今回は「MGダブルオークアンタ フルセイバー」のガンプラレビューです。

機動戦士ガンダム00V戦記に登場するイノベイター専用モビルスーツ、ダブルオークアンタフルセイバーのMG版をご紹介。
2018年発売。
売りである「GNソードIVフルセイバー」が新規造形で付属するほか、海老川兼武氏の描いたビジュアルをイメージした頭部アンテナも新規で付属します。
GNソードIV用の台座や、フルセイバー用のマーキングシールも同梱。
ということで、MGダブルオークアンタフルセイバーをレビューしていきたいと思います!
MG 1/100 ダブルオークアンタフルセイバー

ダブルオークアンタに「GNソードIVフルセイバー」を追加した機体、ダブルオークアンタフルセイバーさん。
ガンプラ的には通常の「MG 1/100 ダブルオークアンタ」に新規造形の「GNソードIVフルセイバー」「アンテナ、接合部の新規パーツ」などを追加したモデルになっていて、GNソードIV系を支える台座もアクションベース2系から5系に変化しています。
価格は6,050円(税10%込)です。

ホイルシール、ガンダムデカール、マーキングシールの3種類が付属します。
いずれもフルセイバー表記になっていますが、マーキングシール(画像下)にGNソードIVフルセイバーのものが追加されているのが特徴だぞ!(>ω<)

通常の「MG 1/100 ダブルオークアンタ」のパーツが、いくつか余ります。
※画像外だとアンテナも余るのですが、そのあたりは後述

そして完成したMG 1/100 ダブルオークアンタ フルセイバーがこちら。
基本MGダブルオークアンタとの共通パーツは多いですが、右側に装備しているGNソードIVフルセイバーをはじめ、チョロチョロと変化しているところもある感じです。

武装類がかなり重いのですが、一応自立します。
「一応」と表現したのは、この度久々に通常のMGクアンタを引っ張り出してきたのですが、経年で股関節の強度がユルユルになっていて自立させるのが難しくなっていたため。
今回のフルセイバーも同じ股関節が使われているので、可能なら今から少しキツめに関節強度の調整をするのがオススメだよ!(>ω<;)

今回は、変化ポイントを中心にレビュっていきますね。

まずはアンテナから。今回のフルセイバーには海老川兼武氏の描いたビジュアルをイメージしたアンテナ(画像右の細い方)が新規造形で付属します。
従来のアンテナ(画像左)も付属するので、折れた時用のスペアとして使えそうです。嬉しい新規パーツになっていますね。

背部の一部パーツも新造されていて、フルセイバーではコーン型になりました。
GNソードIVフルセイバーを右側に繋ぐ関係もあり、このあたりのパーツが変化しているのも特徴です。

そしてこちらが新規造形のGNソードIVフルセイバー。
設定的にはGNドライヴの安定化システムを内蔵するオプション兵装で、「メインブレイドユニット」「マルチマウンター」「メイングリップユニット」「GNガンブレイド×3」の4種で構成されています。

シミュレーション上では、わずか一週間でELSを殲滅した武装とのこと。
様々な形態が再現できるので、このあたりは後ほどじっくりと解説します。

最後の「通常のMGクアンタとの違い」は、付属する台座の種類です。(ダブルオークアンタを乗せる用途ではなく、巨大な武器を支える用で使う台座)
今回は画像右の、無色クリアのアクションベース5が付属します。

本体は「アンテナ」「背部」以外通常クアンタと同じなので、今回は新規造形部分をメインに見ていきます!

ダブルオークアンタフルセイバー、出撃!

まずはGNソードIVフルセイバーに3つ搭載されている、GNガンブレイドから。

この状態は、GNガンブレイドのガンモードです。

二丁持ちでパシャリ。

上部にメインブレイドユニットを取り付ければ、ライフルモードになります。
メインブレイドユニットを前後逆にすることでモードが切り替わり、こちらは「大出力&連射」となります。

攻撃!

切先を前方に向けて装着すれば、「ワイドカッター粒子ビーム」となります。

ワイドカッターを射出!


GNガンブレイドをこのような形に変えれば、ブレイドモードとして持たせることができます。

ジャキッ……。

二刀流で。

ブレイドモードのGNガンブレイド2基を組み合わせれば、ツインエッジになります。

ツインエッジで攻撃!

メインブレイドユニットにグリップを取り付ければ、GNカタールモードになります。

GNカタールモードかっこいい……。
ただ結構重いので、腕が垂れ落ちてくることはありました。

アクション!

メイングリップユニットを引き出し、GNガンブレイドの取り付け位置を変えれば、バスターソードのフルセイバーモードの完成です。

さすがにめちゃくちゃ重いので、展示する際はこのように付属の台座で支えます。

ドドン。このうち、GNガンブレイド2基を外せばセイバーモードになる感じです。

フルセイバーモード、カッケェ!(>ω<;)

メイングリップユニットを収納し、全GNガンブレイドをガンモードとして展開させれば、GNランチャーモードが再現できます。

右手は下部のガンプレイドを、

左手は左側のガンプレイドのグリップを掴みます。

GNランチャーモードで攻撃!
一応台座を使わないでも展示できました。(経年で絶対倒れるとは思いますw)

やば、めちゃいい感じ……。

一応、通常のクアンタにも同梱するGNソードVや……

GNシールド/GNソードビットまわりも、ババっとご紹介。

GNソードVを掲げるフルセイバー!

ライフルモードにチェンジ!

GNソードVにGNソードビットを取り付け、バスターソードを再現した状態がこちら。

角度を変え、先端を開けばバスターライフルになります。

こちらもかなり重いので、台座は必須です!
今回紹介しなかった「本体の可動域」「せっちゃんフィギュア」「GNドライヴ・および台座」などはMGダブルオークアンタのレビューで解説してあります。
気になる方は、↓のレビューもあわせてどうぞ。


RG 1/144 ダブルオークアンタフルセイバー(左)とディスプレイ。
RG版は、プレミアム・バンダイの限定品になります。



MG 1/100 ダブルオークアンタフルセイバーの感想
ということでMGダブルオークアンタフルセイバーのご紹介でした。
まず弱点からですが、本体のMGダブルオークアンタ自体2010年製の古いものが使われているため、今のガンプラ目線で見ると不満点が多少ある点です。
具体的には「指可動タイプの手しか同梱しない」「経年で関節がクニャついてくる(体験済)」「動かしているとサイドアーマーがポロリしやすい」3点といったところ。(一度ポーズを決め、浮かせて飾る分には問題ないとは思いますが)
反対に今回の売りは、新規造形のGNソードIVフルセイバーが、ギミックに秀でている点です。とにかく武装中心のガンプラに仕上がっているので、触っていて非常に楽しいです(>ω<)
GNガンブレイドだけでも様々なモードに切り替えできるのに、すべてを集めてフルセイバーモードやGNランチャーモードを再現できるのには、圧巻の一言。
地味にアンテナが新規なのもポイント高しです。
本体については今のガンプラ目線(2024年にレビューを投稿)で見た厳しめ評価になっているかもしれませんが、武装ギミックについては満足度の高いガンプラといった感じです。
以上、「MG 1/100 ダブルオークアンタフルセイバー」のガンプラレビューでした!























