今回は「RG G-3ガンダム」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムMSVより、G-3ガンダムのRG版をご紹介。
2015年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
G-3カラーのRGガンダムが再現されていて、追加で「ヒジ部」「ヒザ部」「アンクルカバー」の左右・内外側の全12か所の「マグネット・コーティングを施した外装パーツ」が同梱します。
水転写デカールも付属。
ということで、RGのG-3ガンダムをレビューしていきたいと思います!
RG 1/144 RX-78-3 G-3ガンダム
この前の再販で購入してみた、RG版のG-3ガンダムさん。
今では「RG 1/144 RX-78-2ガンダム」はVer.2.0が発売されていますが、今回は2015年発売のものということで、RG第一弾の古い方のRGベースになっている点だけはご注意を!(>ω<)
価格は2,860(税込)円です。
ベースキットに入っていたリアリスティックデカールと、追加で小さな水転写デカールが付属します。
この水転写デカールも、本キットの売り部分といったところ。
また、普通の立ち姿のほか宙に浮いた状態のものも付属します。
後ろ側には、何やら穴が空いているよ……(*´ェ`*)
こちらが余剰パーツです。
ランナーの色の都合で使わないシールドの十字やビーム・ライフル・腰部の一部パーツ、また今回「ヒジ部」「ヒザ部」「アンクルカバー」に使わない通常の丸いパーツが余ります。
ということで、形状的な違いは↑のマグネット・コーティングの外装パーツが付属する点です。
そして完成したRG 1/144 RX-78-3 G-3ガンダムがこちら。
RG第一弾フォーマットのガンダムということで、アドヴァンスドMSジョイントに外装を被せていくという、今の視点で見ると古さを感じるガンプラ構造になっています。
渋いカラーリングですね。
今やRX-78-2のRGはVer.2.0があるので、G-3ガンダムはあえてこちらのフォーマットで組んで違いを楽しむ、みたいな購入もアリかと思います。
今回ただレビューしただけではつまらないので、せっかくなので「今古い方のRGガンダムを組んだ場合、どんな感想を持つか」という視点でレビュっていこうと思いますぞ!(>ω<)
可動域はそこそこ広く、手足は大きく広がります。
が、足は広げすぎると左右のアーマーが即ポロリするので、ストレスは感じますw
頭部をアップで。
造形は非常に細かく、アンテナはデフォルトで尖っています。
バルカンも細かく色分けされていて、内部からパーツが露出する形で再現。
フェイスマスクのヘの字スリットは、開口されています。
胸部まわりも細かくパーツ分割されていて、初心者さんにとっては組むのが結構難しい部分になっています。
ランドセルも細かく色分け済み。
下部2基のバーニアは可動しますが、ちょいポロリしやすいです。
腰はここまで捻ることができます。
これ以上まわすと、腰まわりのアーマーがポロリする感じ。
コア・ブロック・システムが採用されていて、中は「ダミー」「コア・ファイター(画像下)」二種類から好きな方を組み込むことができます。
コア・ファイターよりダミーの方が動かしやすいので、基本こちらを入れておくのがオススメです。
1/144スケールながら、コア・ファイターを再現することもできます。
ただウイング部など少しフニャつくので、この状態でカチっと止めるのにはコツがいる感じ。
キャノピーは無色のクリアパーツが採用されていて、開閉します。
底面にランディングギアを取り付け、接地状態で飾ることも可能です。
腕部。ヒジ関節あたりの◎が、G-3ガンダムの特徴です。
腰部中央の小さなV字は、別パーツで色分けされています。
下から見た図。股間まわりはスイング可動などはせず、シンプルな軸接続です。
ぶっちゃけこのアドヴァンスドMSジョイントの接続強度がユルいので、今のガンプラ目線で見ると弱点になる部分だと思います。
各アーマーは裏打ちパーツでキレイに再現されていますが、このあたりもポロリが凄まじい点はご注意を……(*ノェノ)(さすがに今レビュると、結構ディスるようなレビューになってしまうのはご容赦のほどをw)
マルチリンクギミックが採用されていて、関節を曲げると装甲がスライド可動します。
内部フレームが見えるのは、今でも通用するかっこよさ。
足裏に肉抜きはなく、つま先・中央・カカトで分割されていて細かく動きます。
ただここが細かく動く長所は弱点にもなっていて、自立性が悪くなっています。
腰部リア側中央のパーツを開けば、ハイパー・バズーカをマウントすることができます。
また、↑枠のジョイントパーツを噛ませれば、アクションベース2にも対応します。
今回本体カラーがパープル系なので、クリアブルーのものを使ってみたよ……(*´ェ`*)
G-3ガンダム、出撃!
ということで、武器を見つつアクションポーズいってみます!
ビーム・ライフルがこちら。
本キットのハンドパーツは「握り手」「指可動タイプ」の2種類しか付属しないので、武器を持たせる専用ハンドが付属しないのが弱点となります。(やはり少し持たせづらい)
ビーム・ライフルで攻撃!
本キットに付属する武器は、形状的にはベースキットのものと同じです。
パープルになったシールドがこちら。
内側には、ビーム・ライフルとランドセルから外したビーム・サーベルのグリップをマウントすることができます。
持たせる用のグリップは可動し、基部部分も上下にスライド可動します。
ビーム・サーベルは、持たせる用のもの(手の平と合わせる凸形状がついたもの)が別で2本付属します。
サーベル刃は、MGクラスの長いものが2本付属します。
斬!お気付きの方もいると思いますが、派手なポーズを取らせると腰まわりのパーツのポロリが凄まじいので、控えめポーズで撮影しています(*ノェノ)
二刀流!
ハイパー・バズーカは、グリップ部が少し可動します。
バズーカをぶっ放すG-3ガンダム!
ということで、ベースキットのRG 1/144 RX-78-2ガンダム(古い方、RG第1弾)と比較。
形状的な違いは、ヒジ・ヒザ・くるぶし側面の「マグネット・コーティング外装パーツ」です。
もちろん今の時代Ver.2.0も発売されているので、通常のガンダムはVer.2.0、G-3ガンダムは旧フォーマットで揃えるという選択肢もあると思いますぞ。



ちなみにこちらも限定品にはなりますが、HGでは↑の「HG 1/144 RX-78-3 G-3ガンダム [BEYOND GLOBAL]」も発売されています。
フォーマット的にはこちらの方が新しい構造で作られているので、気になる方は↓のレビューもあわせてどうぞ。


RG 1/144 RX-78-3 G-3ガンダムの感想
ということでRG G-3ガンダムのご紹介でした。
まずG-3ガンダムらしい渋いパープルを中心とした成形色がキレイで、マグネット・コーティングの外装パーツもついてくる点は満足度は高いです。
ただ、やはり旧RG版をベースとして使っているので、とにかくパーツのポロリが凄まじいのが弱点といったところ。
正直今のガンプラ目線で見てしまうとRG第1弾のガンダムをベースにしている時点で古さは感じてしまうため(アドヴァンスドMSジョイントが骨格に採用されているなど)、あくまで立たせて眺める系のガンプラとして購入するのがオススメです!
以上、「RG 1/144 RX-78-3 G-3ガンダム」のガンプラレビューでした!