今回は「MGリガズィ(逆襲のシャアVer.)」のガンプラレビューです。

機動戦士ガンダム 逆襲のシャアに登場するリガズィの、MGのアップデート版をご紹介。
2024年発売、限定品になります。
旧MG版から合わせ目が目立たない小顔の頭部になり、ボディパーツや肩の軸まわりなどがアップデートされた内容に仕上がっています。
ということで、MGリガズィ(逆襲のシャアVer.)をレビューしていきたいと思います!
MG 1/100 リ・ガズィ(逆襲のシャアVer.)

リニューアルされた、MG版のリ・ガズィさん。
内容的には2001年に発売されたMG 1/100 リ・ガズィのVer.1.5といった内容になっていて、発売済のMG 1/100 リ・ガズィ・カスタムやユニコーンVer.の新規パーツを使い、成形色を変更した内容になっているのが特徴だぞ!(>ω<)
MGリガズィ自体、一般でほぼ再販されていないと思うので、今から買うならこのアップデート版一択だと思いますぞ……。
価格は6,600円(税込)です。

ホイルシールと、プラモオリジナルの水転写デカールが付属します。

こちらが今回使わない、旧MG版のパーツ類。(フィギュアは余剰じゃないかもですが)
頭部とボディはある程度組めますが、頭部は旧フェイス版のアンテナが同梱しません。そのかわり今回使うアンテナが余るので、もし破損しても替えがきく内容になっています。

そして完成したMG 1/100 リ・ガズィ(逆襲のシャアVer.)がこちら。
成形色は「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」登場時の特徴的なカラーリングで再現されていて、頭部や外装・内部フレームなどが一新されているのが特徴です。

旧MG版の頃から立ち姿が素晴らしかったですが、その美しいシルエットは本キットにも継承されています。
ただ、最近のMGのようなつもりで組むと「やっぱちょい古い?」と感じるところは多々あるので、あくまで「Ver.1.5」程度の感覚で購入する方がいいと思われます。

このとおり、接地性はちょい悪です。

それでは通常Ver.のMG(画像左)と比べながら、違いをレビュっていきます。
まずはパッと見で、成形色が明るいライトブルーから少しグリーンがかった色合いに変更されているのが見て取れます。

設定画の種類にもよりますが、少しグリーンがかった色合いは劇中カラーに近付いたようなイメージ。

頭部は一新されていて、少し小顔になっています。

横から。通常Ver.は前後はめ込みのため頭頂部から側面にかけて合わせ目がありましたが、今回は合わせ目が目立たないような構造に。(後頭部にちょいあるような気がしますがモールドっぽくも見える感じ)
またアンテナの長さや取り付け方も変わっていて、

今回はこのように内部のパーツに固定させるように組み込みます。
一般Ver.では前後のパーツで挟み込む構造だったので、固定された感はあります。

胴体を比較。ここは外装をはじめ、内部フレームも変化しています。

コクピットハッチは開閉し、中のフィギュアが見える構造。

↑こちらは一般Ver.のコクピットまわり。
こちらも開閉はするものの、今回の方が内部が作り込まれています。

ちなみに中はこんな感じ。

肩の接続軸も進化していて、前後にしか動かなかった肩が

このように大きく動くようになりました。

腕部を比較。このあたりもちょろちょろ一新されていて、前腕部やハンドパーツが今っぽいパーツで再現されています。

両腕の前腕部にはグレネード・ランチャーが搭載されていて、ハッチは開閉します。
ただ、グレネード・ランチャー自体はレッドで要塗装です。

変形機構を搭載した腰まわりをアップで。

脚部。MGらしく、色分けが良好です。

背部。中央のパーツは、可動します。

今回は、アクションベースと専用のジョイントパーツが同梱します。
※ジョイントパーツは股下にはめ込む凹型

リ・ガズィ、出撃!

それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!

