今回は「HGザクII F型 ルショーン機 & 無識別型ザクII ルショーン機 (復讐のレクイエム)」のガンプラレビューです。
Netflix世界独占配信「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」に登場し、ニーランド・ルショーン中尉が搭乗する「ザクⅡ F型 ルショーン機」「無識別型ザクⅡ ルショーン機」のセットガンプラをご紹介。
2025年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
肩部シールドとスパイクアーマーが新規で付属するほか、無識別型ザクIIの方は金属パーツのチェーンやビニール素材のカバーが付属。
接着剤が必須な部分もあるので、そのあたりの注意点を含めてレビューしていきたいと思います!
HG 1/144 ザクII F型 ルショーン機 & 無識別型ザクII ルショーン機 (復讐のレクイエム)
赤き狼達に捧げしレクイエム―
ということでプレバン限定にて発売されたザクIIのルショーン機セットですが、先に一般発売されたソラリ機の色替えランナーを使いつつ、新規造形や水転写デカールが同梱する内容になっています。
価格は6,050(税込)です。
限定品らしく、レッド・ウルフ隊の部隊章、ナンバリングを含む水転写式デカールが付属します。
今回ホイルシールやマーキングシールは同梱しないので、モノアイ部もこの水転写デカールを使います。
付属品一覧がこちら。「ザク・マシンガン」「ヒート・ホーク」に加えて、「ザク・バズーカ」が新規で付属。
画像外だと、ソラリ機にも付属したミサイル・ポッドも複数ついてくるので、左右脚部に装備させたりもできます。(無識別型ザクIIに装備させる場合、前腕部に接着させる必要アリ)
そして面白いのは、金属パーツのチェーンが付属する点。
無識別型ザクIIの方に使うのですが、カットしながら接着剤を使って再現することになるので、金属対応のニッパーと瞬間接着剤が別途必要になる点はご注意を!(>ω<)
一部チェーンの上に丸太パーツを接着するようなところもあるので、今回無識別型ザクIIに関しては結構上級者向けのキットになっていると思います。実際全部接着してレビューしようとしたのですが、果てしない時間とある程度の技術が必要になりそうなので断念しましたw(*ノェノ;)
↑こちらがチェーンを接着した状態
今回同梱するルショーン機のザクIIは、この2つ。
F型は馴染みのあるグリーンで再現されていて、無識別型ザクIIはカーキ色になっているのが特徴です。
今回はセット品ということで、2体同時に見ていきますね。
可動域はソラリ機と大差なく、ザクとしてはかなり柔軟に可動します。
手足の関節も大きく曲がり、股間軸も可動するためキレイにヒザ立ち可能です。
ただ無識別型ザクIIの方は左肩まわりの可動に難アリ。※後述
頭部をアップで。相変わらずモールドバッキバキな、現代風な造形です。
モノアイレールまでびっしりとモールドがあり、口の中央グレーも色分け済み。
ソラリ機とは違い、どちらもアンテナは左側のみ装備しています。
頭部底面にあるリブをスライドさせれば、モノアイの位置を調整できます。(どちらも)
胴体をアップで。このあたり変化は少ないですが、無識別型ザクIIは左側が破損しているので、特殊仕様になっています。
後ろ側。このあたりも、ほぼ色替えパーツです。
右肩のショルダー・シールドは大きく変化していて、F型は破損前の状態ということでシールド・ガンを搭載。
無識別型ザクIIの方は、破損した状態が新規造形で再現されています。
F型のショルダー・シールドをアップで。
グリップは展開可能で、手で掴むことができます。
無識別型ザクのショルダー・シールドをアップで。
左肩のショルダーアーマーは、2機でデザインが違います。
無識別型ザクIIではシールドを装備するので、前腕部も一部変化。
無識別型ザクIIの左肩関節を覆うカバーには、ビニール素材が採用されています。
シワをつけて組み込む構造。
ただ、カバーは↑枠の胸部側に「挟み込む」ように取り付けるため、無識別型ザクIIの場合「左肩可動」に難があります。
※無理やり動かすとカバーが取れちゃう感じ
また、このカバーを組み込む難易度がちょい高かつ、接着する部分もあるので無識別型ザクIIの方は中級者以上の仕様といった感じ。
脚部を比較。
足裏を比較。このあたりは、色以外同じです。
股間軸は可動式で、柔軟に可動します。
脚部の動カパイプは関節部分に可動軸を設けることで、足の動きに追従します。
ザク・マシンガンは、2機分付属します。
ザクII F型 ルショーン機、ザク・マシンガンで攻撃!
フォアグリップは可動します。
手を添えるような左の特殊ハンドは、2機分付属します。
攻撃!
相変わらず良くできているな……。
ショルダー・シールドのグリップを持たせてみます。
シールド・ガンで攻撃!
そして本キットの売りの一つ、新規造形のザク・バズーカがこちら。(2機分、色違いが付属)
グリップが引き出るので、違和感なく構えることができます。
ザク・バズーカをぶっ放すルショーン!
ザク・マシンガンとヒート・ホークは、パーツを噛ませることでリアスカート中央にマウントできます。
無識別型ザクIIの方を見ていきます。
本キットの売りはやはり、こいつですね……!(*_*)
ヒート・ホークを装備!
シンプルなグレー1色1パーツ構造です。
ドドン。
攻撃!
そして無識別型ザクII ルショーン機の特徴といえばコレ、ヒルドルブの装甲スカートと酷似したシールド。
表面グレーのパーツはマゼラ・アタックの履帯(いわゆるキャタピラ)が貼り付けられている、独特のデザイン。履帯パーツは、接着剤で取り付けます。
こちらも、グリップが可動します。
このシールドがリサイクリセンターにあったものっぽくて、タマランのだ……。
ザク・バズーカを装備させてパシャリ。
2体を並べて。
一般で発売されているHG 1/144 ザクII F型 ソラリ機のレビューは、↓からどうぞ。
HG 1/144 ザクII F型 ルショーン機 & 無識別型ザクII ルショーン機 (復讐のレクイエム)の感想
ということでルショーン機ザクセットのご紹介でした。
まず注意点ですが、無識別ザクIIの方はチェーンや丸太の取り付けに金属対応の瞬間接着座やニッパーが必要になるので、上級者向けキットになっていると思います。
特にチェーンを接着した上に小さな丸太を接着剤で固定することになるので、難易度高めになっている点には気をつけてね!(>ω<)
その他は新規造形のザク・バズーカや特徴的なヒルドルブシールドなど、一年戦争好きにはたまらないデザインに仕上がっている模様。
特に復讐のレクイエム系ザクはオリジン系よりも後発なので、クオリティは折り紙付きです。
復讐のレクイエム、およびザク好きはプレバンで枯れる前にゲットしておくのをオススメしますぞ……(*_*)
以上、「HG 1/144 ザクII F型 ルショーン機 & 無識別型ザクII ルショーン機 (復讐のレクイエム)」のガンプラレビューでした!