今回は「典韋(てんい)アッシマー 賈詡(かく)アシュタロン 攻城兵器セット&合体武装6種(甲)」のガンプラレビューです。
BB戦士三国伝10周年を記念して発売された「典韋アッシマー 賈詡アシュタロン 攻城兵器セット&合体武装6種(甲)」。
ただの再販ではなく攻城兵器と部隊兵の成形色が落ち着いた色に変更、またメタリック成形の合体武装が付属するリニューアル版として発売されました。
という事で、今回は典韋(てんい)アッシマー、賈詡(かく)アシュタロン、ザメルを模した攻城兵器、部隊兵、合体武器の詳細を、写真てんこ盛りでご紹介します!
典韋(てんい)アッシマー 賈詡(かく)アシュタロン 攻城兵器セット&合体武装6種(甲)
こちらのボックスアートは新規描き起こしイラストになります。
ちなみにセットガンプラという事で内容物が多く、そのおかげでかなり厚みのある箱になっていました(*´ェ`*)
付属するシールは多めですがBB戦士としては標準的といったところ。
フラッグのシールを貼るのがメチャメチャ難しかった……w
それでは内容物一つ一つをじっくり見ていきたいと思います。
典韋(てんい)アッシマー
まずは典韋(てんい)アッシマーから。
元山賊の曹操軍衛兵隊長で、曹操を太陽と崇めているアッシマーさんです。
BB戦士という事でもちろんシールが多め、色が足りない箇所が多いですが肩装甲などある程度の色分けは出来ている感じです。
豪大斧は先端にシルバーのシールを貼る構造。
模様がきっちり造形されているのでガンダムマーカーのシルバーで塗装してあげれば映えそうですね。
大きな武器ですが自立は安定しています。
主な肉抜き部分ですが、兜の突起の裏側に目立つ肉抜きがあります。※他にも多数肉抜きアリ
このセット、クリアスタンドも付属するのでプレイバリューはかなり高いです。
足裏は「典韋(てんい)」が刻印されたスタンプになっています。
典韋アッシマーは組み替える事で大斧形態に変形します。
大斧形態専用のスタンド用アタッチメントパーツが付属するので、このようにディスプレイする事ができます。
後述する攻城兵器の一部パーツを使えば曹操ガンダムに装備させる事が可能です。
※このキットには曹操ガンダムは付属しません
三国創傑伝版の典韋、典韋マスターガンダムと比較。
賈詡(かく)アシュタロン
お次は賈詡(かく)アシュタロンさん。
アシュタロンってのがいいよね……w
こんな可愛いのに残忍な戦略家で、暗黒玉璽を使って不死部隊を操る闇の軍師です。
こちらもシールが付属せず色が足りない箇所が多数ありますが、基本的な部分はシールで補えます。
個人的にコイツが組みたくてこのセットを購入しました(>ω<)
暗めの成形色もカッコエエ!
ゴールドのシールはシワがちょっと目立つのでここは塗装した方が良さげですね。
足裏には「賈詡(かく)」のスタンプ。
震星杖はシルバー成形色になっています。
球体のグリーン含め色分けされていませんが、形状が細かいので塗装をすればめちゃめちゃ映えそうですね。
後ろの毒蠍機(どくかつき)を組み替える事により、色々な形態が再現できます。
頭に帽子のようにかぶせば、暗殺者形態に。
毒蠍機(どくかつき)を大型の笠とマントのように装備した状態です。
確かに暗殺者っぽくて非常にカッコヨイ。
通常形態では使わなかったシルバーの尻尾パーツを笠の後ろに差し込んで再現します。
時代劇にも出てきそうですね。
毒蠍機(どくかつき)はこのように単体でもサソリのような形態に組むことができます。
そして賈詡アシュタロンを毒蠍機の下に設置すれば、
戦闘形態の魔蠍形態(まかつけいたい)になります。
強力なハサミと敵を即死させる猛毒を仕込んだ尻尾で攻撃します。
けどカワイイ。
別売りの郭嘉ヴァサーゴ(カクカヴァサーゴ)とディスプレイ。
部隊兵(機駕軍)
機駕軍の部隊兵も2体付属。
こちらは手と足先以外は前後モナカ構造をしており、1色成形になっています。
フラッグはシールを重ねるように貼るのでやり直しが効かず、高難易度でしたw
攻城兵器
お次はザメル風の攻城兵器で、この状態は投石車形態になります。
組み替える事により様々な形態に変形するので、このキット最大の売りと言っても過言ではない出来栄えです。
前から。まさかザメルがキット化する日が来ようとは……。
バンダイさんHGUCもそろそろお願いします(ノェノ)
レバーを倒せば投石できるギミックがあります。
このようにゴムを裏側に組み込む仕掛け。
こういうギミックおもしろいっす。
ただ展開しない状態で飾っておくとゴムが劣化しそうなので、長くディスプレイしておくなら外しておいた方がいいかもしれませんね。
上部に衝角ユニットを取り付ければ、
衝車(しょうしゃ)形態になります。
衝車ユニットは単体としても部隊兵に持たせる事が可能です。
こちらは井闌(せいらん)形態。
城壁を乗り越える時に使う移動式のやぐらになります。
一度パーツをバラして組み替える事で再現します。
単体では味気ないものの、部隊兵を使ってディスプレイすると凄い楽しいw
最後は闘艦(とうかん)形態になります。
こちらも一度バラして組み替える必要アリ。
水上から城を攻撃する時に使用される形態です。
この状態でも投石ギミックが展開可能だ!
合体武装6種(甲)
そして合体武装6種(甲)がこちら。
ゴールドの成形色で色々な武将に装備させる事ができます。
↑の黄蓋グフ&合体武装6種(乙)に付属する乙と組み合わせると、
12合体巨大武装が再現可能になっています。
合体武装の乙が付属する黄蓋グフのレビューは↓
典韋(てんい)アッシマー 賈詡(かく)アシュタロン 攻城兵器セット&合体武装6種(甲)の感想
という事で三国伝セットプラモのご紹介でした。
特に感じたのは攻城兵器の各形態への組み換えギミックが面白く、このセットを買うだけでジオラマ風にディスプレイできる点が非常におもしろいです。
コミックワールドがなかったのは残念でしたが、「典韋アッシマー」「賈詡アシュタロン」「攻城兵器」「部隊兵」「合体武装6種(甲)」とバラエティ豊かなガンプラが詰まっているので、飽きずに楽しく組む事ができました。
そのかわり定価がお高くなってますが実売価格だと2,000円ぐらい(今なら千円台?)で買えると思うので、プレイバリューは高めではないでしょうか。
三国伝のリニューアルは今回(2017年11月)の10周年を逃すと当分出ないと思うので、組む予定があるモデラーさんは店から消える前に買っておいた方がいいかもしれません。
以上、「典韋(てんい)アッシマー 賈詡(かく)アシュタロン 攻城兵器セット&合体武装6種(甲)」のガンプラレビューでした!