シンプルなデザインのビーム・ライフルは一般Ver.から一新され、合わせ目が目立たないパーツ構造に。
また、ハンドパーツは4本指を交換する最近のマニピュレーターランナーになっており、溝と合わせてガッチリと持たせることができます。

シールドは表面の濃いブルーのパーツと、グレネードが一新されています。
が、見た目的にはそこまで変わらないかな?
表面の濃いブルーのパーツは合いが悪いのか、力を込めて取り付けたら白化してしまったので、みんなは気をつけてね……(*ノェノ;)

ビーム・ライフルを掲げるリ・ガズィ!

正直下半身はそれほど動かないので派手なポーズ付けは苦手なのですが、この見た目でチャラになる感じ?(*_*)

攻撃!ライフルの保持力が増しているので、ストレスが減りました。

肩まわりの可動範囲がアップしているのも、地味に嬉しいポイントです。

背中のサーベルラックは、ハッチが開閉します。

ハンドパーツは、平手の指パーツも両手分付属します。

ビーム・サーベルを装備!
手に持たせる用のサーベルグリップは、別で付属します。

特徴的なビーム刃をアップで。
こちらも、ガッチリと持たせることができました。

サーベルを振りまわすリ・ガズィ!

カッケェ!(>ω<)

それではバック・ウェポン・システムと結合させ、巡航形態であるスペース・ファイター形態を再現してみます。
まずはショルダーアーマーを倒し、腕の角度を変えます。

足の付け根を可動させ、ロックします。

脚部を折りたたみ、

シールドにビーム・ライフルを収納し、各種パーツを取り付けます。

バック・ウェポン・システムの下部に、シールドを装着。

ちなみに↑枠のパーツですが、非常にはめずらかったのでご注意を!(>ω<;)
やはりこのあたりは、2001年製MGの硬さを感じてしまう部分。
ちなみにこのパーツの場合、無理にはめこもうとするのではなく、上下に揺らしながら差し込んでいったら成功しました。

リ・ガズィ本体を、このように挟み込みます。
基本変形ギミックは通常Ver.と同じですが、バック・ウェポン・システムと結合する部分が一部一新されているので、今回の方が変形させやすいです。

スペース・ファイター形態の完成!

横から。

リア側。MGらしく、細かな色分けが冴え渡ります。

頭部のアゴは引いてから結合させるのですが、このように結構ギリギリなため、結合時の破損にはご注意を!(>ω<)
※一応、余剰パーツで折れた時用のアンテナは1セット余ります

ビーム・キャノンをアップで。

下から見た図。

スペース・ファイター形態用の、アクションベース用ジョイントパーツが付属します。
ただ結構外れやすかったので、落下による破損にはご注意を。

突撃!

HGUC 1/144 リ・ガズィと比較。
HGUC版は、2008年発売です。



通常版のMGリ・ガズィとリ・ガズィ・カスタムのレビューは、↓からどうぞ。


MG 1/100 リ・ガズィ(逆襲のシャアVer.)の感想
ということでMGリガズィ(逆襲のシャアVer.)のご紹介でした。
2001年発売の通常版から「頭部」「胴体」「肩まわり」などが一新されていて、スペース・ファイター形態への切り替えも容易になった気がします。
ただやはり足まわりの可動が弱く一部組むのにコツがいるところがあるなど、最近のMGクオリティと比べてしまうと見劣りする部分はあるので、完全なリニューアル版というよりVer.1.5と捉えた方がいい内容になっていると思います。
それと一般版のリ・ガズィは足の付け根軸がポッキリ折れてしまうことが多かったのですが(私だけかもですが両側折れた)、今回は組んでいてそのような不安を感じることがなかったので、今から買うなら今回のリニューアル版一択だと思った方がいいかもしれません。
こちらも限定品にはなりますが、今回の逆襲のシャアVer.とは別にユニコーンVer.もリリースされています。再販タイミングが合えばこちらをチョイスする手もあるので、要チェックだよ!↓
以上、「MG 1/100 リ・ガズィ(逆襲のシャアVer.)」のガンプラレビューでした!





























