今回は「HGBD ガンダムAGE2マグナム シルバーバージョン」のガンプラレビューです。
ガンダムビルドダイバーズに登場し、クジョウ・キョウヤが使用するガンダムAGE2マグナム SV ver.をご紹介。
通常のHGBDガンダムAGEIIマグナムから成形色が変更されたほか、新規造形パーツとして「頭部バイザー」「ビームバルカン」「脚部追加ユニット」「シグマシスファンネル」が付属します。
差し替えでフェニックスモードへの変形も可能。
という事で、HGBDガンダムAGEIIマグナム SV ver.を通常マグナムとの違い・比較画像も含めレビューしていきたいと思います！
HGBD ガンダムAGEIIマグナムSVver.
ガンダムAGEIIマグナムをベースに決戦仕様としてカスタムビルドされたSV ver.さん。
宙空状態を強化するために追加された脚部ユニットが特徴になります。
ダイバーはチャンピオンのクジョウ・キョウヤ。
本編でもチャンピオンの名に恥じない、異常な強さでした(>ω<)
ホイルシールの量は少なく、胸の「A」や細かなグリーン部分を補うものが付属します。
色が足りない箇所は「手の甲一部」ぐらいで、パーツ分割による色分けはかなり優秀です。
付属品一覧がこちら。
※「ハイパードッズライフルマグナム」「シグルシールド」「ビーム・サーベル×２（＋エフェクトパーツ×２）」「Fファンネル×４」「シグマシスファンネル×２」「ハンドパーツ×４（左右武器持ち手・左握り手・左平手）」「フェニックスモード変形用差し替えパーツ」
SV ver.の新規武器はシグマシスファンネルになります。（本体を含めると腰部ビームバルカンも）
その他は「ランナーレススタンド（クリア）」「SV.ver.用支柱パーツ」が付属します。
シグルシールドは一つ余分に組めるのですが、基部パーツが付属しないため余剰になります。
また、ランナーの都合で顔のバイザーパーツ（前面にかぶせるパーツ）が３つ余剰で付属します。
※「AGEII（白）」「マグナム（グレー）」「マグナムSV（グレー）」
※SVのバイザパーツは同じものが２つ付属
今回のSV ver.ですが、宙空状態を再現するための脚部追加ユニットが特徴的です。
スタンドも付属するため、別途用意しなくても浮かせて展示できます(*´ｪ`*)
カラーリングはAvalonカラーの紺色からライトグレーに変更され、印象が変わりました。
この色数少なめの渋い成形色がタマランです！(>ω<;)
バックパックまわりも通常マグナムから変更され、大型ファンネル「シグマシスファンネル」が搭載されています。
それでは細かく見ていきます！
可動域はベースキットのHG ガンダムAGEIIと同じく、かなり広いです。
変形機構の恩恵で腕は水平以上上がり、脚も水平まで開脚します。
膝立ちこそ出来ませんが腕・脚関節は大きく曲がり、上半身も360度回転。
このあたりは文句のつけどころが無いですね。
頭部は顔前面のバイザーパーツ（ライトグレー）が新規造形になります。
口はパープル・グレーと細かく色分けされています。
前後はめこみ式のため、頭頂部・側面に合わせ目が出ます。
ガンダムAGEIIとマグナムのバイザーも余剰パーツとなるため、組み換えできちゃったりします。
こっちも普通にかっこいいですね。
胸中央にはA字シール、その他黄色いダクトや胸などは細かく色分けされています。
※設定画では側面にモールドはありませんが、段落ちモールド化されているため合わせ目が出ない仕様です
肩まわりに変更はありません。
ほとんど目立たないですが、肩側面の白いパーツ（写真右下）に少し合わせ目が出ます。
※４基のFファンネルはすべて合わせ目あり
肩自体は前後に可動し、Fファンネルも各部傾ける事ができます。
腕部は肩内部グレーパーツと肘まわりに合わせ目が出ます。
前から見れば目立たない箇所に出る、といった感じ。
腰回りは左右のビームバルカンが新規造形になります。
合わせ目が出ないうえ、色分けも完璧です。
ビームバルカンは可動します。
（リアアーマーも少し後ろに可動）
脚部は太もも側面に合わせ目が出ます。
ふくらはぎ（ライトグレー部）が新規造形で、
AGEIIアルティメス風な形状に変わりました。
ユニットを展開させれば接地モードへ変化します。
接地モードのマグナムSV ver.がこちら。
足首が左右に傾くため、接地性はかなり優秀です。
背部も新規造形で、大型ファンネルのシグマシスファンネルを２基搭載しています。
変形ギミックの恩恵でジョイントが動き、大きく角度をつける事が可能。
シグマシスファンネルは本体のライトグレー部に一部合わせ目が出ます。
シグルシールドは基部で回転。
クリアパーツのグリーンは通常マグナムと同じ成形色でした。
ハイパードッズライフルマグナムの形状変化はなく、成形色違いになります。
下部パーツが上下にスライドし、安定して持たせる事ができます。
ジャキッ！
ハイパードッズライフルマグナムを構えるAGEIIマグナム SV ver.。
それではポージングいってみます！
いい感じ……(*´ｪ`*)
シグルシールドで攻撃！
腰部ビームバルカンを展開！
ビーム・サーベルはリアアーマー左右にマウントされています。
このあたりの構造は通常マグナムと同じです。
立ちはだかるチャンピオン！
斬りつけるAGEIIマグナムSV ver.！
やば、かっこいい(>ω<;)
肩のFファンネルは手に持たせる事もできます。
クリアパーツが品のある色でかっこいいぞ……(*´ｪ`*)
シグマシスファンネルのクロー部分は展開します。
設定的にはAGE-3オービタルのシグマシスロングキャノンと同じ特性を持ち、曲がるビームを発射できるという特殊ファンネルになります。
シグマシスファンネルを展開！
接地モードで。
そしてこちらがフェニックスモード。
差し替えパーツを使用し変形可能です。
下から。
通常マグナムと比べ、シグマシスファンネルとビームバルカンが追加された事により戦闘力が向上しています。
HGBDガンダムAGEIIマグナムと比較。
SV ver.を接地モードにさせて比較。
FXプロージョン版とHGガンダムTRYAGEマグナムも混ぜ、チャンピオンのガンプラでディスプレイ。
フォースAvalonでディスプレイ。
※「（左）HGBDインパルスガンダムアルク」「（右）HGBDインパルスガンダムランシエ」
HGBD ガンダムAGEIIマグナムSVver.の感想
ということでHGBD ガンダムAGEIIマグナムSVver.のご紹介でした。
通常マグナムからの変更点は、成形色以外だと「顔のバイザー」「腰左右のビームバルカン」「脚部追加ユニット」「シグマシスファンネル」「SV ver.用ランナーレススタンドのジョイントパーツ」となります。
ガンプラとしての完成度（色分け・可動域）は大元のAGE2の時点でかなり高かったため、このマグナムSV ver.も安定のクオリティといった感じです。
特に脚部追加ユニットのおかげでシルエットが変わり、強キャラ感が増したデザインが非常にかっこいいと思います。
主に色が足りない箇所は「手の甲部分（グレー）」ぐらいなので、素組み派モデラーさんにはかなりオススメです。
AGE2もしくはマグナム好きなら満足するクオリティに仕上がっていると思いますぞ。
以上、「HGBD ガンダムAGEIIマグナムSVver.」のガンプラレビューでした！
