今回は「HGザクII F型 ソラリ機」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム 復讐のレクイエムに登場し、主人公のイリヤ・ソラリ大尉が搭乗するザクII F型のソラリ機をご紹介。
2024年発売。
フルCGで描かれるMSのディテールが再現されていて、レッド・ウルフ隊の部隊マークや全身のモールド、汚し表現が再現できるマーキングシールが付属します。
売りであるショルダー・シールドは迫力のある造形とモールド、ギミックで構成。
ということで、HGザクII F型ソラリ機をレビューしていきたいと思います!
HG 1/144 ザクII F型 ソラリ機
レッド・ウルフ隊長機として頭部アンテナが増設されているのが特徴の、ザクII F型 ソラリ機。
ガンプラ的にはオリジンのHGザク系に近いですが、今回はネトフリ作品のフルCG作品らしい緻密でモールド多めな、新規造形で立体化されているのが特徴です!(>ω<)
これを皮切りに、無識別型ザクIIなどもリリースされていくのかな?
価格は2,090円(税10%込)です。
今回のマーキングシールは面白く、レッド・ウルフ隊の部隊マークだけではなく「汚れ表現」が再現できるものが付属します。
ホイルシールは付属しないので、モノアイ部分にもこのマーキングシールを使う感じです。
そして完成したHG 1/144 ザクII F型 ソラリ機がこちら。
前述しましたが、HGのオリジンザク系ランナーは流用されておらず、新規フレーム・新規外装で再現されています。
ガンダムEXもそうでしたが、このシリーズはランナー数はそのままで、HGとは思えないほどのモールド量なのが特徴といえそうです。
ケレン味溢れる渋いデザインとカラーリングがたまりません……!(>ω<)
特に肩部に装備しているショルダー・シールドとスパイクアーマーのカラーリングがかっこよく、レッド・ウルフ隊を表す良いアクセントになっているのではないでしょうか。
今回もKPS中心の、ポリキャップレス仕様です。
それでは各部細かく見ていきます!
デザイン的に肩を真上に上げることは難しいですが、開脚範囲はかなり広いです。
手足の関節も大きく曲がり、キレイにヒザ立ち可能です。
上半身も前後左右と柔軟に可動する、最近の作りといった感じ。
腰はここまで捻ることができます。
頭部をアップで。ご覧のとおりモールドがめちゃめちゃ細かくてかっこいいです……(*ノェノ)
ソラリ機はアンテナが増設されていて、左右についているのが特徴。モノアイレールのモールドまでしっかりと造形されているのがタマランです。
横、後ろから。
頭部底面にあるリブをスライドすれば、モノアイが左右に可動します。
ちなみにモノアイのシールは、1枚余剰でついてきます。
胴体をアップで。今回マーキングシールを全貼りしてみましたが、ご覧のように貼ると汚れ表現が再現できます。
特徴的なショルダー・シールドがこちら。
表裏ともに高密度なディテール表現で再現されていて、モールドの量がかなり多いです。
ボールジョイント接続で、右肩に装着します。
シールド側の穴周辺も細かく造形されているのが、いい感じですね。
レッド・ウルフの部隊マークをアップで。
このシールも1枚余るので、好きなところに貼ったり他にもっていくことができます。
シールド先端には、増設された三連装マシンガンのシールド・ガンを搭載。
色分けされているうえ、ディテールが細かいです。
左肩のアーマーは、トゲ部分が控えめなデザイン。チャブス機はもっと尖っているので、差別化が図られています。
中央の先端部に、シールを貼ります。
腕部も、めちゃめちゃ細かな作り。
肩はボールジョイント接続で、基部のボールパーツは前方へ多少動きます。
背部をアップで。動力パイプは軟質素材ではなく、KPSです。
腰部フロントアーマーは前面パーツごと引き出すことができ、足まわりの可動を邪魔しない作り。
股間軸は、下方へスライド可動します。
股下にスタンド穴は空いていませんが、↑枠のジョイントパーツを介することでアクションベースなどに対応します。
脚部。モールド量がエグい……!(>ω<)
脚部の動カパイプは関節部分に可動軸を設けることで、足の動きに追従します。
このあたり、新作ガンダム作品っぽい新たなザク構造ですね。
左足には三連装の榴弾砲、グレネード・ランチャーを装備。
右足につけることもできます。前後で形が微妙に違うので、間違えないようご注意を。
ソール部は左右で形が違うので、こちらも間違えて取り付けないようご注意を。
足裏は、肉抜きなのかこういうデザインなのかよくわからないデザインになっていますw
足首はこのように可動フレームが搭載されており、接地性の向上や細やかな動きに対応します。
レッド・ウルフ隊、出撃!
左のみ、平手が付属します。
戦場に到達!
ザク・マシンガンがこちら。
ドラムマガジンのディテールが細かく、フォアグリップはもちろん可動。
銃持ち手は、右のみ付属します。角度がついているので、持たせやすいです。
ザク・マシンガンを掲げるソラリ機!
攻撃!
足まわりの可動範囲が広いので、違和感なくヒザ立ち可能です。
フォアグリップを掴み、両手で構えるのもカンタンです。
ザク・マシンガンは、腰部リア側にジョイントパーツを介すことで懸架できます。
ヒート・ホークはグレー1色1パーツ成形で、オリジンのHGザクなどとはまた違うモールドで再現されています。
ヒート・ホークを構えるザクII F型 ソラリ機!
アクション!
ザク・マシンガン+ヒート・ホーク両方持たせてパシャリ。
ヒート・ホークも、先程のザク・マシンガンと同じジョイントパーツを使って腰部リア側にマウント可能です。
ショルダー・シールド内側にはグリップがついていて、握らせて
このようなポージングを再現することもできます。
このシールド、かっこいい……(*ノェノ)
白い悪魔、現る!
HG 1/144 ザクII F型 ソラリ機の感想
ということでHG 1/144 ザクII F型 ソラリ機のご紹介でした。
最近だとオリジンのHGザク系が大量にリリースされてきましたが、今回は「復讐のレクイエムのザク」として、新規設計で再現されています。
股間軸がスイング可動するのはもちろん、脚部動力パイプの連動可動・足首まわりの可動にも秀でているのが特徴です。
ルショーン機やケイル機など、共通ランナーを使いつつリリースされていく(と思う)ので、レッド・ウルフ隊コンプを目指していきたいと思いますぞ……(*´ェ`*)
以上、「HG 1/144 ザクII F型 ソラリ機」のガンプラレビューでした!