今回は「HGUC 89式ベースジャバー」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア・UC・NTなどに登場するサブ・フライト・システム、89式ベースジャバーをご紹介。
2013年発売。
下面のプロペラントタンクを外せば表裏両面にMSを搭載可能。
フットレスト(スリッパを支える板)が可動するため、1/144スケールの色々なサイズのガンプラを設置可能です。
という事で、HGUC 89式ベースジャバーを各作品のモビルスーツを乗せた画像多めで見ていきたいと思います!
HGUC 89式ベースジャバー
ボックスアートにはガンダムUCエピソード6「宇宙と地球と」でジェスタ・キャノンが89式ベースジャバーに乗っているシーンが描かれています。
89式の名前の由来ですが、宇宙世紀0089年にロールアウトした型式という事でガンダムUCにて設定された名前になります。
初出は逆襲のシャアで、ジェガンが使っていたシーンが印象的でした。
ホイルシールはコクピット部やホワイト部を補うものが付属します。
※コクピットがあるものの基本的にはMS側で操作する無人機という設定
そして完成した89式ベースジャバーがこちらになります。
側面など一部に合わせ目が出ますが、素組みで↑になるのでパーツ分轄での色分けはかなり優秀です。
バンダイのこういうタイプのプラモってハズレが無いような気がする……(*´ェ`*)
問題はMSを搭載しやすいか・接続強度は安定しているかだと思うので、そのあたりは後半で解説していきたいと思います。
コクピット部分はシールで補います。
ここだけモロにシール!といった見た目になっているので、つや消しスプレーあるいは部分塗装してあげればクオリティが上がりそうです。
↑の核熱ロケット推進式ブースターユニット2基は内部まで造形が作り込まれています。
上下から。下部にはプロペラントタンク2基を搭載しており、外す事によって裏側にもう1体ガンプラを設置できます。※後述
ホワイト部はシールになります。
合わせ目は基本的に側面に出るところが多いです。
こちらがモビルスーツの固定用グリップ。
ハンドパーツ穴を横からスライドさせるだけでつかめるため、HGUCベースジャバー(ユニコーンVer.)より設置するのが楽になりました。
側面は内部グレーパーツが露出する仕組みで色分けが優秀です。
素組みでも立体感のある見た目になります。
ここの中央にあるスタンドを使いガンプラを固定させます。
ちなみに取り外し可能で、ガンプラを設置しない場合は蓋を使用して塞げます。
フットレストは前後に可動するため、色々なガンプラに対応します。
が、ものによってはサイズが合わないものがあるのでご注意を。
大小のスラスターユニットは、
下部にもあり、全部で8基搭載しています。(大2・小6)
また、アクションベース1で設置する場合は↑の青枠の穴を使います。
今回は側面の穴を使い、アクションベース5で飾ってみたいと思います。
アクションベース5でも設置できました。
少しバランスが悪いため、アクションベース1の方が安定すると思います。
※組み立て書ではアクションベース1を使用する指示あり
下から。降着装置のランディング・ギアの造形もそこそこ細かく、取り外しも可能です。
それではモビルスーツを乗せてみます!
まずは逆シャア勢、HGUCジェガンから。
↑のように股下のスタンド穴に接続します。
スタンドの先端(凸軸)が長く造形されているため、かなりガッチリと接続固定されます。
あとはハンドパーツでグリップを握らせるだけで、
89式ベースジャバー+ジェガンの出来上がり。
クリア系のスタンドを側面接続にすれば飛んでいるような見た目になるので、オススメですぞ……(*´ェ`*)
す、すごくイイ……!!!(>ω<)
次は両側にモビルスーツを乗せてみます。
まずはプロペラントタンクを外し、
↑のパーツを組み込みます。
グリップとスタンドを裏側へ接続すれば……
両側にジェガンを搭載できたぞ!(>ω<)
※上は「塗装済みのHGUCジェガン」下は「素組みのHGUCジェガン」を使用
安定して設置できるため、落下の恐れはないと思います。
揺らしたり振ってみても落ちる気配すらありませんでした。
この両側乗せのために89式を買うモデラーさん、かなり多いのではなかろうか。
ボックスアートにもなっているHGUCジェスタ・キャノンを乗せてみます。
やはりジェスタ・キャノンとの組み合わせはすごい似合っている気がするぞ……(*´ェ`*)
NT勢いってみます。
HGUCジェスタ(シェザール隊C班装備)を乗せてみました。
キャプチャーガンを構えるシェザール隊C班!
A班と共闘!
他作品ですが、わたしのお気に入りHGBFゴーストジェガンFとMを乗せてみました。
いい感じ!(>ω<)
別売りになりますが、↑のプレバン限定 HGUC νガンダム用ブースターベッドと連結できるギミックも搭載されているぞ!
色々なサブ・フライト・ユニットでディスプレイ。
※「ベースジャバー(ユニコーンVer.)」「フライングアーマー」「セッター」
HGUC 89式ベースジャバーの感想
ということでHGUC 89式ベースジャバーのご紹介でした。
合わせ目ですが、内部グレーのパーツが露出する側面部分に出るため塗装派モデラーさんは少し厄介なキットになっていると思います。
が、変な肉抜きも無いし造形・色分け・保持力・値段どれをとっても高水準のガンプラに仕上がっているのは間違いないです。
特に保持力がめちゃめちゃ安定しているので、気を使わなくても簡単に設置できる点・落下の心配が無い点は素晴らしく触っていてノンストレスでした。
実売1,000円以下で買え、1つあるだけで遊びの幅が広がるのでめちゃめちゃオススメです。
以上、「HGUC 89式ベースジャバー」のガンプラレビューでした!
HGUC 機動戦士ガンダムUC 89式 ベースジャバー 1/144スケール 色分け済みプラモデル