今回は「フルメカニクス 1/100 ソードカラミティガンダム」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムSEED MSVおよびASTRAY系に登場し、「切り裂きエド」ことエドワード・ハレルソンらが搭乗するソードカラミティガンダムをご紹介。
2024年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
格闘戦に特化したソードカラミティの一部機体外装と専用装備が新規造形で再現されていて、「シュベルトゲベール」「パンツァーアイゼン」「マイダスメッサー」「アーマーシュナイダー」といった特徴的な武装が付属します。
ということで、フルメカニクスのソードカラミティをレビューしていきたいと思います!
FULL MECHANICS 1/100 ソードカラミティガンダム
ガンプラ的には一般発売されているFULL MECHANICS 1/100 カラミティガンダムのリデコキットで、派手なオレンジのカラーリングに変更されたほか「肩部」「手首」「脛部」「バックパックジョイント」「武装類」が新規造形で再現されているのが特徴です。
価格は6,050円(税込)です。
ホイルシールはカラミティと同じものが、マーキングシールは専用のものが付属します。
本機に搭乗した「切り裂きエド」こと、エドワード・ハレルソンのパーソナルマークを含めたマークが印刷されています。
そして完成したFULL MECHANICS 1/100 ソードカラミティガンダムがこちら。
基本骨格はカラミティと同じですが、成形色は大幅に変更され、外装もチョロチョロと変化しています。何より、新規造形の武装類が本キット最大のセールスポイントで間違いないでしょう。
今回ももちろん、ポリキャップレスのKPSフレームが採用されています。
ベースキットが2021年に発売されたフルメカニクスのカラミティなのですが、このキット今のガンプラ目線で見ても異常に出来が良いので、最新ガンプラ感ただよう内容になっています。
MGのようにフルフレーム構造ではありませんが、HG並にサクッと組めるうえ見た目もMGに引けを取りません。(平手パーツが付属しない程度)
背部まわりも一新され、特徴的な対艦刀「シュベルトゲベール」を左右に装備しています。
それでは各部細かく見ていきます!
可動域は広く、手足は大きく広がります。
もっと開脚するのですが、これ以上開くと腰部サイドアーマーがポロリする感じ。
手足の関節も大きく曲がり、キレイにヒザ立ち可能です。
腰はここまで捻ることができます。
上半身は、前後左右と柔軟に動きます。
頭部をアップで。このあたりはカラミティの色替えです。
ツインアイには無色のクリアパーツが使用されていますが、上にシールを貼る仕様です。
頭部の後ろ側も、めちゃ細かいモールドが刻まれているよ……(*´ェ`*)
フルメカニクスって、出来が良いの多いよね……。
腹部はカラミティと同様に、580mm複列位相エネルギー砲「スキュラ」が搭載されています。
砲口まわりや胸部は、パーツ分割により細かく色分けされています。モールドも細かいですね。
肩部は新規造形で、ビームブーメラン「マイダスメッサー」が収納されています。
展開状態は後ほど。
肩前後のアーマーは、ある程度動きます。
肩の付け根も大きく引き出すことができ、前方向への可動に優れています。ここはベースキットの優秀さを引き継いでいる部分。
前腕部には、ロケットアンカー「パンツァーアイゼン」を装備。
外して、ジョイントパーツとリード線をつなげることにより……
射出状態が再現できます。先端のクローも、引き出して開くことが可能。
パンツァーアイゼンで攻撃!
腰部をアップで。このあたりはカラミティの色替えです。
足の付け根軸は、上下にスイング可動します。
底面に↑枠のジョイントパーツを噛ませればアクションベースに対応しますが、接続強度は微妙でした。何度か展示してポーズ付けしていたら落下したので、破損にはご注意を!(>ω<)
脚部は一部新規造形で、
脛の装甲を展開して、対装甲コンバットナイフ「アーマーシュナイダー」を引き抜くことができます。
名称こそアーマーシュナイダーですが、ストライクのものとは別形状です。
ナイフ部分には、ソードカラミティの型式番号である「GAT-X133」のモールドあり。芸が細かいぞ……。
アーマーシュナイダーを構えるソードカラミティ!
バックパックには、新規造形の15.78m対艦刀「シュベルトゲベール」を左右にマウントしています。
中央のメインスラスターは、上下に可動します。
ガシッ
「エドワード・ハレルソン、ソードカラミティ出るぜ!」
ソードカラミティ、出撃!
ドドン。
シュベルトゲベールには専用のビーム刃が付属し、前方と下部に取り付けることができます。
一点注意ですが、本キットには「平手」「握り手」を再現する指パーツは付属しません。
シュベルトゲベールを振り下ろす切り裂きエド!
2本を重ねるようにして持たせ、2つにまたがうようなビーム刃を取り付ければ、このような状態で持たせることもできます。
形状がいい感じですね。
ランナー都合で2つ付属するため、1つは余剰になります。
「俺がいなければ、祖国の人々は…」
マイダスメッサーを持たせてみます。
こちらも、専用のビーム刃が付属します。
ビーム刃は、もちろん2つ付属します。
さらにアクションベース6が2つも付属するので、このように投擲状態を再現することもできます。
地味に豪華な内容になっているな……(*_*)
マイダスメッサーをぶん投げるソードカラミティ!
ベースキットの、FULL MECHANICS 1/100 カラミティガンダムと比較。
アップで。「頭部」「胴体」「腰部」などは色替えですが、
「肩部」「手首」や「脛部」などが変更されています。
やはり、新規造形の武装類が一番の売りで間違いないでしょう。
FULL MECHANICS エールカラミティガンダム(左)も混ぜてディスプレイ。
FULL MECHANICS 1/100 ソードカラミティガンダムの感想
ということでフルメカニクスのソードカラミティのご紹介でした。
元となったカラミティの時点でクオリティが高かったので、今回も満足度の高いガンプラに仕上がっていました。
新規造形が多いうえよく動くし、MGと比べサクっと組めるのも売りの一つかと。
ちなみにソードカラミティはHGでも再現できますが、ホビージャパン付録のソードカラミティ改造キットとHG 1/144 カラミティガンダム(ともに要塗装)が必要になるので、1/144スケールで再現したい方は↓をチェックするといいかもしれません。
以上、「FULL MECHANICS 1/100 ソードカラミティガンダム」のガンプラレビューでした!