今回は「HGBD ガルバルディリベイク」のガンプラレビューです。
ガンダムビルドダイバーズに登場し、改造厨のコーイチが使用するガルバルディリベイクが発売されました。
キットの方は先月発売された「HGUCガルバルディβ」ベースに、鉄血のグシオンリベイクフルシティばりの大質量打突兵器ハンマープライヤー、更にバックパックには大口径榴弾砲を装備した迫力のあるガンプラに仕上がっていました。
という事で発表から気になっていたファンも多いと思うHGBDガルバルディリベイクを、比較画像含めガッツリとご紹介したいと思います!
HGBD ガルバルディリベイク
劇中オープニングのポーズを決めるボックスアート。
今回のHGBDガルバルディリベイクは「HGUCガルバルディβ」のランナーを使用しつつ、新規パーツが付属する構成になっています。
ダイバーはコーイチ(KO-1)。
ナナミさんのお兄さんでガンプラ復帰後はガンダムベースの店員になったビルドダイバーズのお兄さん的存在。
ダイバールックのコンセプトはエルフだそうです。
そして完成したHGBDガルバルディリベイクがこちらになります。
「関節一部」や「脚部・サイドアーマー・バックパック」等にガルバルディβのパーツを使っているものの、追加パーツや武器、成形色の違いでほぼ面影がないような気がします。
ガルバルディβとグシオンリベイクフルシティと近藤先生のモビルスーツを足して3で割ったようなデザインになっていますね……(*´ェ`*)
軽量で機動性の高いガルバルディβから、重装甲化され堅牢性を高めたパワーカスタムが施されていますね。
さすが改造厨コーイチさん……。
フロントスカートが大型化された影響で立ち膝が少し苦手になっていますが、手足の拡がり具合や上半身が360度回転する点などは優秀です。
頭部のモノアイはシールで可動ギミックはありません。
後頭部のホワイトもシールで補います。合わせ目は後頭部に多少出ますがあまり目立たない感じです。
※長いアンテナの安全フラッグはカットしてあります
頭部は、左右の肩アーマーが干渉するまで可動します。
胴体はイエロー部、グレー部が色分けされているのでパーツ分割による色分けは優秀です。
胴体、腰側面も合わせ目が出ないお手軽設計。
肩のイエロー部はシールで補います。上の鉄血モビルスーツのようなマークもシールで補います。
肩上部には合わせ目アリ。
肩側面にある2つのパーツはそれぞれ可動します。
胴体内部のフレームはガルバルディβと同じなので、肩の引き出しギミックは健在です。
腕をかなり前方まで持っていけるので、後述するハンマープライヤーを持たせるのが楽でした。
腕はガルバルディβのような形状をしていますが、実は手首付近が延長されていて新規パーツになっています。
可動はガルバルディβと同じく肘関節から上は固定、下のみ色々な角度に動く特殊な作り。
右腕のみナックルガードが展開できます。
マニピュレーターを保護する展開式装甲で格闘戦で使えるとの事。
左腕はナックルガードのかわりにシールドを装備します。
ここの鉄血風マークはシールで補いますが、シールの下はモールドが造形されています。
シールド裏の滑胱砲は別パーツになっています。
シールド自体は基部でロール回転可能。
バックパックはガルバルディβと同じですが、左側の側面に大口径榴弾砲を挟み込む構造です。
大口径榴弾砲は左右分割のモナカです。
段落ちモールドのようにもなっていないので、合わせ目を消すモデラーさんは要加工箇所。
先端のホワイトラインはシールで、砲口の穴は浅く空いています。
大口径榴弾砲は可動します。
重さで後ろに倒れやすいものの、大口径榴弾砲自体はプラつく事もなくカッチリと位置を固定できます。
大口径榴弾砲で遠距離攻撃するガルバルディリベイク!
フロントアーマーはガルバルディβより大型化されています。
色分けは良好。サイドアーマーの色が違うのが面白いですね。
サイドアーマー自体はガルバルディβと同じパーツを使用。(成形色違い)
各イエローパーツは裏側に取り付けるので少し見栄えが悪いです。気になるモデラーさんはアーマー内を要塗装といった感じです。
脚部は薄いベージュ部分(ガルバルディβ)にリベイクのパーツを重ねるような構造です。
足裏カカト付近に肉抜きあり。
そしてこちらが目玉武器、グシオンリベイクフルシティばりのハンマープライヤーになります。
白いラインはシールで補います。
↑のように刃部分が開閉するもののモナカ構造で合わせ目があり、肉抜きも多数あります。
リアアーマーにマウント可能です。
ここの引っ掛けるパーツがポロリしやすいので、接着してしまった方がいいかもしれません。
片手でも持てますが、ずっと持たせていると手がヘタれてくるような気がします。
※組み立て書では両手で持たせてくださいとの記述アリ
ガルバルディリベイク、ハンマープライヤーを装備!
ハンドパーツの接続強度が良いのでカッチリ持たせる事が出来ます。
※あまり無理な角度をつけると外れますが(*´ェ`*)
また、肘関節まわりのテンションが多少硬く作られているので(おそらくわざと)ポージングが固定しやすいです。
このガルバルディリベイク、ポーズつけたら印象が変わる気がする!
鉄血に出てきても違和感ないデザインですね。
劇中プチ再現、ヤクトドーガソーン(改造品)と。
ハンマープライヤーとフェダーインライフルでつばぜり合いしてたシーンが地味に印象的。
広げてハサミのような形態にしてみます。
避けられぬ比較対象、現る
アキヒロVSコーイチ!
仲良くゲイレールに狙いを定めるリベイクズ!
HGガンダムグシオンリベイクフルシティと比較。
こう見てみると全然似てないですね。
ベースキットのHGUCガルバルディβと比較。
こちらの方がやはり近いですね。近藤先生版ガルバルディβみたいな……(あるのかな?)
ビルドダイバーズ集結!
HGBD ガルバルディリベイクの感想
という事でHGBD ガルバルディリベイクのご紹介でした。
肩上部・武器類に合わせ目が出ますが少なめで、パーツ分割による色分けは良好。
モノアイがシールなのは少し残念でしたが、少ないパーツ数でスタイルの良いガルバルディリベイクが組めるのでパチ組み派の初心者モデラーさんには嬉しいキットになっていると思います。
↑ちなみにHGUCガルバルディβの余剰パーツがかなり出ます。(写真のサーベル刃は付属しません)
「シールド」「サーベルエフェクト」「シール」が付属しないのでガルバルディβを完璧に組む事はできませんが、頭部やビームサーベルの柄、ライフルやライフル持ち手も付属するのでプレイバリューは高くなっています。
なんかガルバルディリベイク作ってたら鉄血のモビルスーツ作りたくなってきたよ……(*ノェノ)
重量感のあるモビルスーツ好きなら満足すると思います!
以上、「HGBD ガルバルディリベイク」のガンプラレビューでした!
『新品 1/144 HGBD ガルバルディリベイク』の在庫を見る
『中古 1/144 HGBD ガルバルディリベイク』の在庫を見る