今回は「MGブラストインパルスガンダム」のガンプラレビューです。

機動戦士ガンダムSEED DESTINYに登場するブラストインパルスの、MG版をご紹介。
2020年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
本体の成形色がブラスト用に変更されているほか、砲撃戦用の「ブラストシルエット」や「デファイアントビームジャベリン」が新規造形で付属。
ケルベロス高エネルギー長射程ビーム砲の前方への展開や、デリュージー超高初速レール砲の可動も再現されています。
ということで、MGブラストインパルスガンダムをレビューしていきたいと思います!
MG 1/100 ブラストインパルスガンダム

今回は2020年発売とはいえ、ベースキットに2008年に発売された「MG1 1/100 フォースインパルスガンダム」が使われています。インパルス本体に関しては、今のガンプラ目線で見ると多少古めなMGベースになっている点はご注意を。
また、インパルスガンダムのMG版はフォースとソードは一般で発売されていますが、今回のブラストのみプレミアム・バンダイ限定での販売です。
ちょこっとマニアックなことを言えば、非ガンプラかつ1/100スケールっぽい大きさだと、超合金のメタルマテリアルモデルガンダムクォリティーでも発売されていたりします↓
1/144スケールのガンプラだとHGCE版と「1/144 コレクションシリーズ(非HGの無印低価格キット)」が発売済み。ただコレクションシリーズ以外のガンプラは全てプレバン限定なため、インパルスバリエーションの中ではちょい不遇な形態だったりします。

今回は、ザフトマークなどを含む水転写デカールが付属します。ベースキットのフォースインパルスではマーキングシールとドライデカールだったので、水転写デカールが付属するあたりもブラストの特徴です。
ザフト特務隊FAITHのマークも印刷されているぞ……(*´ェ`*)

フィギュアはフォースインパルスと変わらず、「1/100 シン・アスカ」「1/100 ルナマリア・ホーク」が付属。フィギュアはこの2体とは別に、

コアスブレンダーに組み込むものも付属します。
コアスブレンダーは↑枠のジョイントパーツを使うことにより、アクションベースに対応します。(アクションベース1~5)

キャノピーは無色のクリアパーツでできていて、開閉します。
底面にランディングギアを取り付ければ、接地状態で展示することもできます。

こちらはチェストフライヤー。
チェストフライヤー用の、アクションベース用パーツ(↑枠部)も付属します。

機動防盾(シールド)上下のパーツ間に↑枠パーツを噛ませれば、接地状態で展示できます。

レッグフライヤーも、接地用の↑枠パーツが付属します。

股下パーツを外せば、アクションベース用ジョイントパーツを取り付けることができます。

浮かせた状態でパシャリ。こちらのジョイントパーツは、MS形態時でも使用します。

こちらがシルエットフライヤー。ランディングギアも付属します。

アクションベース用のパーツも然り。
ちゃんと各形態用のジョイントパーツが付属するので、全てスタンドに対応します。

シルエットフライヤーを一部動かせば、

ブラストシルエットとドッキングできます。
この新規造形のブラストシルエットが、本キット最大の売り部分です。(他のコアスブレンダー等はフォースの色替え)

本キットはドッキングギミックを搭載していて、コアスブレンダーを折りたたんで組み込めみ、

ブラストシルエットを取り付ければ……

MG 1/100 ブラストインパルスガンダムの完成です。
本体はMGフォースインパルスの色替えですが、ブラストシルエットや右手に持つMA-M80 デファイアントビームジャベリンが新規造形です。
元々が2008年製のMGが使われているため、今のガンプラ目線で見ると「古過ぎもないが新しさは感じない」ぐらいのMGといった感触です。ABS樹脂のフレームパーツを中心に、ポリキャップを組み込む従来のガンプラ構造です。

ブラストのMGはもう発売されないだろうと諦めていたのですが、MGフォースの発売から12年の刻を越えて発売されたのは素直に嬉しいぞ……(*´ェ`*)
今の時代、逆にプレバンの方が手に入りやすいこともあると思うので、再販タイミングがあればオススメです。

