今回は「MG ガンダムEz-8」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム第08MS小隊に登場し、シロー・アマダが搭乗するガンダムイージーエイトのMG 1/100版をご紹介。
2000年発売。
胸部の装甲とコクピットハッチは展開・開閉が可能で、内部メカニックもリアルに再現されています。
バックパックのウェポンラックはスライド展開し、コンテナを着脱する事も可能。
という事で、MG 1/100 ガンダムEz-8をレビューしていきたいと思います!
MG ガンダムEz-8
2000年に発売と、もはや24年前に発売されたMGガンダムEz8さん。
かなり古めのマスターグレードという事で、今回は今のガンプラ目線で見たレビューをしていきたいと思いますぞ……(*_*)
ホイルシールのほか、マーキングシールとガンダムデカール(ドライデカール)が付属します。
08文字はドライデカールのみなので、シール派も今回はドライデカールの使用が必須といった感じです。
付属品一覧がこちら。
※「100mmマシンガン」「ビーム・ライフル」「地上用ハイパー・バズーカ」「ビーム・サーベル×2」「シールド」「コンテナ」「1/100シロー・アマダ」「手首パーツ×6」
ハンドパーツは「指可動タイプ」「握り手」「平手」が左右分、計6つ同梱します。
余剰パーツがこちら。一部「MG陸戦型ガンダム」などと同じランナーが使われているので、多少のパーツが余ります。
1/20 シロー・アマダのフィギュアも付属するぞ!(>ω<)
この時代のMGって、こういうサービス精神が旺盛だよね……。
そして完成したMG 1/100 ガンダムEz8がこちら。
モールドはあっさり気味かつフルフレーム構造ではないため、今のガンプラ目線で見ると1/100スケールのHGぐらいなクオリティになっています。
ただ価格が3,300円(税10%込)という事で、最近のMGよりお買い求めやすい価格設定になっているよ……(*´ェ`*)
いかがでしょうか。適度なパーツ数におさまっており、パチ組みならスピーディーに組み上げることができます。
バックパックのウェポンラックにはコンテナを装着できるのですが、重みで↑のように上半身が後ろに傾いてしまうのはご愛嬌といったところ。
それでは各部細かく見ていきます!
可動域は狭いです。腕は真横まで開きますが、そこまで開脚しません。
手足の関節は90度ほど曲がり、ヒザ立ち可能です。
腰を撚るのは苦手です。↑が限界といったところ。
頭部をアップで。ツインアイをはじめ、赤い部分はシールで色を補います。
頭部は前後はめ込み式で、頭頂部と側面に合わせ目が出ます。
白い方の小さなアンテナは、接着剤を使用します。一応接着しなくても組み立て可能ですが、プラプラして前後に傾いてくる感じです。
胴体をアップで。前後はめ込み式で、合わせ目は段落ちモールド位置になっています。
胸部装甲は前方へスライド可動し、コクピットハッチは展開できます。
内部はあまり見えないですが、中身は↑画像右のようになっていて座った状態の1/100シローフィギュアを乗せます。
上から。肩はボールジョイント接続ですが、構造的に前後にはあまり動きません。
腕部をアップで。合わせ目はありません。
ヒジ関節など一部ビスとナットを使う部分があるので、プラスドライバーは必須です。
※ヒジ以外だと肩のフレーム部分にもビスを使用。↑画像は装甲パーツを外した状態で、完成後ビスは見えなくなります
腰部左右のマガジンは着脱できます。
股間のボール軸は、前後に独立可動するタイプになっています。
脚部。モモあたりの装甲パーツは筒型です。
足裏に肉抜きはありませんが、接地性はそこそこといったところ。
バックパックのウェポンラックには、コンテナを接続可能です。
ラックは各部パーツが収縮・展開するぞ!
「8小隊、出るぞ!」
シロー・アマダ、ガンダムEz8出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
100mmマシンガンがこちら。
↑画像を見てお気付きの方もいると思いますが、指可動タイプのハンドパーツに持たせるというのもあり垂れ落ちてきます(*ノェノ)
100mmマシンガンを撃ちまくるイージーエイト!
フォアグリップは可動します。頑張れば両手で構えることができると思いますが、ムズいですw
ストックは後方へ可動します。
「倍返しだ!」
ビーム・ライフルも付属します。こちらも垂れ落ちてくる点はご愛嬌といったところ。
ぶっちゃけ今の時代、MSハンドなど別途ハンドパーツに交換してしまうのがオススメです(*_*)
こちらも、フォアグリップが可動します。
「落ちろぉ!」
シールドは、前方にスライド展開します。
今回は貼っていませんが、表面に貼る「08」文字のドライデカールが付属します。
シールドで攻撃!
脚部側面のカバーは開閉し、中にはビーム・サーベルのグリップが収納されています。(左右とも)
HGUCでは一度外す必要があるので、このスライド展開ギミックが本MGのセールスポイントと言えそうです。
Ez8、ビーム・サーベルを装備!
攻撃!
可動域があまり広くないので、ポーズ幅は限られますw
地上用のハイパー・バズーカがこちら。
これに限らず、銃火器系にはすべて合わせ目があります。
バズーカをぶっ放すイージーエイト!
ビーム・ライフル+バズーカでパシャリ。
180mmキャノンは付属しないので、ご注意を。
ちなみにハイパー・バズーカをバラせば、コンテナに収納することができます。
こんな感じで全部入るので、パーツをなくす心配がないよ……(*´ェ`*)
ノリスのグフカスタム、現る!
MG 1/100 グフカスタムと比較。
MG版のグフカスタムは2001年発売ということで、ほぼ同時期にリリースされました。
HGUC 1/144 ガンダムEz8(塗装済)と比較。
HGUC版はコンテナではなく、パラシュート・パックが付属するのが特徴です。
Gジェネ版や公孫瓚イージーエイトも混ぜ、色々なEz8のガンプラでディスプレイ。
↑は、今回付属する1/20シローフィギュアをシタデルカラーで筆塗りしてみた状態。
塗装技術がないのでお恥ずかしいですが、ミニフィギュアを塗装するのも面白いのでオススメだよ……(*ノェノ)
並べてパシャリ。
「俺は、生きる!」
MG ガンダムEz-8の感想
ということでMGガンダムEz-8のご紹介でした。
2000年発売のMGという事で、やはり今のガンプラ目線で見てしまうとモールドがアッサリ気味で可動域も広くありません。マシンガンなどをガッシリとつかめない弱点もあるので、別途ビルダーズパーツなどを持ってきて手を加えれば弱点がカバーできると思います↓
土汚れのウェザリングが恐ろしく似合うガンプラなので、何かしら手を加えて楽しむのがマストなキットといった印象。
1/100スケールのガンプラでは唯一のEz8キットになるので、まったりと時間をかけて作り込んでいくのがオススメだよ!
以上、「MG ガンダムEz-8」のガンプラレビューでした!