今回は「HGUC ガンダムEz8」のガンプラレビューです。
「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」に登場し、シロー・アマダが搭乗したイージーエイトですが、今回はノリス・パッカードの搭乗するグフカスタムと戦った時の仕様で作成してみました。
キット自体は2013年発売と少し前のガンプラになりますが、今のガンプラと比べライフルのトリガー形状が造形されていたり、足裏の肉抜きがなかったり非常に優秀な出来になっています。
それではグフカス戦のガンダムEz8をガッツリとご紹介!
HGUC ガンダムEz8(イージーエイト)
今回は合わせ目を消し・塗装・スミ入れ・ウェザリングと、普段パチ組みばっかしてるワタクシとは思えないほど時間をかけて作ってみましたw
↑付属するシール。
2018年陸戦型ガンダムのリニューアル版と並べてどうか気になるモデラーさんも多いと思うのですが、そういう意味ではこのEz8は最近のガンプラと並べても全く見劣りしない出来になっています。
※『100mmマシンガンのトリガーが造形されている』『足裏の肉抜きがない』点など、むしろ勝ってる部分アリ
プロポーションの再現度が完璧ではないでしょうか。
めっちゃカッコイイです……
ウェザリングで泥汚れや爆炎のスス汚れをやってみたんですが、思いの外簡単に出来るツールがあるので後述します!
色分けされていない部分は「ロッドアンテナ」「シールドのグリップ部」のみ。
色分けはかなり優秀です。
あークッソかっこいいわ……。
ゲームとかでは弱いけどw
ガンダムタイプでは珍しいロッドアンテナ型で、先述した通りここは要塗装箇所になります。
ザクのシールドを2枚使っているという設定の胸部装甲版。
右側に貼るマーキングシールが付属します。
ちなみに「81」の表記は08小隊の一号機(隊長機)って意味らしいです。
あまり動かす事はない部分ですが、膝ガードは微妙に可動します。
最近のHGは足裏の肉抜きが目立ちますが、このキットは肉抜き無し設計になっています。
地味なところをカッチリ押さえてあるのでクオリティが高いです。
膝の可動域は良好で、
手脚の広げ具合はこのぐらいで標準的といったところ。
肩周りもそこまでグルグル動きませんが、Ez8の取るポーズには必要十分といった感じでした。
100mmマシンガン。
発売日が新しいHGUCブルーディスティニーEXAM系に付属する100mmマシンガンはトリガー形状が省略(銃持ち手も省略)されているので、1/144では現状最高の形状を持つ100mmマシンガンになります。
※HGUC陸戦型ガンダム(新)もトリガー省略されています
ストックは後方へ倒す事ができます。
フォアグリップも可動するので両手で構えられます。
とはいえ結構ギリギリ掴める感じなので色々な角度に向く事はできません。
ブルーディスティニー2、3号機と同タイプのビーム・ライフルも付属します。
※プラモの形状は別形状
実は「HGUC陸戦型ガンダム(旧)」「HGUC陸戦型ガンダム地上戦セット」には付属しない貴重な武器なのでアニメ本編で使っていたカレンのジム頭にまわしてあげてもいいかもしれません。
※新しいHGUC陸戦型ガンダムには付属します(トリガー形状も再現されています)
※新しいブルーディスティニーEXAM系に付属の同型ライフルはトリガー形状が省略されています
HGUC陸戦型ガンダム等に付属のシールドとは違い、一層分厚い改良型シールドが付属。
08のマーキングシールも付属します。
成形色はEz8のクリーム色でしたが、グフカスタム戦の時に装備していた陸戦型ガンダムカラーに塗装しました。
強化型シールドは基部がボールジョイント接続になっているのでロール回転します。
強化型シールドで攻撃!
陸戦タイプってロマンを感じるよね…
「倍返しだーっ!」
少し顔が下に向けづらいですが、あの名シーンも再現可能です。
パラシュート・パックを装備させてみます。
両肩にベルトを通し再現。
コンテナ・ラックとの接続はカッチリはまります。
ベルトを通した跡シールで固定するシンプルな構造。
という事で、一度つけてしまうと外す時にシールを破く必要があるのでご注意。
※一応ベルト部分のシールは予備として3つずつ付属します
ボリュームがあってかっこいいです。
プレミアム・バンダイ限定のHGUC陸戦型ガンダム(パラシュート・パック仕様)とディスプレイ。
HGUC陸戦型ガンダム(パラシュート・パック仕様)のレビューは↓

ブルーレイの特典、「三次元の戦い」シーンを再現してみます。
HGUC陸戦型ガンダム(新)に付属の180mmキャノンを持たせています
襲いかかるグフ・フライトタイプ!
グフ・フライトタイプと対決するEz8!
※魂エフェクトのWave Blueを使用
HGUCグフ・フライトタイプ(プレバン)のレビューは↓

ノリスと交戦!

HGUC陸戦型ガンダム(新しい方)のレビューはこちら↓

MGのイージーエイトに付属していたシロー・アマダのフィギュアとディスプレイ。
※シタデルカラーで塗ってみました
最後に、本キットのリデコキットであるHGBFガンダムEz-SRと比較。

HGUC ガンダムEz8(イージーエイト)の感想
という事でHGUCガンダムEz-8のご紹介でした。
ロッドアンテナ、シールドグリップの色は足りないですが、それ以外の色分けは良好。
目立つ合わせ目も頭部、腕部ぐらいなので合わせ目消しも楽です。
最近のキットは超絶可動する反面「ライフルのトリガー形状省略」や「銃持ち手」が付属しない点、「足裏の肉抜き」がある点など残念な部分も目立ちますが、このEz-8に関してはそれら不満が一切無い堅実な作りをしていました。
個人的にはこの頃のHGUCの作りがめっちゃ好きですね!不満点が見当たらない。
今回はフル塗装とウェザリングのスス表現(装甲フチの黒い汚れみたいな部分)をして作成しました。
スス汚れはエアブラシ使わなくても以下のツールで簡単に出来るのでメチャメチャおすすめです。
筆も同梱されているのでこれだけで驚くほど簡単にウェザリングできるので是非お試しあれ↓
総評としてはEz8好きなら絶対満足する最強ガンプラの一つと言っても過言ではないでしょう!
オススメっす!
以上、「HGUC ガンダムEz8」のガンプラレビューでした!