今回は「1/100 ガンダムレオパルドデストロイ」のガンプラレビューです。
機動新世紀ガンダムXに登場し、ロアビィ・ロイが搭乗するガンダムレオパルドDの1/100版をご紹介。
1996年発売。
旧キットの1/144スケール版には付属しない「ヒートアックス」「セパレートミサイルポッド」が同梱します。
という事で、1/100ガンダムレオパルドデストロイをレビューしていきたいと思います!
1/100 ガンダムレオパルドデストロイ
HG表記ではあるものの、1/100スケールで立体化されているガンダムレオパルドデストロイさん。
28年前に発売されたガンプラという事で、今の時代 旧キットに分類されるものになります。
レオパルドデストロイがMG化される可能性は低そうなので(最近の青バンダイは何をやらかすかわからないですがw)、貴重な1/100キットと言えそうです。
ホイルシールがこちら。
ヒートアックスの刃部分や胸部、ビームキャノンや11連ミサイルポッドの白いラインを補うものが中心です。
付属品がこちら。ツインビームシリンダー装着状態を再現するためのハンドパーツのほか、↑枠が余剰パーツになります。(1/100ガンダムレオパルドで使っていた余りパーツ)
そして完成した1/100ガンダムレオパルドデストロイがこちら。
渋いレッドを主体とした成形色に変化し、足首パーツなどの色分けが1/144スケールより進化しているのが特徴です。
1/100ガンダムレオパルドと共通部分は多いですが、成形色のほか一部装甲・各武装などがデストロイ特有の新規造形になっています。
かなり古いガンプラながら、プロポーションがめちゃめちゃ優秀です(*_*;)
ガンダムXシリーズの当時ものガンプラはどれも出来が良いですが、その中でもトップクラスだと思います。
ただ、腕関節のポリキャップがむき出しだったり合わせ目が多い点はさすがに旧キット臭を感じるといったところ。
後ろから見ても迫力があるぞ!
それでは細かく見ていきます。
可動域は狭く、手足はそこまで広がりません。
肩は固定式の軸接続、足はボールジョイント接続のため、柔軟には動きません。
手足の関節は90度ほど曲がり、ヒザ立ち可能です。
上半身を少し引き上げて戻せば、真横を向く事ができます。
頭部をアップで。アンテナは表面がゴールドメッキのようなパーツになっています。
ただ、中央の青い部分はシールで色を補います。
左右はめ込み式で、側面や頭頂部、後頭部にちょこちょこと合わせ目が出ます。
胴体は中央のグリーンがシール。それ以外はそこそこ色分けされていますが、胸部の上にある突起はホワイトで要塗装です。
前後はめ込み式で、側面一直線に合わせ目が出ます。
ハッチは開閉可能で、開くとブレストガトリングが顔を出します。
中々細かく造形されているな……(*_*)
肩をアップで。ショルダーランチャー(凹んでいるところ)はグレーで要塗装です。
上から見た場合、胴体・肩・バックパックなど合わせ目の量が多いです。
右肩のビームキャノンはロール回転し、前方へ向ける事ができます。
表面の白いラインはシールで、ビームキャノンの砲身には合わせ目が出ます。
左肩の11連ミサイルポッドのハッチは開閉します。
赤いミサイル部分は別パーツ化されています。1パーツで奥に組み込む形です。
右腕にはリストビーム砲を装備していて、前後に可動します。
手首パーツは「人差し指」「中指~小指」が可動するタイプです。
二の腕、前腕部、リストビーム砲やハンドパーツなど合わせ目の量は多いです。
フロントアーマーは左右独立して可動。
股下にスタンド穴は空いておらず、専用のジョイントパーツも付属しません。
ヒザのホーネットミサイルは開閉します。
脚部は太もも、スネ、アンクルガード、足首パーツなどほぼ全ての面に合わせ目アリ。
右足にはビームナイフがマウント(↑青枠部分)されており、引き抜くことができます。
左足には1/144版には付属しないセパレートミサイルポッドを装備。ハッチは開閉します。
1/100版の売りの一つです(*´ェ`*)
足裏にはローラーのような造形あり。
肉抜きはありません。
ツインビームシリンダーはジョイントパーツに接続されていて、細かく動きます。
ここが可動するので、肩を動かす際に干渉せず動きをつけやすいです。
「それじゃあ名前の通り、デストロイといきますか!」
ガンダムレオパルドデストロイ、出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
リストビーム砲で攻撃!
ヒートナイフを装備。
刃部分はクリアグリーンのパーツが使われています。
アクション!
こちらはヒートアックス。
左腰部にマウント可能です。刃部分のグリーンはシールで色を補います。
手に持たせた状態がこちら。
左足のセパレートミサイルポッドと同様、1/144版には同梱しない武装になります。
ヒートナイフとヒートアックスを構えるガンダムレオパルドデストロイ!
ツインビームシリンダーを装備させるには、専用の手首パーツを使います。
ビームシリンダーを外した後、手首パーツと接続し先端を引き出します。
両腕に装備。
ブレストガトリングを展開させ、ビームキャノンを前方へ。
11連ミサイルポッドとセパレートミサイルポッドも展開させ、ヒザのホーネットミサイルを開けば……
武装フルオープン形態の完成です。
1/144ガンダムレオパルドデストロイと比較。
成形色レッドの色合いが変わっており、武装も1/100の方が2つ多く付属します。
1/100 ガンダムレオパルドデストロイの感想
ということで1/100 ガンダムレオパルドデストロイのご紹介でした。
プロポーションに関しては今のガンプラ目線で見てもかなりの出来栄えです。
例えばSEEDの無印1/100シリーズと並べても違和感のないレベルに造形されていると思います(*_*)
弱点はかなり古めの旧キットという事で、「可動域」「合わせ目の量」「腕関節がポリキャップむき出し」な点。
全身重火器タイプという事で、動かしまくるタイプのMSではないという観点から見ると「全ての合わせ目を消してフル塗装」すればかなり化けるガンプラになっていると思いますぞ。
Xの旧キットは最高です……。
以上、「1/100 ガンダムレオパルドデストロイ」のガンプラレビューでした!