今回は「1/100 アリオスガンダム」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム00に登場し、アレルヤ・ハプティズムが搭乗するアリオスガンダムの1/100スケール版をご紹介。
2009年発売。
MS形態から飛行形態へ変形でき、各部のロック機構により安定した「両形態での形態保持力」を確保しています。
腕内部のGNサブマシンガンなど、各武装のギミックも再現。
という事で、1/100アリオスガンダムをレビューしていきたいと思います!
1/100 アリオスガンダム
1/100スケール版のアリオスガンダムさん。
この記事執筆時点ではMG版アリオスは発売されていない(2022年9月)ので、1/100スケールとしては唯一のアリオスガンプラになります。
ガンダムキュリオスはMG化されたので、アリオスもいつか出るのかな?(*_*)(可能性低そう?)
シールは3種類付属します。
ツインアイは選択式で、通常のホイルシールか光沢感のある特殊シールどちらかを貼ることになります。
そして完成した1/100アリオスガンダムがこちら。
1/100スケールらしく迫力のある大きさで立体化されていますが、MGシリーズのようなモールド量はないので「ディテール感としてはデカいHG」ぐらいを想像してもらえればOKだと思います。
色分けはHGから向上しており、腰部フロントアーマーの細かなイエロー部やヒザのウイングのオレンジ部が色分けされています。
足首パーツが細かく動くので、接地性・自立性に優れているのも特徴です。
それでは各部細かく見ていきます!
飛行形態への変形ギミックの恩恵もあり、肩周りは大きく開きます。
パーツが腰に引っかかるものの、開脚範囲もそこそこ広いです。
手足の関節は90度以上曲がり、ヒザ立ち可能です。
ただ、腰を撚る動作はHG版よりも苦手でほとんどまわりません。
多少浮かせればもっと動くかもしれませんが、デフォルトでは↑が限界です。
頭部をアップで。アンテナ中央は無色のクリアパーツが採用されています。(奥に赤いシールを貼る構造)
アンテナ先端には安全フラッグあり。
頭部は左右はめ込み式で、頭頂部に合わせ目が出ます。
胴体をアップで。色分けは向上していますが、ご覧のように少しのっぺりとした印象です。
このあたりはMGシリーズなどとは違い、アニメ版を再現するコンセプトで作られている感じですね。
ショルダーパーツは、オレンジのパーツ部分に合わせ目が出ます。
腕部をアップで。前腕部のはじっこに、合わせ目が出ます。
ハンドパーツは、通常の武器持ち手が左右分のみ付属します。
ヒジのGNコンデンサーは、無色のクリアパーツが採用されています。(奥に濃いグリーンのシールを貼る感じ)
下半身の色分けは、HGから向上しています。
腰部フロントアーマーの細かなイエローも、別パーツにて色分け済み。このあたりが1/100スケール版の長所といえそうです。
腰部中央にはGNドライヴが搭載されており、あまり見えなくなる部分なのにクリアパーツが使われているのが好印象です。
足の接続(画像右の枠部分)はシンプルなボールジョイント接続です。このタイプは強度が弱く破損が怖いので、慎重に動かす必要がありそうですね……!(>ω<)
脚部は、モモ側面とつま先付近に合わせ目が出ます。
変形ギミックの恩恵もあり、足の付け根から下はロール回転します。
各部アップで。足裏に肉抜きはありません。
スタンドはアクションベース1(4などにも対応)しており、↑枠のジョイントパーツをお尻側に接続することにより浮かせた状態で展示できます。
このパーツ、結構ガッチリ装着されるので落下の恐れは低いと思うぞ!
「アリオス、介入行動を開始する」
アリオスガンダム、出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
GNツインビームライフルは、一部クリアパーツが採用されています。
「このまま突破する!」
アリオスガンダム、GNツインビームライフルで攻撃!
腰を撚る動作が不得意なので、ポーズ幅はちょい制限されます。
「沈め!」
前腕部装甲カバーの取り付け位置を変えれば、GNサブマシンガンが露出します。
ダブルオー作品のガンダムタイプらしく、手首付近がブロック構造になっており独立して可動します。
GNサブマシンガンを撃ちまくるアレルヤ!
「逃しはしないさ!」
腰部フロントアーマー内部にはGNビームサーベルが収納されており、基部が可動するうえ抜き差しすることができます。
基部が可動するのは、1/100スケール版ならではの細かなギミックです。
ビーム刃は、2本付属します。
アリオスガンダム、GNビームサーベルを装備!
アクション!
飛行形態へ変形させてみます。
まずショルダーパーツを上げ、先端部分(↑枠部分)をロックします。背中のスタビライザーも上げ、
腰部リアアーマーも上げます。
次に脚部を動かし、縮めます。ここはロック機構が搭載されていて、変形状態を保持できるようになっています。
手首付近を内側へ動かし、GNツインビームライフルを前方へ動かします。
スタンドに展示するには、↑枠の飛行形態用パーツを使います。
「アイハブコントロール、アリオス。アレルヤ・ハプティズム、迎撃行動に入る」
アリオスガンダム、飛行形態へ変形完了!
後ろから。
ちなみにGNツインビームライフルは、下側の銃身が可動します。
GNビームシールド(クローのような部分)は細かく可動し、ハサミみたいに動きます。
ギュワッ!
HG 1/144 アリオスガンダムを乗せてみた図。
HGアリオスガンダム(左)と比較。
アリオスはHG版のクオリティもメチャ高なので、こちらもオススメだよ……(*´ェ`*)
1/100 アリオスガンダムの感想
ということで1/100 アリオスガンダムのご紹介でした。
造形的には今のガンプラ目線でも全く遜色ないクオリティになっているものの、腰を撚る動作はちょい苦手です。
HG版から色分けが向上しているのと、飛行形態への変形ギミックにロック機構が追加されている点はポイント高し。とにかく造形自体に古臭さを感じないので、今から組んでも満足度の高いガンプラに仕上がっていると思いますぞ。
キュリオスはMG版が出ましたが、アリオスの1/100スケールのガンプラは本キットのみなので、今でも需要がありそうですね(*_*)
中古でもそれほど値上がっていない印象なので、気軽に買える系キットだと思います。(記事執筆時点での価格ですが)
以上、「1/100 アリオスガンダム」のガンプラレビューでした!