今回は「RGスカイグラスパー[ランチャー・ソードパック]」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムSEEDに登場し、ムウ・ラ・フラガなどが搭乗するスカイグラスパーの、ランチャー/ソードパックのセットガンプラをご紹介。
2012年発売。
単品でもスカイグラスパーが再現できるほか、別売りのRG 1/144 エールストライクガンダムのストライクに対応する「ランチャー/ソードストライカーパック」が同梱します。
もちろん各ストライカーパックはスカイグラスパーに装着でき、「ランチャーグラスパー形態」「ソードグラスパー形態」に換装できるほか、別売りのエールストライカーを装着させることもできます。
ということで、RGスカイグラスパー ランチャー/ソードパックをレビューしていきたいと思います!
RG 1/144 スカイグラスパー[ランチャー・ソードパック]
ストライクガンダムの戦術支援用戦闘攻撃機、スカイグラスパーと各ストライカーパックのセット品。
ソードストライクやランチャーストライクを再現したい場合は、別売りの「RG 1/144 エールストライクガンダム」が必要になります。
ちなみにHGCE版や旧HG版、ENTRY GRADE版には無改造では対応しません。あくまでRG専用規格になっているので、そこだけは注意してね!(>ω<)
リアリスティックデカールは、「スカイグラスパー用」「ストライカーパック用」の2種類が付属します。
また、RGのストライク用武器持ち手も2つ付属します。
RG 1/144 エールストライクガンダムには「指可動タイプ」「握り手」しか付属していなかったので、このパーツを使うことにより武器の保持力が向上します。
RG 1/144 スカイグラスパー
まずは素のスカイグラスパーから見ていきます。
ご覧のように、RGらしく色分けがメチャメチャ優秀で、1/144スケールとは思えない高密度なパーツ構造で立体化されています。
横から。ランディングギアが付属し、接地状態で展示できます。
後ろ斜めから。
スカイグラスパーは2003年にEXモデルも発売されていましたが、ご覧のとおりクオリティ差は歴然ですね。
ただ、EXモデル版はHGCE/旧HGエールストライクガンダムのエールストライカーに対応していたり、コレクションシリーズのソード/ランチャーパックにも対応しているのが特徴だったりします。今回は、RGに対応したスカイグラスパーといった感じです。
RGのレビューに戻ります。底面はこんな感じで、
ランディングギアを取り付けることができます。浮かせて飾る場合は、このカバーパーツだけを使い
↑枠のように、フタを閉じたような状態にします。
今回はアクションベース2用のジョイントパーツが付属するので、浮かせて飾りたい場合は別途アクションベース2が必須となります。(いつもの3mm軸タイプには非対応)
機種部分をアップで。キャノピーは無色のクリアパーツが使われていて、
開くことができます。パイロットフィギュアはホワイト1色で、要塗装です。
機体上面に1門搭載されている砲塔式のビーム砲、砲塔式大型キャノン砲がこちら。
砲身は上下に可動、土台部分は左右にロール回転します。
主翼上面には、固定式のビーム砲である中口径キャノン砲を2門搭載。
ここだけ、組む前にリアリスティックデカールを貼ります。
後方をアップで。細かな青い部分まで、パーツ分割により色分けされています。
左右のパーツの後方はストライクのショルダーアーマーのようなデザインになっていて、このあたりにストライカーパックを取り付けます。
ということで、ここからは別売りのRG 1/144 エールストライクガンダムのストライクを使いつつ、色々な形態を見ていきます!(>ω<)
ソードパック
まずはソードパックから。
今回はそれぞれのストライカーパックをディスプレイできる、固定用パーツが付属します。※アクションベース2は同梱しないためご注意
それではスカイグラスパーに装着していきます。
機体後方+右側には、15.78m対艦刀シュベルトゲベールを装備。
左側には、ビームブーメラン マイダスメッサーがマウントされたショルダーパーツを装備。
機体下面には、ロケットアンカー パンツァーアイゼンを取り付けます。
ドドン。これでソードグラスパー形態の完成です。
次に、別売りのRGストライクにソードストライカーパックを装備させてみます。
マイダスメッサー搭載型のショルダーパーツは、左肩へ。
左の前腕部には、パンツァーアイゼンを取り付けます。
ただここの接続強度が非常に弱いです。簡単に角度が変わったりポロリしてしまうので、ここは要改修ポイントといったところ。
背部にシュベルトゲベール+バックパックパーツを取り付ければ、
RG 1/144 ソードストライクガンダムの完成です。
ソードストライク、シュベルトゲベールを装備!
