今回は「RE/100 ガンブラスター」のガンプラレビューです。

機動戦士Vガンダムに登場し、ジュンコ・ジェンコやオデロ・ヘンリークなどが搭乗するガンブラスターのRE/100版をご紹介。
2019年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
RE/100ガンイージから成形色と腰部リアアーマーが変更され、新規造形のブースター・パックが付属します。
という事で、RE/100ガンブラスターをレビューしていきたいと思います!
RE/100 ガンブラスター

リガ・ミリティアが開発したガンイージの改修機であり、ツインテールと呼ばれる高機動型ブースター・パックを装備したガンブラスターさん。
1/100スケールのガンプラとしては、1993年に発売された旧キット1/100ガンブラスター以来の立体化となります。
ガンプラ的には一般販売されているRE/100ガンイージのリデコキットとなり、成形色のほか「リアスカート」が変更され「ブースター・パック」が追加された内容になっているのが特徴です。

組み立て書はいつもの白黒プレバン仕様ではなく、ガンブラスター専用のものが同梱するぞ!(>ω<)

ホイルシールとマーキングシールがこちら。
ホイルシールはガンイージと同じものが付属しますが、マーキングシールはガンブラスター専用のものになっています。

付属品一覧がこちら。
武装類は、RE/100ガンイージと同じものが同梱します。

そして完成したRE/100ガンブラスターがこちら。
成形色が変更されており、口が赤くなったほかメインカラーであるライトグリーンに胴体、ソール部のブルーなどが特徴的です。
今回は新規造形があるので、お買い得なプレバン品に仕上がっています。

ベースキットは2018年に発売されたRE/100ガンイージベースなため、今のガンプラ目線で見ても通用する良スタイルで立体化されています。
RE/100シリーズらしく、MGのようなフルフレーム構造ではなくHGをでかくしてディテールが追加されたような「組みやすいガンプラ」に仕上がっているぞ!

主に背部まわりがガンブラスター特有の装備に変更されているのが特徴です。
それでは各部細かく見ていきます!

可動域は広く、手足は真横まで広がります。

手足の関節は180度近く曲がり、ヒザ立ち可能です。

上半身は360度回転します。
可動域はベースキットと同じで、かなり広いです。

頭部をアップで。バルカン砲の色分けは設定色でもグリーンなので、穴を塗りつぶすぐらいでOKです。
ツインアイと頬、トサカ中央はホイルシールで色を補います。
ガンイージでは黒かった口が、赤に変化しているのも特徴です。(ガンイージの黒い口パーツも余剰パーツで付属)

頭部は前後はめ込み式で、側面に合わせ目が出ます。

胴体をアップで。胸部インテークがイエローに変更され、ヒロイックなカラーになりました。
胴体は前後はめ込み式で、合わせ目が出ます。

ウェポン・ボックスのハッチは開閉でき、右側にはビーム・サーベルを、左側には2連マルチ・ランチャーを装備しています。

↑枠パーツに切り替える事もできます。
スライドさせて交換するだけなので、いつでも切り替え可能です。

ショルダーアーマーの細かなグレーも、パーツ分割により色分け済みです。
肩は前後はめ込み式で側面に合わせ目が出ますが、端に配置されているためそこまでは目立たず。ただ、合わせ目判断にはなると思います。

腕部に合わせ目はありません。二の腕や前腕部は筒状のパーツになっていて、前腕部は単体でロール回転します。
また、左腕のみビーム・シールド発生器を装備しています。

こちらが新規造形のブースター・パック(ツインテール)。黄色い部分は色分けされています。
左右のバインダーはモナカ構造で、合わせ目が出ます。

バインダーは、接続基部にて細かく可動します。

ちなみに、ブースター・パックを取り外して↑枠のカバーをはめる事もできます。(RE/100ガンイージと同じ規格・仕様)

腰回りのアーマーは細かく可動。
リアアーマーはRE/100ガンイージに同梱していた切り欠きのある「ガンイージ増備型」の形ではなく、ガンブラスター(および初期生産型のガンイージ)の形で成形されているのが特徴です。
※このあたり詳しくはRE/100ガンイージのレビューの方でどうぞ

脚部は「モモ側面」「ふくらはぎ付近」に合わせ目が出ます。
※一応モールドっぽく見えるパーツ構造ですが、設定画ではモールドの無い部分
足裏に肉抜きはありません。

↑枠のジョイントパーツを取り付ければ、アクションベースに対応します。
足の付け根軸は、前後にスイング可動します。

ガンブラスター、出撃!

ブースター・パックがかっこいいですね……!(>ω<)
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!

Vガンタイプと同じビーム・ライフルがこちら。(MG Vガンダムのもの)
ライフルだけではなく、同梱する武装はRE/100ガンイージと同じものが付属します。

ビーム・シールド発生器のパーツの間にエフェクトパーツを噛ませれば、ビーム・シールド発生状態が再現できます。
ビーム特有の透明感を出すためにPET素材が使われており、シールド表面にあるビーム粒子の波紋はプリントで再現されています。

ビーム・ライフルで攻撃!

暴れまわるガンブラスター!

バランス感覚に優れており、片足立ちでもポーズが決まります。

脚部側面に↑枠のパーツを取り付ければ、ビーム・ライフルをマウントする事ができます。(パーツは2つ同梱、左右どちらでもOK)

ウェポン・ボックス内のサーベル柄は、取り出す事ができます。

ガンブラスター、ビーム・サーベルを抜刀!
ビームエフェクトパーツは、Vガン系らしい細身のものが2本付属します。

アクション!

扇状のビーム刃も、1つ付属します。

ビーム・バズーカがこちら。
グリップが動き、無理なく持たせる事ができます。

ビーム・バズーカをぶっ放すガンブラスター!

ライフル+バズーカでパシャリ。

「これで、先に逝った仲間への顔も立つ」

↑枠のパーツをリアスカートに取り付ければ、ビーム・バズーカをマウントする事ができます。
この際は、グリップを折りたたみます。

ベースキットのRE/100ガンイージと比較。
本体の共通パーツは多いですが、設定通り明るめのライトグリーンに変更されています。

アップで比較。口や胴体まわりの色変更がでかいですね。

背部は、ブースター・パックの有無が違いです。

地味に、リアスカートも切り欠け有り・無しで違いがあります。
なぜRE/100のガンイージを増備型で発売したのだろう?と思っていたのですが、ガンプラ的に今回のガンブラスターとの違いを強調したかったのかもしれませんね。

RE/100ガンイージは一般で入手可能です。
こちらのレビューもあわせてどうぞ。


1/144ガンブラスターと比較。
1/144ガンブラスターはVガン放映当時に発売された旧キットで、1993年に発売されています。

旧キットは合わせ目が多く色分けもイマイチですが、メチャ安なうえ作り込めば今のガンプラ目線でも十分通用するプロポーションに仕上がっているぞ!(*_*)(可動域は狭いですが)


「ウッソ、憎しみだけで戦っているんなら一緒に死ぬぞ」
オデロ……!(>ω<)
RE/100 ガンブラスターの感想
ということでRE/100ガンブラスターのご紹介でした。
本体はほとんどRE/100ガンイージの色違いですが、リアスカートが変更されブースター・パックが追加されたお買い得なプレバン品に仕上がっています。
今の時代ガンブラスターの最新キットは一般発売では難しかったのかな?と思うのですが、ファンにとってはプレバンでもいいので立体化されて嬉しい系のキットですよね。
RE/100ガンイージと同様に高クオリティに仕上がっているので、Vガンファンにはオススメだよ!
以上、「RE/100 ガンブラスター」のガンプラレビューでした!




















