういう形状かもしれません)
股下にはスタンド穴、リアアーマー内側はスラスターが造形されています。
それでは武装を見つつ、ポージングいってみます!
特徴的な銃剣付きビーム・ライフルから。
先端のヒート剣はライトグレーで要塗装ですが、赤い動力パイプは別パーツで色分けされています。
トリガーは造形されておらず銃持ち手も付属しませんが、実はこの仕様が設定に忠実だったりします。
R・ジャジャ、出撃!
ライフルのデザインが独特のため、少し持たせ辛いです。
ただ、持たせやすいようデザインを変えるのは本末転倒なのでこれで正解だと思います(*´ェ`*)
上半身こそ回転しないものの、各所動きまくるのでポーズがガンガン決まります。
カッコイイ……(>ω<;)
先端のヒート剣は取り外す事ができ、手に装備させる事もできます。
銃剣付きビーム・ライフルは付属のジョイントパーツを取り付け、バリアブル・シールドにマウントする事ができます。
バリアブル・シールドを前方へ展開させてみます。
肩内部は↑のようになっており、そのまま前へ倒します。
あとは先端を上げれば、
展開完了です。
ビーム・サーベルは柄を鞘から外し、基部パーツを外してビームエフェクトパーツを取り付けます。
ジャキッ……。
R・ジャジャ、ビーム・サーベルを抜刀!
サーベル刃はクリアイエロー成形で、普通より大きく造形されているため迫力があります。
斬りかかるR・ジャジャ!
ギャンの遺伝子を感じるぞ……(>ω<)
サーベル+ライフルで。
ダブルゼータガンダム現る!
「お前も感じるだろ?魂が宇宙を駆ける感じをさ!」
ヤバイ台詞を吐くキャラ・スーン!
HGUCダブルゼータガンダムと比較。
機体コンセプトが先祖のHGUCギャン(リバイヴ版)と比較。
HGUCギャン・クリーガーも混ぜてパシャリ。
HGUC R・ジャジャ(Twilight AXIS Ver.)と比較。
違いは成形色(および付属シール)のみです。
HGBF R・ギャギャと比較。
下半身などはほぼ同じですが、成形色のほか頭部や肩・武器など変更点はそれなりに多いです。
R・ジャジャ系HG勢揃いでパシャリ。
別売り1/144 ゲーマルク(ガレージキット)に付属するキャラ・スーンのフィギュアとディスプレイ。
キャラ・スーンの立体物はかなりレアなので、ゲーマルクを作る予定の方はこのガレキおすすめだよ!(気泡エグいけどw)
注意点としては1/144ゲーマルクのガレージキットは数種類発売されていたようで、↑のフィギュアが付属するのはモビルスーツコレクションNo.7という種類のものになります。(少なくとも私が入手したのはこのリンク先の商品)
どの種類に同梱するかなどの情報は今の時代ネットでも中々見つからないので、買う前にショップに連絡して確認するのが一番安全だよ!
※ガンプラではないのでご注意
「あたしの魂の躍動なんだよ!!」
キャラ・スーンの変な言い回しで〆!
HGUC R・ジャジャ(アールジャジャ)の感想
ということでHGUC R・ジャジャ(アールジャジャ)のご紹介でした。
ベースキットの時点で良キットの予感はしていましたが、R・ジャジャも合わせ目が少なく可動域も広い、ストレスの無い作りをしていました。
銃剣付きビーム・ライフルは持たせづらいところがあるものの、色分け・造形ともに良く出来ていると思います。
脚のダクトまわり(イエロー部)は色が足りないため、そのあたりは要塗装といった感じです。
あと上半身と下半身の接続部分がもろいため、上半身をガシガシ動かすと破損の恐れがあります。ご注意を!(>ω<)
その他はストレス無く良キットに仕上がっているため、ダブルゼータのMS好き・キャラ好きなら十中八九満足すると思うぞ!
以上、「HGUC R・ジャジャ(アールジャジャ)」のガンプラレビューでした!