シュベルトゲベール用の、ビーム刃パーツ2種類が付属します。
アクション!
肩からマイダスメッサーを引き抜き、手に持たせることもできます。
こちらも、専用のビーム刃パーツが付属します。
マイダスメッサーをぶん投げるソードストライク!
パンツァーアイゼン先端部のクローを外し、間にリード線を噛ませればアンカー射出状態が再現できます。
ロケットアンカーを射出!
ランチャーパック
ランチャーパックも、土台パーツを使えばアクションベース2に展示できます。
土台パーツはソードの時とは組み方が違うので、一部組み換えが必要になる点はご注意を。
スカイグラスパーへの装着は、右側にコンボウェポンポッドを装備させて
後方・左側に320mm超高インパルス砲アグニを取り付ければ完了です。
これでランチャーグラスパー形態の完成です。
個人的に、スカイグラスパーはランチーパック装備が一番似合うと思う……(*_*)
アグニで攻撃!
ストライクへの換装は、右肩に↑枠のジョイントパーツを取り付けたあと
コンボウェポンポッドを取り付けます。赤い部分含め、かなり細かく色分けされている模様。
コンボウェポンポッドには、120mm対艦バルカン砲と350mmガンランチャーが搭載されています。
あとは背中にアグニを取り付ければ、
RG 1/144 ランチャーストライクガンダムの完成です。
アグニは、前方へ展開可能です。
専用の握り手は今回のスカイグラスパー側に同梱するので、ガッチリと保持できます。
一度グリップを外し、ハンドパーツを取り付けたあとアグニに戻す感じ。
先端部をアップで。
両手で構えたい場合は、下部のグリップを動かすこともできます。
アグニをぶっ放すランチャーストライク!
バクゥ現る!
別売りエールストライカーとの組み合わせ
それでは逆に、別売りのRG 1/144 エールストライクガンダムに同梱するエールストライカーを、今回のスカイグラスパーに取り付けてみます。
まずは側面パーツ後方を引き出し、
専用のジョイントパーツを左右に取り付けます。
右側には57mm高エネルギービームライフルを、
左側には対ビームシールドを取り付け、
主翼部分のパーツを後方に取り付ければ……
完成です。……エールストライカーもめっちゃ似合う……(*ノェノ;)
カッケェ!(>ω<;)
フィーチャリングたねきゃら、キャラプッチのムウフィギュアと一緒にディスプレイ。
RG 1/144 エールストライクガンダムのレビューは↓からどうぞ。
RG 1/144 スカイグラスパー[ランチャー・ソードパック]の感想
ということでRGスカイグラスパー[ランチャー・ソードパック]のご紹介でした。
スカイグラスパーの超細かな色分け、ディテールの良さ、ギミックの豊富さはほぼ満点。各ストライカーパックの作り込みもスゴいです。
マイナス点は、ソード時のパンツァーアイゼンがポロリしやすいことぐらいでしょうか。
ただ本キットのレビューとは少し違うのですが、対応するRGストライク自体の出来が今のRG目線で見ると見劣りするため、そこは注意かもしれませんw(今の時代1/144ならHGCEやENTRY GRADEの方がオススメかも)
というのもRGのストライク、今回触って改めて感じたのですが「腰部サイドアーマーのポロリ率が高い」「関節がフニャつくため自立が不安点」という弱点があるため、ポーズ一つとらせるのも手間取りました。
ということでストライク本体の初期アドヴァンスドMSジョイント仕様の弱点が出ていますが、色々なポーズ付けをして遊ばないなら見た目に関しては普通にかっこいいです。
総評としてスカイグラスパー自体の評価は高いですが、RGストライクと組み合わせる場合はこういったストライクの弱点も含めて総合的に購入判断をした方がいいと思います。
ちなみに今回のストライカーパックはHGCE版、ENTRY GRADE版には非対応なので、ご注意を!
以上、「RG 1/144 スカイグラスパー[ランチャー・ソードパック]」のガンプラレビューでした!