今回は「MG RX-78-2ガンダム Ver.ONE YEAR WAR 0079」のガンプラレビューです。
PS2用ソフト「機動戦士ガンダム 一年戦争」に登場する、MGガンダムのVer.ONE YEAR WAR 0079をご紹介。
2005年発売。
ゲームオリジナルのデザインを採用しているのが特徴で、各部のモールドが忠実に再現されています。
脚部フレームにはMGガンダムVer1.5のランナーが流用されているほか、各部に可動箇所が追加され可動面でもパワーアップしたMGに仕上がっています。
ということで、MGガンダムのVer.ONE YEAR WAR 0079をレビューしていきたいと思います!
MG 1/100 RX-78-2ガンダム Ver.ONE YEAR WAR 0079
PS2のゲーム版デザインで再現されている、Ver.ONE YEAR WAR 0079。
価格は3,520円(税10%込)です。
↑こちらがPS2の「機動戦士ガンダム 一年戦争」。
中古でメチャ安だったので、結構前に購入した思い出があります。……PS2を起動できるゲーム機は持ってないけどね(*_*)
MGガンダムの順番的には、「MG 1/100 パーフェクトガンダム」の「強化型外装を外した状態のガンダム」の次です。
ということで今回は振り返りレビューとなるため、より最新のMGガンダムが見たい場合は↓のVer.3.0およびオリジン版のレビューをどうぞ。
パイロットフィギュアが付属します。
ホイルシール、マーキングシール、ガンダムデカールが付属。
ゲーム設定のオリジナルのものになっているのが特徴です。
そして完成したMG 1/100 RX-78-2 ガンダム Ver.ONE YEAR WAR 0079がこちら。
ご覧のとおり成形色が淡い色合いになっていて、形状・モールドがゲーム準拠の姿で再現されているのが最大の特徴です。
おっちゃんのMGはかなりの種類が発売されていますが、今回の特徴は「成形色」「モールドが多い」「オリジナルデカール類が付属」「ガンダムハンマーが付属」「コア・ファイターは再現不可」なあたりです。
それでは各部細かく見ていきます!
可動面はVer.1.5やVer.Kaなどから進化していて、特に上半身の可動域が大幅にアップしました。
脚部は股関節が前後スライド可動するものの、取り付け規格が昔ながらのボールジョイント接続のため、開脚範囲は控えめといったところ。
手足の関節は大きく曲がり、キレイにヒザ立ちできます。
真横を向けるようになったのがデカいです。
頭部をアップで。顔付きは「Ver.1.5」「パーフェクトガンダムの中のガンダム」に近く、「Ver.2.0」のような優しい顔ではなくキリッとタイプです。
トサカ部、ツインアイはシールです。
横、後ろから。
胴体をアップで。胸部左右のフィンは、可動します。
コクピットハッチは開閉しますが、今回コア・ブロック・システムは再現されていません。(コア・ファイターは再現不可)
そのかわり腹部が二段可動になっていて、真横を向くことができます。
バックパック下部のスラスターは、可動します。
肩部は新規の可動軸が設けられており、柔軟なポーズ付けが可能です。
本キット以前のガンダムは今のガンプラ目線で見るとそこまで動かなかったので、本キットあたりから動きの不満が少なくなっていきました。
腕部。
ハンドパーツは指可動タイプで、武器の保持力を高めるためのリブがついています。
専用の武器持ち手などは同梱しません。
腰部をアップで。↑枠の股関節にはスライドギミックが搭載されていて、ボール軸が前後に可動します。
ただ最近のような軸接続のブロック構造ではないため、開脚範囲は狭いです。
脚部。ゲームデザインっぽい細かなモールドがいいですね。
脚部フレームには、MG 1/100 RX-78-2ガンダム Ver.1.5の一体成型パーツが流用されています。
RGのアドヴァンスドMSジョイントの前身のような、ダンパーを一体成形した半完成品のランナーです。
アップで。
パーツをランナーから切り離し、一部ビスを使って組み上げていきます。
外装を外した状態がこちら。つま先も上下に可動し、高い接地性を実現しています。
ただ、マルチリンクギミック(装甲が連動してスライド可動する)は非搭載です。
Ver.1.5と同様に、脚部後ろ側の装甲を開くことができます。
アップで。内部のメカ部分が露出するのがイイですね。
ということで、Ver.1.5と比較。
外装は一新されているので、Ver.1.5の良いところだけを流用した感じです。(Ver.1.5は超古い最初のMGガンダムのパーツも流用されていたので)
ということで今回のVer.ONE YEAR WAR 0079、Ver.1.75と呼んでも差し支えないかな?と思ったり。
戦場に現れるガンダム!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
ビーム・ライフルから。
手の平のリブ構造によりそこまでポロリしませんが、やはりガッチリとは保持できないかな?といった感じ。ぶつかるとポロリします。
シールドをアップで。
シールド裏にも、ビーム・サーベルのグリップを取り付けることができます。
接続部は位置を変えることができ、グリップを握ることも可能です。こちらの保持力は問題ありません。
また、接続部をこのように動かせば、背中にマウントすることができます。
シールド裏には、ビーム・ライフルとハイパー・バズーカをマウントすることもできます。
ビーム・ライフルで攻撃!
ハイパー・バズーカはグリップが非可動なため、ちょい持たせづらいです。ここは、次のVer.2.0から可動するようになりました。
※ただ、本キット以前のバズーカよりは持たせやすいです
ハイパー・バズーカをぶっ放すガンダム!
造形自体は、今のガンプラ目線で見てもめちゃめちゃかっこいいな……。
ビーム・ライフルとハイパー・バズーカは、腰部リア側にマウントできます。
ビーム・サーベルを抜刀!
ビーム刃は、湾曲したタイプが付属します。
斬りかかるガンダム!
開脚範囲こそ広くありませんが、関節やつま先が大きく動くのでキレイにポージングできます。
ガンダムハンマーも付属するぞ!(>ω<)
攻撃!
本キットの2年後には、アニメーションカラーバージョン(右)も発売されています。
アップで比較。違いは色だけです。
おっちゃんバリエーション勢揃いでパシャリ。
MG 1/100 RX-78-2ガンダム Ver.ONE YEAR WAR 0079の感想
ということでMGガンダム Ver.ONE YEAR WAR 0079のご紹介でした。
様々なMGガンダムを組んで来ましたが、本キットあたりからそこまで可動面に不満を感じなくなってきた気がします。(もちろん最新MGより動きませんが)
2005年製というかなり古いMGながら「立ち姿だけなら普通にかっこいい」ので、色々比較してこのガンダムが好みな場合、選択肢の一つに入ると思います。
RX-78-2ガンダムは色々なデザインが発売されているので、一番自分の好みに合うものをチョイスしてみてくださいね!
わたしはその時の気分で結構変わりますが、Ver.2.0はかなり好きです↓
以上、「MG 1/100 RX-78-2ガンダム Ver.ONE YEAR WAR 0079」のガンプラレビューでした!