今回は「HGBD インパルスガンダムアルク」のガンプラレビューです。
ガンダムビルドダイバーズに登場し、エミリアが使用するインパルスガンダムアルクが発売されました。
ベースキットにHGCEフォースインパルスガンダムを使用、アルク特有のブルー成形色に大型のアルクライフルが付属するキットになっています。
そして別売りの兄弟機、インパルスガンダムランシエと下半身のスワップを行えばインパルスガンダムアルクランシエになる事も可能。
という事で、フォースAVALONの副隊長、エミリアの機体HGBDインパルスガンダムアルクをガッツリと見ていきたいと思います!
HGBD インパルスガンダムアルク
インパルスガンダムランシエと同日に発売されたアルク。
こちらは空戦・射撃能力・加速力に優れたセットアップを行った機体になります。
ダイバーはフォースAVALONの副隊長の一人、エミリア。
射撃能力が得意なダイバーで、機体名のアルクも由来がフランス語の「弓」を意味します。
今回のインパルスガンダムアルクはパーツ分割による色分けが優秀なため、シールの量が少ないです。
主に胸中央、サイドアーマー、アルクライフルのセンサー部を補うものが付属します。
付属品はシンプルで、「アルクライフル」「フライヤー形態用スタンドパーツ」のみ付属。
余剰パーツとして、フォースインパルスガンダムの「高エネルギービームライフル」「コアスブレンダー」もついてきます。
※機動防盾(シールド)とシルエットフライヤーは部品が足りないため再現不可です
※ヴァジュラビームサーベルはエフェクト含め付属しません
ベースキットは2016年に発売された比較的新しいHGCEフォースインパルスガンダムを使用。
主に関節パーツ(グレーのランナー)と手脚が元キットのままです。
ランシエとの形状違いは、「頭部・サイドアーマー・プロペラントタンク・武器」の4点になります。
※新規造形部分については細かく後述
綺麗なブルー成形色ですね……(*´ェ`*)
アクセントとして腰とスリッパにベージュが入っているのがかっこいいですね。
ベースキットの同じ弱点を引き継いでおり、接地性はあまり良くありません。
自立は問題ないですが、最近のガンプラ基準で考えるとちょっと残念な部分。(贅沢?
フライヤー形態への変形ギミックのおかげで肩はかなり上がります。
膝もよく曲がり膝立ち可能、上半身は少し引き上げる必要がありますが360度回転します。(引き上げて回転させ接続し直す感じ)
頭部の外装は新規造形です。
目と額のセンサーはシールで補い、アンテナ先端には安全フラッグがあるいつもの構成。
顔はアルク独自でランシエとは形状が違います。
※フェイスマスク部分のスリットのみスミ入れしています
ライトブルーのパーツは左右はめこみ式のため、↑の後頭部と
↑の頭頂部に合わせ目が出ます。
その他、胴体と肩は段落ちモールド化しているため上・側面から見ても合わせ目が出ません。
最近のガンプラって感じですね(*´ェ`*)
胴体中央のセンサーはシールで補います。
このあたりの胸部も新規造形です。
HGCEフォースインパルスガンダムと同様、胴体の内部パーツが露出するため肩がめちゃめちゃ上がります。
ショルダーアーマーは新規造形で合わせ目がありません。
そこから下の腕部はインパルスガンダムと同じ形状の成形色違いになり、腕関節は90度近くまで曲がります。
二の腕は筒状1パーツ、前腕部は目立つ箇所に合わせ目が出ます。
サイドアーマーはビームキャノンになっており、新規造形で合わせ目あり。
表面のパープル部はシールで補います。(写真右)
この部分はランシエと形状が違い、アルク独自の形をしています。
シンプルなバックパックスラスターも新規造形です。
リアアーマーにはプロペラントタンクを2基装備しています。
プロペラントタンクには合わせ目あり。
ここはランシエとは違う部分です。
バックパックスラスターとプロペラントタンクは可動します。
脚部はインパルスガンダムの成形色違いで、側面とふくらはぎに合わせ目が出ます。
足裏はつま先や中央の奥まっている箇所に肉抜きがあります。
このインパルスガンダムアルクのアイデンティティ、巨大なアルクライフルがこちら。
左右分割で↑の箇所に合わせ目が出ます。
大きなグリーンのセンサー部はシールで補います。
アルクライフルを構えるインパルスガンダムアルク!
すっごいかっこいいけど、このキット超シンプルな内容で手持ち武器はこのアルクライフルのみです(*´ェ`*)
ベースキットの頃から思っていましたが、このインパルス系ボディはポージングさせた方が見栄えが上がる気がします。
アルクライフルをぶっ放す風紀委員長!
重さでライフルが垂れ落ちてくることがありますが、ハンドパーツを奥に押し入れるとまた安定する、といった感じです。(ハンドパーツ接続が緩いため)
気になるモデラーさんは要加工といったところ。
余剰パーツの高エネルギービームライフルを装備させてみます。
そしてこちらがチェストコアフライヤー(←)とレッグフライヤー(→)形態になります。
上半身と下半身を分離し位置を変え、アルクライフルを取り付ければすぐに変形完了。
HGBDインパルスガンダムランシエ(→)と比較してみます。
ランシエはランシエジャベリンにプラスしてシールドが付属するので、プレイバリューはランシエの勝利といったところです。
分離!
ちなみに、下半身をスワップさせればインパルスガンダムアルクランシエに変化します。
こちらインパルスガンダムアルクランシエ。
逆のパターンは名前も逆になり、インパルスガンダムランシエアルクとなります。
2体でディスプレイ。
このダイバーズ系インパルス、2体揃えて遊ぶ系のキットかもしれないですね。
ちなみに各機体のパーツを組み合わせ、1体だけを強化する事も可能です。
まずはサブアーマー(←)とプロペラントタンク&水中航行用ブースター(→)を合体させます。
裏はこんな感じ。
インパルスガンダムランシエのシールドにランシエジャベリンの先端を取り付けます。
アルクライフルと合体させた各パーツを取り付ければ、こんな状態も再現可能です。
素のアルクが超シンプルだったので、少し安心する見た目になりました(*´ェ`*)
アルクライフルとランシエジャベリンで同時攻撃!
カルナ、エミリアの全機体でディスプレイ。
※クランシェカスタムはAVALON仕様に塗装しています
ベースキットのHGCEフォースインパルスガンダムと比較。
同じ関節ランナーを使用しているHGCEインパルス系のガンプラでディスプレイ。
フォースAvalonの後半機でディスプレイ。
HGBD インパルスガンダムアルクの感想
ということでHGBD インパルスガンダムアルクのご紹介でした。
シンプルな配色のため色分けがかなり優秀で、可動域も問題なし。
合わせ目はベースキットと同じく「頭部・前腕部・脚部」に加え「サイドアーマー・プロペラントタンク・武器類」と、そこそこ目立つ位置にあります。
弱点としてはここもベースキットと同じで、接地性が少し悪い点。
超シンプルな見た目になっているため好みが分かれそうな機体ですが、ランシエと組み合わせる事で遊びの幅が広がるキットだと思いました。
以上、「HGBD インパルスガンダムアルク」のガンプラレビューでした!
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