本体の方はMG 1/100 フォースインパルスガンダムのレビューで詳しく解説してありますので、今回は色と新規造形部分を中心にレビューしていきますね。

頭部をアップで。アンテナ中央と口が青に変化しています。

アクセントとしてブラストっぽい緑色が足されているのも特徴です。

コクピットハッチは開閉します。

ブラストシルエットをアップで。
このあたりは2020年クオリティになっていて、モールドが細かくディテールが細かいです。
ちなみに設定的には、大型推進器により機動性を有し飛行こそできないもののホバー走行を可能としているとのこと。

ブラストシルエット上部に2門装備されているMMI-M16XE2 デリュージー超高初速レール砲は、前方へ展開できます。

後ろから。

ケルベロスの反対側には、GMF39 4連装ミサイルランチャーが搭載されています。

このあたりはアームにより、フレキシブルに可動します。

ケルベロスの砲身カバーは開閉します。
設定的にMA-M80 デファイアントビームジャベリンが中に収納されているのですが、こちらはダミーで持たせる際は別のものを使います。

ブラストインパルス、出撃!

それでは特徴的な新規造形の武装を見つつ、アクションポーズいってみます!

デファイアントビームジャベリンは、棒の部分は2本付属しますがビーム刃は1つのみ付属します。
一応ハンドパーツ内の凹凸を合わせるようにして持たせるのですが、そこまではガッチリとフィットしません。(ストレスを感じるほどではないですが)

デファイアントビームジャベリンを掲げるブラストインパルス!

突き!

両手で構えることもできます。

かっこいい……。

レールガン+ファイヤーフライ誘導ミサイルを発射!

M2000F ケルベロス高エネルギー長射程ビーム砲を展開させてみます。
ヴェスバーのように前方へ持っていき、

グリップ部などを引き出すことができます。

ミサイルランチャー付近のパーツも開閉します。

あとは持たせるだけで、

ケルベロス射撃ポーズの完成です。

フォース/ソードにも付属する高エネルギービームライフルと、

機動防盾も付属します。機動防盾は、差し替え無しで展開可能です。

前腕部へ取り付け、グリップを持たせて保持します。

高エネルギービームライフルで攻撃!

腰部側面のアーマーハッチは展開でき、中にはフォールディングレイザー対装甲ナイフが収納されています。(左右とも)

刃は展開可能です。このあたりはフォース/ソードと共通です。

フォールディングレイザー対装甲ナイフを構えるブラストインパルス。

こちらもフォース/ソードと共通で、背中に取り付けるマルチパックが付属します。
コアスブレンダーと交換するような形で組み込みます。

このパーツはMGのストライカーパックに対応しているため、別売りの「MG 1/100 ストライクガンダム+I.W.S.P.」に付属するストライカーパックなどに対応します。



MG 1/100 フォースインパルスガンダム、MG 1/100 ソードインパルスガンダムとディスプレイ。
今回のブラスト以外は、一般で入手可能です。本体の可動域などはフォースの方解説しているので、↓レビューもあわせてどうぞ。



同じプレミアム・バンダイ限定の、HGCE 1/144 ブラストインパルスガンダムと比較。


「アンタは俺が討つんだ…今日!ここで!!」
MG 1/100 ブラストインパルスガンダムの感想
ということでMGブラストインパルスガンダムのご紹介でした。
本キットの売りは、本体がブラストカラーに変更されている点と新規造形の「ブラストシルエット」「デファイアントビームジャベリン」が付属する3点です。
インパルス本体は2008年のフォースシルエット仕様になっているので、今のガンプラ目線で見ると接地性がちょい悪だったり上半身が少し外れやすいなどの弱点はありますが、見た目自体はスタイリッシュで普通にかっこいいです。
再販タイミングが合えばの話ですが、最近はガンプラ不足の影響でフォース・ソードすら買いにくくなっているので、逆にプレバンの本商品の方が入手しやすくなっているかもしれません。
ブラスト好きには普通にオススメだよ!(>ω<)
以上、「MG 1/100 ブラストインパルスガンダム」のガンプラレビューでした!





















